ライアンズ, ジルダ(1975-)
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このアルバムには、3曲の世界初録音となる合唱作品が収録されています。ジョセフ・トゥリンは、ニューヨーク・フィルハーモニックやリンカーン・センターなどの著名な団体から委嘱を受ける作曲家です。彼のカンタータ「そして再び紅い薔薇は美しく咲く」は、第一次世界大戦をテーマに、戦争で戦い命を落とした人々の声を反映するために膨大な詩や手紙を調査し、選び出したテキストで構成されています。タイトルは、婚約者を戦争で失ったヴェラ・ブリテンの詩「Perhaps」の一節から取られており、この詩は名歌手フレデリカ・フォン・シュターデによって歌われています。リチャード・エインホーンは、オペラ、映画音楽、バレエ音楽など幅広いジャンルで活躍する作曲家です。彼の作品「光る大地」は、仏教哲学者ナーガールジュナの思想にインスパイアされたもので、言葉のないコーラス、弦楽器、ピアノが絡み合い、瞑想的で徐々に変化する響きを持つ音楽です。ジルダ・ライアンズは、作曲家、ヴォーカリスト、ビジュアルアーティストとして、さまざまな音楽スタイルを融合した情感豊かな作品を生み出しており、その音楽は高く評価され、数多くのレーベルからリリースされています。この「モモトンボ」は、彼女の母親の故郷であるニカラグアの火山をテーマにした合唱曲で、詩人ルベン・ダリオの詩からインスピレーションを受け、彼の詩や歴史的な資料を引用しながら永遠に存在する火山と変わりゆく人間の命の対比を描いています。(2024/11/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559944 |
ミルウォーキー生まれの作曲家、ダロン・ハーゲンの歌曲集。1980年代から注目され、オペラ、交響曲、協奏曲など数々の作品の上演で成功を収め、今に至っています。NAXOSからはピアノ三重奏曲と歌劇《シャイニング・ブロウ》がリリースされており、その研ぎ澄まされた音楽は独自の雰囲気を放っていますが、彼の作品の中核を担う350曲を超える歌曲もまた素晴らしいもの。バーバー、バーンスタインの系譜を継ぐこれらの歌曲は、どれも強い主張を持つ精緻な筆致で描かれています。民謡を素材にした作品や、アメリカの作曲家たちに愛されているエミリー・ディキンソンの詩を用いた歌曲も情感に溢れています。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559714 |
「フット・イン・ザ・ドアー (FITD)」はハートフォード大学ハート音楽院の同時代音楽のためのアンサンブル。アンサンブル名はアメリカの実業家アルフレッド・フラーの自伝のタイトルから採られており、「フット・イン・ザ・ドアー=ドアに足を踏み入れる」をモットーにしています。彼らは2015年、レイキャビクで開催された"Dark Music Days Festival"に招待され演奏を披露するなど、国際的に活躍しています。このアルバムに登場する作曲家は全てハート音楽院の卒業生や教授、元教授たちで、どの曲もこのアンサンブルのために書かれたものです。英国のテレビシリーズ"ブラック・ミラー"にインスパイアされたリー・シューインの「The Last Hive Mind」、様々な火の形を探求したというラングストン・ターナーの「Burning Music」、2015年のレイキャビクで演奏されたステーンの「D?PO FLUX」、2018年に起きたニカラグアの抗議デモに触発されたライオンズの「la flor mas linda」、呼吸のプロセスから着想を得たというカールの「Open/Empty」、春の目覚めと新生活を表現した、アルバムタイトルでもあるトゥリンの「Equinox=春分」とどれも独創的な内容を持つ作品が並びます。(2023/04/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559896 |