ローデ, ピエール(1774-1830)
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(2010/06/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578062-63 |
19世紀フランスのヴァイオリニスト、ローデ(1774-1830)はヴァイオリン学習者の間で「24の狂詩曲」(8.570958)が知られています。しかし彼は、他にも多くのヴァイオリンのための作品を書いていて、例えば協奏曲(8.570469に第7.10.13番を収録)なども素晴らしく美しい出来栄えが称賛されています。この「12の練習曲」は前述の狂詩曲よりも、更に技巧を極めたもので、劇的な曲から、歌に溢れた抒情的な曲まで、ヴァイオリンを演奏するために必要な要素を全て兼ね備えた曲集です。ピアノで言えば、パガニーニがショパンやドビュッシー、ローデはモシュコフスキやモシュレスと言ったところでしょうか。二重奏曲はアンサンブルの粋を集めたような流麗な作品です。ブラジル系ドイツ人ヴァイオリニスト、ケッケルトによる(二重奏では父ルドルフが共演)華麗なる演奏をお楽しみください。(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572604 |
ピエール・ローデ(ロード 1774-1830)は、19世紀フランスのウヴァイオリニスト、作曲家です。彼の最も知られる作品は「24のカプリース」でNAXOSにもすでにA.シュトラウスの演奏で録音があります(8.570958)。彼はボルドーで生まれ、13歳のときにパリに行って名手ヴィオッティの弟子になり、同時期にヴィオッティのヴァイオリン協奏曲第13番を演奏してデビューしたであろうと推測されています。ヴァイオリニスト、教師として大活躍し、ピエール・バイヨとルドルフ・クロイツェルとの共著である「ヴァイオリン演奏の方法論」はパリ音楽院ヴァイオリン科のための教本としても用いられました。彼はまたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第10番の初演者としても知られています。そんな彼ですから、作品の全てはヴァイオリンのために書かれていますが、現在ではほとんど演奏される機会がありません。しかしここで聴くことのできる3曲の協奏曲でわかるとおり、彼の作品は古典派からロマン派への架け橋であり、想像以上に劇的で、例えば20歳の作品である第1番の協奏曲での闘争心に満ち溢れた躍動的なフレーズは、まさに驚くほどの才能の迸りであると断言できるでしょう。1800年頃に書かれた第5番は、牧歌的な性格を有する明るい曲。第2楽章のシチリアーノの美しさは必聴です。そしてロシア滞在中に書かれた第9番は更に劇的であり、ソリストの技量が試される活動的な作品です。やはりこれは聞かずにはもったいない曲ばかりです。 【ローデ:ヴァイオリン協奏曲集(アイヒホルン/パスケ)】 7, 10, 13番(8.570469)、3, 4, 6番(8.570767)(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572755 |
13歳でヴィオッティの弟子になり、師の技巧を存分に受け継いだというローデ(1774-1830)は、もちろん素晴らしいヴァイオリニストになり、多くの弟子たちを育て上げました。またウィーンでは、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第10番をルドルフ大公とともに初演したことでも知られています。そんなローデ、彼の作品の全てはヴァイオリンのために書かれており、中でも13曲のヴァイオリン協奏曲は古典派の協奏曲の大切なレパートリーとして現在でも大切にされています。第2番の協奏曲は彼の同僚でもあったクロイツェルに捧げられたもので、抒情的な導入部だけでも魅力的な作品です。もちろんヴァイオリンパートは入念に仕込まれ、常に滑らかで美しい歌を奏でなくてはいけません。第8番の協奏曲は彼の友人の歌手ジョセフィーナ・グラッシーニに捧られたもの。憂いに満ちた第1主題と、伸びやかな第2主題が特徴的な第1楽章は、まるでメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を思わせる充実の作風を持っています。古典派の歌を勉強した人ならもれなく思い出すであろう「Nel cor piu-うつろな心」のメロディはベートーヴェンを始めとした多くの作曲家たちが変奏曲の主題に用いていますが、このヴァイオリンの名手ローデもその中の一人。なんとも抒情的で技巧的な変奏が施された楽しい作品に仕上げました。「チロルの歌」の主題による変奏曲も、ヴァイオリンの名手でなくては書けない素晴らしい音楽です。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573054 |
