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ヴィルヘルム, ユリウス

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    カールマン:オペレッタ「チャールダーシュの女王」(スロヴァキア放送響/ボニング)

    カールマンと言えば、やはりこの曲です。オペレッタは数あれど、序曲以下、不出来なナンバーが無く、これほどまでに全曲の質が揃う作品は、なかなかありません。既に日本でも人気を博していますが、もっと広く聴かれ、評価されて欲しい!そしてナクソスに何と、オペレッタやバレエ音楽を振らせれば並ぶ者の無い巨匠ボニングが登場。さらに、シドニー生まれのイヴォンヌ・ケニーが歌うタイトルロールは、はまり役と呼ぶに相応しい出来栄え。この名曲に新しい名盤が加わりました。カップリングの管弦楽セレクションもボニングならではの名演です。(2005/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660105-06

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    カールマン:喜歌劇「ジプシーの王様」(ミュンヘン放送管/フロール)

    (2005/03/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777058-2

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    ネドバル:喜歌劇「ぶどう園の花嫁」(シェーンブルン宮廷劇場管/モッグ)

    ボヘミア生まれの作曲家、ネドバル(1874-1930)の楽しいオペレッタです。彼はドイツ語を話すチェコ人の家庭に生まれ、作曲をドヴォルザークに学び、ヴィオラ奏者としてボヘミア弦楽四重奏団の創立メンバーとなり15年間活躍します。同時にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務め、多彩な音楽活動を繰り広げます。その後、ウィーンで繁栄したオペレッタ市場に魅せられ、1906年からウィーンへ行き、いくつかのオペレッタを作曲します。当時、すでに2作目のオペレッタ「ポーランドの血潮」で国際的成功を収めていた彼ですが、この「ぶどう園の花嫁」は、ボヘミア風の音楽を使い、民族色を強く押し出しています。2010年のプロジェクトです。(2011/06/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777629-2

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    ファル:喜歌劇「いとしい弟」(クラッベ/ベーニヒ/ロイダー/フライベルク/ケルン西ドイツ放送合唱団&交響楽団/コーバー)

    オーストリアの作曲家レオ・ファルはオペレッタ全盛期に活躍、いくつかの正統派オペラも書いたものの、代表作は《かわいいアウグスティン》を始めとした一連のオペレッタです。cpoレーベルは2017年にこの《兄弟の争い》をリリースし、2018年は名作《ドルの女王》をリリースする予定があり、ファル作品の復興に力を注ぎます。この《兄弟の争い》はビーダーマイヤー(ウィーンの中流階級)の兄弟の争いを描いた作品で、オーストリア民謡「いとしい弟よ」が効果的に用いられており、甘く美しいメロディが盛りだくさん。1幕仕立ての肩の凝らない楽しい作品です。         (2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777796-2