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ゲルンスハイム, フリードリヒ(1839-1916)

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    ガーシュウィン:ピアノ作品集 2 (バルニーク)

    ユダヤ人医師を父としてヘッセンに生まれたゲルンスハイム。1848年、革命を避けて一家が移住したライプツィヒでモシェレスにピアノを学び、やがてパリに留学。ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を結び、作曲家、ピアニストとして活躍を始めました。生前は高く評価されていましたが、その作品は没後しばらく忘れられてしまい、21世紀になってようやく復興の兆しが見えています。このピアノ作品集第2集は、第1集(TOCC-206)と同じくゲルンスハイム作品の研究者であるイェンス・バルニークの演奏によるもの。10代の作品である「ピアノ・ソナタ第1番」はモーツァルトとベートーヴェンの伝統を感じさせる端正な仕上がり。そしてロマンス、幻想曲と年を重ね成熟したスタイルを獲得し、1895年に書かれた「4つのピアノ小品」ではシューマンやブラームスの影響を感じさせながらも、独自の作風による詩的な音楽を書いています。才能の発露である6~7歳の作品「素早い行進曲」にも注目。(2021/02/12 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0594

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    ゲルンスハイム:ヴァイオリン・ソナタ全集(シッケダンツ/ブライデンバッハ)

    ドイツの作曲家フリードリヒ・ゲルンスハイム。7歳から音楽を学び、13歳の時にライプツィヒ音楽院に最年少で入学、やがてピアノをモシェレスに師事し1855年から1860年まではパリに留学、リスト、ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を持ちました。その後はザールブリュッケンの音楽監督をはじめ、様々なオーケストラを指揮、友人であったブラームスや同時代の作品も演奏しています。このアルバムには14歳の時の習作「ヴァイオリン・ソナタ ホ短調」を含む、ゲルンスハイムの初期から後期に至るヴァイオリンとピアノのための全作品が収録されており、ゲルンスハイムの作風の変遷を知ることができます。とりわけ名ヴァイオリニスト、アンリ・マルトーに捧げられたヴァイオリン・ソナタ第4番はゲルンスハイムの作曲技法の頂点を成す作品とされ、美しい楽想が巧みに構成された見事な音楽です。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555330-2

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    ゲルンスハイム:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番 幻想的小品(ロス/ハンブルク響/ズール)

    最近、復興が進むドイツの作曲家ゲルンスハイム(1839-1916)の作品は、cpoレーベルを筆頭に少しずつ録音も増えています。今回は名手ライナス・ロートをソリストに迎えての2曲のヴァイオリン協奏曲と幻想曲集の登場です。これらはずっと忘れ去られていた作品ですが、今回の新発見とも言えるリリースは嬉しい限りです。ゲルンスハイムはライプツィヒとパリで多くの音楽家たちと親交を結び、多くのものを吸収し、また影響を受けたことで知られています。このヴァイオリン協奏曲にも、メンデルスゾーンやシューマン、そしてブルッフ、ブラームス風の雰囲気が感じられ、メロディの美しさにはチャイコフスキーの面影もあります。音楽を美しいものとして味わいたい人には、ゲルンスハイムの作品はうってつけと言えるのではないでしょうか?(2015/11/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777861-2

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    ゲルンスハイム:弦楽四重奏曲集 1 - 第1番、第3番(ディオジェネス四重奏団)

    一度はその作品が忘れ去られたものの、近年、再び注目され始めた作曲家の一人ゲルンスハイム。cpoレーベルからは交響曲をはじめ、これまで5枚のアルバムがリリースされています。彼の作品の中でも室内楽は大きなウェイトを占めており、彼が尊敬していたブラームスの影響を受けた重厚な作品はどれも聴きごたえがあり、人気を博しています。新しいシリーズは3集に渡る弦楽四重奏曲全曲。第1集には1886年に作曲された第3番と1871年に初演された第1番が収録されており、とりわけ第1番はベートーヴェンを思わせる深遠さ(ブラームスも目標とした)が感じられる力作です。シューベルトなどの初期ロマン派や古典派作品を得意とするディオジェネス四重奏団は、ゲルンスハイム作品の持つ古典的な性格に注目し、がっちりとした音楽を聴かせています。(2019/05/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777387-2

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    ゲルンスハイム:弦楽四重奏曲集 2 - 第5番/弦楽五重奏曲第2番(ディオジェネス四重奏団)

    第1集(777387)に続くディオジェネス四重奏団によるゲルンスハイムの弦楽四重奏曲集。第2集には弦楽四重奏曲第5番と弦楽五重奏曲を収録。第5番の四重奏曲は、1911年にジムロック社からスコアなしのパート譜のみが出版されました。初演は当時ベルリン・フィルのコンサートマスターであったカール・クリングラーが率いるクリングラー弦楽四重奏団。作品は、後期のゲルンスハイムの特徴でもある、小さなモティーフが半音階的な和声を伴い発展していくもので、調性の伝統に根ざしているものの、長調と短調が目まぐるしく交錯し、初期のようなブラームスを思わせる息の長い旋律は影を潜めています。弦楽五重奏曲は1916年3月に初演されましたが、出版されることはありませんでした。ゲルンスハイムは彼にとって最後の室内楽作品になると考えていたようで、難解ではあるものの、それまでの作曲技法の全てが内包されているかのような充実した書法で書かれています。(2023/10/06 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555468-2

