ポールズ, スティーヴン(1949-2014)
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このアルバムには、美しくも、どこか仄暗さを秘めた現代合唱作品が収録されています。ガルシア・ロルカの詩を用いたウィテカーの作品はゆっくりとしたテンポに乗って、複雑な調性による抒情的なメロディが歌われます。「ニ長調」で書かれたシンプルなポールズの作品、痛みすら伴うチャイルズの「新月」、慈悲深いペルトの作品(オルガン・パートも含む)などなど、合唱好きにはたまらない曲で満たされています。心が痛い時、この響きに耳を澄ましてみてください。ダラスに拠点を置く「ヴォックス・ヒューマナ」の暖かい歌声があなたをそっと包んでくれるはず。(2013/06/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572511 |
カナダ、アメリカ、英国の民謡を巡り、その国の文化を知る1枚。それぞれ違う文化を持つにもかかわらず、世代から世代へと物語を伝える衝動はどの国でも変わることがありません。2回の大戦による世界的な対立を経験したことで、一層その傾向が強まり、ホルストやヴォーン・ウィリアムズを始めとした20世紀後半から21世紀にかけての作曲家たちが「伝承曲」に新たなアレンジを加え、次世代に伝える試みを行っています。またオリジナルの民謡も次々と生まれており、これらのメロディも永遠に歌い継がれていくことでしょう。演奏はカナダにおける最高の合唱団の一つ、エローラ・シンガーズ。澄んだハーモニーと豊かなサウンドが持ち味であり、世界中で活躍している団体です。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573861 |
現代アメリカにおける作曲家たちの中心人物であり、1973年には作曲家フォーラムを開催し、ASCAPオンサートミュージックの代表を務めているというスティーヴン・ポールズ(1949-)の作品集。オペラや合唱曲で知られ、1982年には有名な「郵便配達は二度ベルを鳴らす」のオペラ化もしている人です。彼は「ブリテンの方法を使えばあらゆる種類の音楽を作曲することが可能だ」と語っており、その作品目録には驚くほど多くの音楽が掲載されています。このアルバムには3つの作品が収録されていますが、弦楽四重奏というアンサンブルを一つのソリストと捉えた「3つの啓蒙の地」での各々の楽器がもたらす相互作用、ホロコーストを題材にしたオラトリオの中で、唯一おちついた間奏曲である「涙のヴェール」の悲嘆的な美しさ、華々しくオルガンが活躍し、最後は有名な民謡で閉じられる大協奏曲と、どの曲も人間の根源に染み透るような独自の風景を持っています。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559740 |
2012年の大統領選挙もほぼ終了し、また新たな一歩を踏み出すアメリカ合衆国。このアルバムは「歴代大統領の言葉」をテキストに用いた合唱曲を中心に収録した、アメリカの精神を探る興味深い1枚となっています。このアルバムは、アメリカの合唱団「エッセンシャル・ヴォイセスUSA」の指揮者であるジュディス・クルマンの発案によるプロジェクトであり、9.11の事件に胸を痛めた彼女が、様々な世代やジャンルの作曲家や演奏家に呼びけ、“21世紀のアメリカ愛国心”を集約した歌集を創り上げたというものです。サミュエル・アドラー、ポール・モラヴェツなど錚々たる顔ぶれによる新しい音楽は、アメリカの新しい決意の表明です。(2013/01/23 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92162 |
神を賛美するための合唱曲集はなぜこんなにも真摯な思いに満ちているのでしょう。それは、プロテスタント、カトリック、東方正教会、中世の伝統に則り整然と歌い上げられるそれぞれの曲に、本当に数多くの人々の思いが宿っているからなのです。古くは16世紀の作品から、現代イギリス、フランス、スコットランドなどの作曲家たちの生み出した作品までその色合いは様々です。荘厳さと敬虔さを併せ持つこれらの曲。シンプルな響きを持つものもあれば、驚くほど複雑な対位法を有しているものもあり、その見事さには驚くばかり。神の存在を感じながら聞いてみてください。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572540 |