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アルチュニアン, アレクサンドル(1920-2012)

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    アミーロフ/アルチュニアン/ナシーゼ/ツィンツァーゼ/アスラマジャン:コーカサスの印象(コーカサス室内管/ベルケメル)

    黒海とカスピ海に挟まれたカフカース山脈と、それを取り囲む低地を指す「コーカサス地方」。様々な民族が入り乱れ多種多様な言語と文化を育んできた肥沃の地です。このアルバムはグルジア、アルメニア、アゼルバイジャンの作曲家たちの作品を集めたもので、どことなくエキゾチックで力強いメロディが横溢した興味深い1枚になっています。2005年に設立されたばかりのコーカサス室内オーケストラの充実の響きをご堪能ください。(2008/01/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570324

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    アルチュニアン/ヴァインベルク:トランペット協奏曲集/ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番(T. ドクシツェル版)(メルケロ/チョ・ジェヒョク/ロシア・ナショナル管/グラーフ)

    【ドクシツェル版のショスタコーヴィチ収録!ポール・メルケロによる重量級トランペット協奏曲集】1995年からモントリオール交響楽団の首席奏者を務めているポール・メルケロが重量級のアルバムでNAXOSに初登場。幼いころにトランペットの演奏を聴いてプロ奏者を志したというメルケロ。彼の人生を変えた演奏者はウクライナ出身の偉大なトランペット奏者ティモフェイ・ドクシツェルでした。ソビエト時代に作曲された3曲のトランペット協奏曲を収めたこのアルバムは、メルケロからドクシツェルへのオマージュになっています。アルメニア民謡のメロディとリズムが特徴的で、今やハイドンやフンメルと並ぶトランペット協奏曲の定番レパートリーとなったアルチュニアン。マーラーの交響曲第5番、メンデルスゾーンの結婚行進曲、ビゼーの《カルメン》、リムスキー=コルサコフの《金鶏》などのメロディが引用されており、謎めいた遊び心を感じさせるヴァインベルク。この2曲はドクシツェルのために作曲されました。ショスタコーヴィチが20台後半に作曲した「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」(ピアノ協奏曲第1番)も自他の作品からの引用が散りばめられたコラージュ風の作品で、ユーモアと華麗な超絶技巧が魅力の人気曲。ここではドクシツェルが作曲家の承諾を得てトランペット・パートを編曲(拡張)し、トランペットを主役に仕立て上げた版を使用していることに注目。冒頭からトランペットがピアノのパートを吹いたり、更にはオーケストラ・パートまで演奏します。高度な技術と持久力が必要なため、録音はこれまでドクシツェル自身のものしかなく、この録音は貴重。トランペット・ファン必聴です。【ショスタコーヴィチの使用楽譜】Transcription for Trumpet and Piano by Timofei Dokshitzer, DSCH Publishers (2009) / Orchestral Score: G. Schirmer, Inc(2022/10/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.579117

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    アルチュニアン/ゴミダス/ババジャニアン/ステパニアン:チェロとピアノのための作品集(トゥアク)

    ハチャトゥリアン作品を始めとする、強烈な個性を持つアルメニアの音楽は、一度聞いただけで、その魅力に惹かれる人が多いものです。作品の持つエキゾチックな味わいと、独特なメロディは確かに心そそられることでしょう。このアルバムの中で比較的名前が知られているのはババジャニアンでしょうか?かれの「ヴォカリーズ」の美しさには思わずため息が出ます。もしかしたらラフマニノフの同名作品を上回る作品かも知れません。思いがけない作品に出会える喜びをお届けいたします。(2015/03/25 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25075

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    アルチュニアン:ピアノ作品全集(メリキャン)

    アルメニアを代表する作曲家の一人、アルチュニアンのピアノ作品全集。アルメニアの民族音楽の伝承に根ざした豊かな情感を持った彼の作品は、ショスタコーヴィチが絶賛したことでも知られ、日本でも近年人気が高まっています。幼い頃から楽才を示したアルチュニアンは、アルメニアからモスクワに留学、じっくりと音楽を学んだ後、故郷エレバンに戻り、1954年にアルメニア・フィルハーモニー協会の芸術監督に就任、またエレバン音楽院で作曲の指導をはじめ、1977年には教授となり1990年までこの地位に留まり、数多くの後進を育て上げたことでも知られています。彼の代表作である「トランペット協奏曲」は超絶技巧を駆使した華やかな曲想が人気ですが、アルチュニアン自身が優れたピアニストであったこともあり、そのピアノ曲も技巧的で、曲によってはショスタコーヴィチを思わせるようなシニカルな佇まいを持っています。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP718