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    ゲルンスハイム:交響曲第2番、第4番(マインツ州立フィル/ボイマー)

    第1集(777758)に続くヘルマン・バウマーとマインツ州立フィルによるドイツの作曲家ゲルンスハイム(1839-1916)の交響曲集。今作は第2番と第4番のカップリングとなります。1882年3月16日に作曲家自身によってロッテルダムで初演された「交響曲第2番」は、特徴的なホルンの音色がブラームスの交響曲第2番を彷彿させます。また1895年にベルリンで初演された彼の最後の交響曲である「第4番」は強烈な個性というよりも、当時の音楽の風景(ブラームスやブルックナー、ワーグナーの影響など)を如実に表した音楽で、特に終楽章での歓喜の爆発には、卓越した作曲技法を感じさせます。ドイツ・ロマン派の潮流を汲む知られざる作品です。(2016/07/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777848-2

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    ゲルンスハイム:チェロ・ソナタ全集(ヒュルスホフ/トリンドル)

    ユダヤ系ドイツ人の作曲家ゲルンスハイムが残したチェロのための作品全集。最初の作品である「チェロ・ソナタ第1番」から彼の死の2年前に書かれた「チェロ・ソナタ第3番」に至るまでに、およそ50年の年月を経ており、それは彼の創作活動のほぼ全般に渡っています。初期の作品には明らかにメンデルスゾーンの影響が見られますが、少しずつ独自の作風を獲得していく様子も感じられます。チェロを演奏するヒュルスホフは、以前、ゲルンスハイムのチェロ協奏曲を初演するなど、ゲルンスハイム作品に深い理解を抱いており、このソナタ集でも共感溢れる演奏を披露しています。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555054-2

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    ゲルンスハイム:ピアノ五重奏曲第1番、第2番(オガネシアン/アート・ヴィーオ弦楽四重奏団)

    ドイツの作曲家、指揮者、ピアニスト、ゲルンスハイムの室内楽作品集です。ドイツ連邦共和国のヴォルムスに生まれ、7歳から地元の音楽監督リーベ(シュポアの弟子)に学び音楽の素養を得ました。1848年から革命を避け、一家はマインツ、ライプツィヒと住まいを変え、ライプツィヒではピアノをモシェレスに学びます。1855年から1860年までパリに留学したことで、ラロやサン=サーンスとも親交を深めています。しかしながら彼の作風はドイツロマン派に属するもので、ブラームスやシューマンと同じように堅固な構成を持ち、重厚な音と響きで勝負します。彼の作品は、すっかり忘れ去られていましたが、10年ほど前に交響曲全集が発売された時、熱狂的な聴き手の間で少しだけブームが起きたことがありました。それ以来、少しずつ録音の数も増えてきてはいますが、そろそろ、もっと多くの人に愛されてもよい時期が来たのかもしれません。それほどまでに魅力的な作品ばかりです。(2010/04/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0099

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    ゲルンスハイム:ピアノ五重奏曲第1番、第2番(トリンドル/ジェモー四重奏団)

    ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者ゲルンスハイム(1839-1916)。一時期は忘れられていましたが、最近になってその作品が演奏、録音されるようになり、広く人気を博するようになっています。フランスに留学した際、サン=サーンスやラロと親交を結び影響を受けましたが、何よりゲルンスハイムが愛していたのはブラームスの音楽で、、彼の4曲ある交響曲にもブラームスの面影が横溢していることで知られています。この2つのピアノ五重奏曲もブラームスの五重奏曲に良く似た雰囲気を持ち、特に第2番はブラームスの「クラリネット五重奏」の後継とも呼ぶべき音楽で、しっとりとした風情と重厚さを兼ね備えた素晴らしい作品です。各々の楽器の会話をお楽しみください。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777580-2

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    ゲルンスハイム:ピアノ作品集 1 (バルニーク)

    ユダヤ人医師を父としてヘッセンに生まれたゲルンスハイム。1848年、革命を避けて一家が移住したライプツィヒでモシェレスにピアノを学び、やがてパリに留学。ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を結び作曲家、ピアニストとして活躍を始めました。1897年には王立ベルリン芸術アカデミーの会員となり、1901年には作曲家アカデミー高等学院の院長に任命されるほどの名声を得ましたが、彼の死後、一時その作品はほとんど忘れられてしまいました。近年、人気が復活しはじめ、いくつかの作品が蘇演されています。このアルバムに収録されたピアノ曲も世界初録音。10代の作品である2曲のピアノ・ソナタはシューマンとブラームスを思わせる内省的な美しさを誇り、そのほぼ10年後の前奏曲はショパンの影響を感じさせます。2曲のソナタはピアニスト、バルニーク自身がゲルンスハイムの手書き原稿から修復した版を用いて演奏しています。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0206