フライジッツァー, ローラント(1973-)
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20世紀の初頭、ウィーンで活躍した作曲家ツェムリンスキー(1871-1942)の代表作として知られる交響詩「人魚姫」ですが、実は通常演奏されている版は、彼がもともとのスコアから14ページも削除してしまったもので、なぜこのような過激なカットを施したのかについての言及もないばかりか、以降のツェムリンスキーはこの作品について触れることもなかったという、何とも不可解な経緯を辿った作品なのです。しかし現在でも、濃厚でロマンティックな響きが愛されているこの曲を、何とか元の状態に戻したいと試みたA.ボーモントの手に拠って新しい版ができあがりました。1934年に作曲された「シンフォニエッタ」の室内オーケストラ版と併せて、名手ストゥールゴールズとヘルシンキ・フィルのしなやかな演奏で、この色彩美をお楽しみください。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1237-5 |
Paladinoレーベル、Orlandレーベルの双方で活躍するフルート奏者エリック・ラム。彼の技巧と音楽性が余すことなく披露された演奏を収録したこのアルバムには、近現代の様々な小品が並べられています。/フルート奏者なら必ず手掛けるドビュッシーの「シランクス」をはじめ、フランス風のしゃれたパッセージを軽やかに吹くかと思えば、クルターク、カーターら現代物もがっちり。プーランクの「廃墟を見守る笛吹きの像」はあまり聴く機会のない珍しい作品です。 (2017/05/19 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0030 |
2005年、ディレクター、ゴットフリード・ラプルと3人の作曲家、フライジッツァー、シュテルク、ハイニシュ(彼らは親友です)が集結。“ディ・ライヒェ”のために何かできないか相談しました。彼らは「新しい協奏曲」を書くことで話がまとまり、選ばれた楽器がホルンだったというのです。19世紀には重要な枠割を負っていたのに、20世紀になってからはあまり活躍の場もないホルンのために彼らは目もくらむばかりの超絶技巧を用いた作品を生み出しました。そのすばらしい芸術の結晶をウィーン放送交響楽団のメンバーであるグアルナシェッリの名演でお聴きください。(2009/01/28 発売)
レーベル名 | :Phoenix Edition |
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カタログ番号 | :Phoenix131 |
ウィーンとベルリンでヴィオラと作曲を学び、現代音楽を得意とするユリア・プルギナとブルガリア出身のヴァイオリニスト、クスマノヴァ=ヴラダルのデュオが奏でる「J.S.バッハと現代音楽」のコラボレーション。バッハの独奏ヴァイオリンのための作品は、プルギナ自身の編曲が施された新しい形になり、彼女が組み合わせた現代曲の中に置かれ「一つの組曲=en Suite」として表現されています。バロック時代の組曲の形式を継承しながら、新しい意味をもたせた興味深い1枚です。(2016/12/21 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0026 |