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    アルチュニアン/プラネル/トレッリ/ハイドン/ピアソラ:トランペット作品集(ホーフバウアー)

    ウィーンで活躍するトランペット奏者ヨーゼフ・ホーフバウアー。彼はウィーンで生まれ、ウィーン音楽大学で学び、名手キャロル・ドーン・ラインハルトのディプロマを受け、その後はモーリス・アンドレにも師事しています。ソロ・デビューは1986年、ウィーンの楽友協会でのコンサートで、その後は1992年まではヴィンドボナ・バロックアンサンブルの首席奏者を務め、現在はウィーン・クラシカル・プレイヤーズのメンバーとしても活動しています。また彼は、これまでにも数多くのアルバムをリリース、バロックから現代作品、ジャズ、サウンド・トラックと多岐に渡り、そのどれもが高く評価されています。このsolo musicaレーベルへのデビュー盤は、アルチュニアンをはじめとした「彼のお気に入り」のトランペット協奏曲集で、どれも伸びやかで輝く音色が印象的です。指揮者のマンクーシとは2004年の顔合わせ以来、長年に渡って共演を続けているという気心の知れた仲です。(2016/06/29 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM234

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    アルチュニアン/ペスキン:トランペット協奏曲/デザンクロ:祈祷,呪詛と踊り(セリーナ・オット/ウィーン放送響/パーテルノストロ)

    2018年「ミュンヘン国際音楽コンクール」トランペット部門の覇者、セリーナ・オット。弱冠20歳で、トランペット部門初の女性優勝者となった彼女は、すぐさまケルン放送響、ベルリン・ドイツ響、ウィーン・トーンキュンストラー管、チェコ・フィルなど世界の主要オーケストラと共演。その音楽性とテクニックで人々を魅了しています。5歳でピアノを始め、翌年には父エーリッヒよりトランペットの手ほどきを受け、ほとばしる才能を開花させました。ウィーン国立音楽大学では、マルティン・ミュールフェルナー、カールスルーエ音楽大学ではラインホルト・フリードリヒ、ウィーン市立音楽芸術大学(MUK)ではローマン・リンドベルガーに師事し研鑽を積んでいます。このデビュー・アルバムでは、彼女は20世紀を代表するトランペット協奏曲の名作を華麗に演奏。トランペット奏者なら一度は夢見るアルチュニアン、高度なテクニックが駆使されたペスキン、彼女が最も気に入っているというデサンクロ、この3曲を鮮やかに吹ききっています。(2020/10/23 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C200091

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    コミタス/バルフダリアン/ハチャトゥリアン:20世紀アルメニアのヴァイオリンとピアノのための作品集(マドヤン/グリゴリアン)

    小品ながらも芸術性に富んだ曲を集めた、ヴァイオリンとピアノのための「アルメニア作品集」。アルバムの前半におかれた5作品はアルメニアの司祭、音楽学者、作曲家、歌手、聖歌隊指揮者であり、アルメニア近代音楽の擁護者として知られるコミタスの作品。どの曲にも抒情的な雰囲気がありますが、なかでも「鶴」はアルメニアの賛歌の象徴として強い存在感を放ちます。他にはハチャトゥリアンの『ガイーヌ』、『スパルタクス』からの音楽や、彼の作品番号1となった「舞曲 変ロ長調」、トビリシとモスクワのアルメニア文化施設で作曲を学び、アルメニアの伝承音楽の研究に力を尽くしたアブラミャンの色彩感に満ちた「スケルツォ」、現代アルメニアの音楽発展に多大なる貢献を果たし、1963年には芸術功労者(名誉芸術家)に認定されたバグダサリアンの美しい「夜想曲」など、アルメニアの優れた作曲家たちの作品を紹介。アジアの民謡にも通じる懐かしい旋律が聴き手のノスタルジックな感情を呼び起こします。(2023/10/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574535