ボルドーで調香師の息子として生まれたローデは、幼い頃から卓越した音楽の才能を示し、13歳の時にパリへと上京し名ヴァイオリニスト、ヴィオッティの弟子となります。今は、彼の名前はヴァイオリンの練習曲を作曲した人としてのみ知られていますが、実はこんなに美しい協奏曲も書いていました。ローデ自身は演奏の際ポルタメントを多用し、まことに美しい音を奏でていたと言います。ちなみに若き名手、五島龍氏が現在使用しているヴァイオリンは、このローデが愛奏していたストラディヴァリウス「エクス・ピエール・ローデ」(1715年作)です。(2009/04/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570469 |
ヴァイオリニスト、アイヒホルンが取り組むピエール・ローデのヴァイオリン協奏曲全集の最終巻。このアルバムには最高傑作である第11番と第12番、そして2曲の魅力的な「エアと変奏」が収録されています。ヴィオッティの愛弟子であり、またナポレオンの宮廷音楽家として活躍したローデの作品はどれも優雅で、かつ当時最高難度の演奏技術を駆使したもの。13曲あるヴァイオリン協奏曲は、ヴィオッティ作品と並ぶ、初期ロマン派時代の傑作です。当時の出版社は往々にして日付に無頓着であったため、協奏曲第12番の正確な出版日はわかりませんが、少なくともローデの生前最後に出版された作品であることは間違いなく(第13番は彼の死後に出版)、ロシア皇帝に献呈されたため、第4楽章にはロシア民謡が主題として使われています。躍動的な第11番も充実した書法を見せる作品。カデンツァはアイヒホルンの自作であり、伸びやかで技巧的なフレーズがふんだんに使われています。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573474 |
ヴィオッティの愛弟子であり、またナポレオンの宮廷音楽家として幅広い活動を行ったヴァイオリニスト、ピエール・ローデ。以前NAXOSからリリースされた第7番と第10番の協奏曲(8.570469)で、その偉大な才能に開眼した人も多いことでしょう。今回もヴァイオリニスト、アイヒホルンによる3曲の協奏曲を聴いてみてください。優美さ、抒情性、冴え渡る技巧、そして流暢な音楽の流れ。まさにベートーヴェンやパガニーニに匹敵する素晴らしい作品がここにあります。第3番は壮大で悲痛な面持ち、第4番は端正、そしてスペイン訪問の際に書かれた第6番の素晴らしさと言ったら・・・全く言葉に尽くせません。ヴァイオリンの汲めども尽きぬ魅力がここにあります。各々の曲に付されたカデンツァはアイヒホルンによるもの。バッハのシャコンヌからもインスピレーションを受けたというその音楽。ぜひ楽しんでください。(2011/11/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570767 |
NAXOSからアクセル・シュトラウスの演奏で同曲が発売されたばかりの市場に、息つく暇もなく、CPOからのリリースをお届けいたします。演奏するのはバロック・ヴァイオリンの名手ウォルフィッシュ。前回のクロイツァーでの示唆に富む演奏で、多くの学習者と聴衆に新しい道を開いた人です。ローデのこの作品は、ヴァイオリン演奏に必要な奏法を全て備えた上、高い音楽的表現も要求される難曲。これが完璧に弾けたらパガニーニも恐くない。という代物です。そんな興味深い作品なので、もちろん聴いているだけでもOK。ピアノで言うとショパンの練習曲のような位置づけでしょうか。バロック・ヴァイオリンの渋い響きも心地良さを高めています。(2010/03/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777129-2 |
1774年、ボルドーで生まれたローデは13歳の時にパリへ行き、すぐにヴィオッティの愛弟子となりました。恐らく1790年にデビューを飾り、オーケストラにも参加するようになります。以降様々な音楽家と知り合いになった彼はヨーロッパ全土で演奏会を行い、またヴァイオリンのための作品を数多く作曲、後進の演奏家たちにも多大なる影響を与えました。この24のカプリースは、彼の代表作として知られ、今でもヴァイオリンを学ぶ人たちがパガニーニを演奏する前段階の練習曲として愛用しています。技術だけでなく旋律美に溢れた良質の作品です。(2010/02/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570958 |