ハウベンシュトック=ラマティ, ローマン(1919-1994)
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マーカス・クリードによる音楽で巡る旅の最新巻は激動の歴史を辿ったポーランドの合唱作品集。ポーランドは10世紀に国家として認知され領土を拡大するも、18世紀になって4度に渡り国土を隣国によって分割され、一旦は消滅します。第1次世界大戦後、1918年に独立しましたが、第二次世界大戦時に再びナチスとソビエトによって分割。1952年に人民共和国として国家主権を復活、1989年の民主化によって共和国となり、ようやく今の形になりました。そんなポーランド、芸術面では非常に多くの実りをもたらしています。1956年に初めて開催された「ワルシャワの秋」音楽祭で、初めてこの国の音楽に触れた聴衆は、その驚異的な可能性に驚きを隠せませんでした。このアルバムでは、近現代ポーランドを代表する作曲家たちの合唱作品を聞く事ができます。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19017CD |
【世界中の合唱の名曲を集めた好企画、待望のBOX化!】約17年に渡って南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブルの首席指揮者を務めたマーカス・クリードの退任と、SWRレーベルの20周年を記念したBOXセット。世界の名曲を合唱で、ではなく、合唱のために書かれたオリジナルの名作を国(あるいは地域)ごとに、もちろん原語で歌っていくという、世界中の合唱ファンを狂喜させた企画が、約6年間を経ていよいよ完結しました。その歌唱技量と表現力の高さは、昨年発売された「日本」編の美しさで私たちにも実証済み。同時発売の最終巻「バルト三国」編も含めた9枚組で、合唱の世界の奥深さをたっぷりと堪能することが出来ます。それぞれのアルバムをそのままBOXに収めた仕様で、歌唱言語による歌詞を掲載したオリジナル・ブックレットを読むことが出来るのも嬉しいところ。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19100CD |
ロシア系ユダヤ人の両親のもと、イスラエルのハイファに生まれたヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリス。彼の独特な解釈と、超絶技巧を讃えて「魔弓を操る人」と呼ばれています。彼の演奏は、現代の若手たちとは全く違ういわば「19世紀的」なもの。豊かな感情表現(時として過剰なほど)と独自のボーイングとヴィヴラートから生まれる音色は、まさに「泣かせる」演奏であり、聴き手の涙腺を直接刺激するもの。故に彼のファンはとても多いのです。この2枚組は、CD1に協奏曲、CD2にリサイタルの演奏が収録されています。名指揮者スクロヴァチェフスキとがっぷり組んだパガニーニの緊張感溢れる演奏や、現代作曲家ハウベンシュトック=ラマティの「ゼクエンツェス」での予想の上を行く演奏、素晴らしいバルトークとヒンデミットには、思わず手に汗を握るはず。そして、CD2のリサイタル盤こそまさに真骨頂。ギトリスの魔弓が火を噴きます。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19005CD |
「Klangforum Wien」を主宰する作曲家、ベアト・フラーを筆頭に、様々な現代作曲家のピアノ曲を集めた興味深い1枚。ドビュッシーへのオマージュがあり、電子音を交えた曲があり、四分音をたっぷり楽しむ曲がありと、作風も音もヴァラエティに富んでいます。アルバムタイトルの「Nothing is Real」はビートルズの「ストロベリーフィールズ・フォーエヴァー」からインスパイアされた曲。テープ音が用いられている後半では深い残響が不思議な味わいをかもし出しています。(2019/04/05 発売)
レーベル名 | :col legno |
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カタログ番号 | :WWE1CD20223 |