ストレイホーン, ビリー(1915-1967)
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何と言っても、ビリー・ストレイホーンが加入してレパートリーの幅が広がったのが40年代エリントンの一つのウリ。そして、ジミー・ブラントンとベン・ウェブスターの加入がもう一つのセールスポイント。ここには「A列車」の初演が含まれていますが、後年の、RCA番「ポピュラー・デューク・エリントン」でおなじみの演奏と殆どアレンジが同じ。レイ・ナンスのミュート・ソロのあと転調してオープンのソロになるところも、いや、ソロのフレージングそのものも。エリントンの曲は、まさにソロが曲の一部だから、毎回同じソロでも気持ちイイのよ。ついでに「チェルシー・ブリッジ」のソリをフラナガンが完コピして名盤「オーヴァーシ-ズ」で演奏してます。大絶賛。一家に一枚!(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120743 |
エリントンはハーモニー感覚が特殊な人だ。19世紀末のロシアの作曲家スクリャービンは音を聴くと色が見えたらしいが、エリントンは色に加えて匂いも感じ取っていたのではないか。ここでも、トグロを巻いたエリントン・サウンドがマックロい情感とすこしばかりクセのある体臭を振りまいている。でも、よくこれだけ次から次に曲が書けますねえ。かなりの曲は「どこかで聴いたあのエリントン・サウンド」のバリエーションだが、これだけの引き出しの多さは驚嘆に値する。絶倫スケベの面目躍如ですなあ。ここでも俺が好きなのは“トンク”や“トランスブルースエンシー”と言った微妙なヘンさをたたえた曲ですなあ。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120811 |
(2004/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120729 |
エリントンの楽譜は結構頻繁にいじられている。勿論、そのときどきの共演者や演奏フォーマットによっていじる必然性もあったのだろうが、やはり彼自身が絶えずいじり続けて「理想のサウンド」を求めていたのであろうことは想像に難くない。ここで聴けるのも、そうした作品の一つ。1946年のラジオ放送版である。特に4部からなる「ディープ・サウス組曲」は彼のトグロ巻くサウンドが堪能できる傑作だ。既にこれが録音されてから60年以上が経過したことになるが、まだこうしたエリントンの「音」の秘密は完全に解明あるいは再現されていない気がする。(2007/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120812 |
1940年代の終わりから50年代初頭は、スイングからビバップへとジャズが変革していく時代。そんな時代のデューク&ザ・ヒズ・オーケストラの軌跡を辿る1枚だ。曲はほぼ時系列に並べられているが、アル・ヒブラーのブルージーなヴォーカルをフィーチャーした「ドント・ゲット・アラウンド~」他、ブルース色を強めた作品が多いのが特徴的。50年代始めに新たに迎えたドラマー、ルイ・ベルソンのダイナミックなソロが有名な「スキン・ディープ」なども、彼のジャズ変革期のさまざまな音楽的試みの一環として聴くと、また新しい遠近感で楽しめるだろう。この後の1956年、伝説の「ニューポート」を生み出す巨匠をより深く理解するために、ぜひとも聞いておきたい貴重なコレクションだ。(2007/11/14 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120814 |
クラシック派ならば、ジャズやポップスを聴くときでも、やはりアコースティック楽器の響きがしっくりくるもの。そんな方が、たまには?クラシック以外をというときには、このライト・クラシックスのシリーズがオススメ、ナクソス、セミクラ部門ではお馴染みの名アレンジャー・指揮者のヘイマンが今回取り上げたのは、20世紀最大の巨匠の一人、デューク・エリントンによるヒットナンバーの数々です。ノリのよいものから、シットリ系まで、オーケストラをフルに使った、手間ひまをしっかりかけたアレンジで楽しませてくれます。特にオーケストラならではストリングスの絶妙の味付けには納得です!(2004/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555017 |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz |
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カタログ番号 | :86057-2 |
フランス北部、ブリュイエールにあるノワールラック修道院で行われたギヨーム・デ・シャッシーのライヴを収録した注目アルバム。フランスの名ジャズ・ピアニスト、ギヨーム・デ・シャッシーと彼を取り巻くアーティストたちの演奏は、冒頭の「ます」と「キャラバン」の融合から何とも独創的。カレン・ヴルチの清楚な歌声が2つの曲を自在に繋ぎ合わせ、チェロ、クラリネット、ピアノがここに絡むというユニークなアレンジです。他の曲もシューベルトとデューク・エリントン作品を中核にしながら、ジャズや現代音楽、インプロヴィゼーションを織り交ぜ、魅力的な世界を見せてくれます。石造りの修道院の豊かな残響も聴きどころです。(2019/09/13 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM019 |
イギリスの作曲家・ピアニスト、ディキンスンの選曲によるピアノ小品集。新型コロナウイルス感染症の影響によるロックダウンで気分が沈みがちな人々の気持ちに寄り添うように企画されました。サティやプーランクのメランコリックな作品をはじめ、ピアノを愛する人にはおなじみのマクダウェルの「野ばらに寄す」を元にディキンソンが作曲した「青いばら」やグーセンスの「哀歌」などの憂いに満ちた曲が収録されています。とりわけ注目したいのがデューク・エリントンの「12のメロディ」。ジャズとクラシックが融合した洗練された旋律が楽しめます。(2021/12/10 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0644 |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz |
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カタログ番号 | :86032-2 |