シケリアノス, アンゲロス(1884-1951)
Search results:1 件 見つかりました。
「ギリシア音楽の父」として称賛される作曲家カロミリス(1883-1962)。もともとはオスマン帝国スミルナ出身、イスタンブールで音楽を学びましたが、ウィーンに留学後はアテネに在住。アテネに国民音楽院を創設し、ギリシア音楽の発展を目指しました。民謡に基づくオペラや交響曲が有名です。ワーグナーとリムスキー=コルサコフを賛美していたといい、自身の作風もドラマティックで重厚なものとなっています。このアルバムには、ピエルネが管弦楽用に編曲した狂詩曲や、朗読を伴う「聖ルークス修道院にて」など6つの作品が収録されています。作品はギリシアの民族音楽のリズムと複雑な対位法を多用した、独特の息の長い旋律線を持つ特異なものばかり。どことなく東洋的な雰囲気も漂わせるという、まさに百花繚乱の世界です。(2011/01/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572451 |