タイチェヴィチ, マルコ(1900-1984)
Search results:3 件 見つかりました。
タイチェヴィチによるバルカン半島の舞曲と、グランルンドのタンゴヌエボ(新しいタンゴ)。「2つの異なる地域と文化に影響を受けた舞曲からインスパイアされた音楽」の合流点としてこれらを一つのアルバムに収めたかったというヴァイオリニスト、カレッティンとピアニストのガイック。ここに収録されたタンゴはカレッティンのために作曲された曲で、一方「バルカンの踊り」はガイックが子供時代に過ごしたユーゴスラビアの文化が反映された曲。2人は特別な思いを寄せています。カレッティンとガイックは新型コロナウイルスのパンデミックの中、これらの曲をオンライン・ライヴで演奏しました。アルバム録音の際にはを全体の構成から即興的な装飾も含め、そのライヴでの感触が伝わるように演奏したそうです。(2022/09/09 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
---|---|
カタログ番号 | :DSL-92256 |
バルカン半島の音楽には他の東欧諸国の音楽とは異なる独特の味がありますが、国外ではほとんど知られていません。そこで、いわゆる音楽の中心地以外の音楽もくまなく発掘するcpoが今回お届けするのは、クロアチアのゴトヴァツ。彼の作品中最も有名な「交響的コロ舞曲」(昔マタチッチがN響で演奏した)もさることながら、聴きものは「オラチ(農夫たち)」と「グスラ弾き」(グスラとは1弦の弓奏民族楽器)でしょう。暗い情念と時折東洋的な要素が混じり合った音楽に秘められた熱さに魂を揺さぶられずにはいられません。「バルカンの歌と踊り」の前半の「歌」も、大地が奏でる癒しの音楽のようで涙が出ます。タイツェヴィッチのローカル色豊かな舞曲も思わぬ拾い物です。(2001/02/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :999724-2 |
南東ヨーロッパの小国セルビアにおいて、最も重要とされている作曲家、マルコ・タイチェヴィチ。ザグレブ、プラハで学び、ウィーンではヨーゼフ・マルクスに師事したという、この知られざる作曲家の珍しいピアノ作品全集です。バルカン半島の民族音楽から想を得た彼の作品は、どことなくバルトークを思わせる躍動的な部分と、どこか郷愁を帯びたメロディが交錯したミステリアスなものです。演奏するストヤノヴィチ=キリルクはセルビアのピアニスト&教師で、タイチェヴィチの研究家でもあり、現代音楽のアンサンブルも非常に得意としている才媛です。(2009/10/28 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0041 |