アグリコラ, ヨハン(1492-1566)
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作曲家アグリコラ(1720-1774)の名前は、現在ほとんど忘れられてしまっていますが、フリードリヒ・グラウンと同世代の作曲家であり、当時はとても人気のある人でした。史実に残っていることとしては、1763年2月にプロイセン王国とオーストリアの間で結ばれた「七年戦争」の講和条約…フベロトゥスブルク条約のあとに、それまでオペラ上演が禁じられていたベルリン国立歌劇場の再開公演で、グラウンの「メーロベ」を指揮したことでしょうか。グラウンから大きな影響を受けていたアグリコラの心の中は察する他ありませんが、結局、音楽界の中心は彼に移ることはなくそのまま埋もれてしまいました。このクリスマスのための音楽は、静かで敬虔な雰囲気を有した荘厳なもの。バッハのクリスマス・オラトリオに先立つ祝典的な雰囲気を持った隠れた名作です。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777921-2 |
パパ・ハイドンの兄弟、ミヒャエルの男声アンサンブルのための作品集とは珍しいレパートリーです。今日では数多くの男声四部のアンサンブルによる作品を聞くことができますが、この形態が産み出されたのがこのハイドンの頃ということになり、男声四部合唱の成熟の過程を語る上ではずせない作品です。曲、演奏共に完成度が高過ぎて、一般には平凡に響くかもしれません。「戸外で飲む歌」という曲も、その他の酒をテーマにした数々の声楽曲と比べて、真面目過ぎる曲想です。が、男声アンサンブルの新しいレパートリーを探している方には強力にお勧めします。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999333-2 |
ドイツの作曲家、ヴァイオリニスト、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ヘルテル(1727-1789)の宗教作品集です。彼はガンバをヘッセに学び、ヴァイオリンは独習、鍵盤楽器はメルゼブルクの宮廷オルガニストに学んだといい、その作品もほとんどがヴァイオリンやガンバのための器楽曲です。かなり多くの曲を残したようですが、楽譜が散逸してしまったり、または出版されることがなかったため、現在では、ほとんど未知の作曲家として位置づけられています。cpoでは彼の作品を少しずつ発掘し、この創造性豊かな作曲家の本質を顕らかにすべく奮闘しています。この宗教作品集は、ヘルテルが仕えていたメクレンブルク=シュトレーリッツ公国の宮廷で演奏されたと推測されるもので、美しいコラールやモテットをはじめ、祝祭的な雰囲気を表すためにトランペットとティンパニが巧みに用いられた「平和祭のための音楽」が耳に残ります。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777732-2 |