アブラミャン, エドゥアルド(1923-1986)
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グルジア共和国のティフリスに生まれ、戦争の影響で、若い頃は飛行機工場で働き、その後トビリシ音楽院でピアノをセルゲイ・バルフダリャンに学び、作曲をアンナ・トゥラシュヴィリに学んだアブラミャン(1923-1986)。音楽院を卒業後はモスクワのアルメニア文化施設で更に作曲を学び、アルメニアの伝承音楽の研究と、伝承に力を注ぎました。多くの作曲家が試みた「24の前奏曲」はアブラミャンにとっても魅力的であったようで、豊かな色彩と独特の構造の中に、アルメニアの旋律を織り込んだ素晴らしい作品として表現されています。ロマン派風の和声や、時にはジャズ風の雰囲気など、形式にとらわれない自由な音楽をお聞きください。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP665 |
最近、何となく注目が高まっているアルメニアの音楽。もちろんハチャトゥリアンは言うまでもなく有名ですが、その後に続く作曲家たちの作品が放つ濃厚な香り(もちろんかなりスパイシー)も多くの聴き手を楽しませているようなのです。このアルバムに収録された6人の作曲家の作品はその筆頭であり、まるでゲームキャラクターのような彼らの特徴的な名前が、そのまま音楽に反映されているのでしょうか?冒頭のコミタスの曲から、背中が何となくゾクゾクしてくること間違いありません。とりわけ静かな人気を誇っているのが、ババジャニアンの一連の作品で、特にトラック16の「エレジー」が醸し出す濃厚な哀愁は、まさに日本の演歌。絡みつくような後を引くメロディはくせになります。これは考えるよりもまず「聴いてみてください!!!」(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573467 |
小品ながらも芸術性に富んだ曲を集めた、ヴァイオリンとピアノのための「アルメニア作品集」。アルバムの前半におかれた5作品はアルメニアの司祭、音楽学者、作曲家、歌手、聖歌隊指揮者であり、アルメニア近代音楽の擁護者として知られるコミタスの作品。どの曲にも抒情的な雰囲気がありますが、なかでも「鶴」はアルメニアの賛歌の象徴として強い存在感を放ちます。他にはハチャトゥリアンの『ガイーヌ』、『スパルタクス』からの音楽や、彼の作品番号1となった「舞曲 変ロ長調」、トビリシとモスクワのアルメニア文化施設で作曲を学び、アルメニアの伝承音楽の研究に力を尽くしたアブラミャンの色彩感に満ちた「スケルツォ」、現代アルメニアの音楽発展に多大なる貢献を果たし、1963年には芸術功労者(名誉芸術家)に認定されたバグダサリアンの美しい「夜想曲」など、アルメニアの優れた作曲家たちの作品を紹介。アジアの民謡にも通じる懐かしい旋律が聴き手のノスタルジックな感情を呼び起こします。(2023/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574535 |