サーリアホ, カイヤ(1952-2023)
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北欧とバルト諸国の現代作曲家たちによる、北欧の自然風景、神話、伝説、民謡からインスパイアされた作品を集めた1枚。シェルクシュニューテの「ファンタジア」を除き、どれも21世紀になってから書かれたものであり、時には特殊奏法までもが用いられた多彩な作品を楽しむことができます。演奏はリトアニアのピアニスト、イェヴァ・ヨコバヴィチューテ。五嶋みどりとの共演で日本でも知られる名手です。強靭なタッチから紡ぎ出されるきらめくような美しい音色が魅力的な演奏です。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92251 |
マーカス・クリードによる「世界の合唱曲シリーズ」最新作はフィンランドの作品集です。北欧は合唱が盛んであり、素晴らしい作品の宝庫とも言える地域です。数多い作品の中からクリードが選んだのは、シベリウス、サーリアホ、ラウタヴァーラ、タルヴィティエ、リンコラといった20世紀の作品で、どれも精緻で複雑なハーモニーによって描かれた音の織物のような美しさを持っています。調性を持つシベリウス、ソプラノのソロが特徴的なサーリアホ、民謡風なテイストが組み込まれたタルヴィティエ、神秘的なラウタヴァーラ、ポップス的な要素が強い(楽しい)リンコラと続き、様々なテイストの曲を楽しんだあと、最後はおなじみの「フィンランド賛歌」で締めくくられます。(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19031CD |
アメリカのヴァイオリニスト、ジェニファー・コーによる「バッハとそれを越えて」のシリーズ第1弾です。タイトル通りJ.S.バッハから21世紀の作品までを均等に扱うことで音楽史を俯瞰するというプロジェクトであり現代音楽好きの人にも満足できる内容であることは間違いありません。バッハのシャコンヌが現代の作曲家にどのような影響を与えているかを考えるだけでわくわくしませんか?PART1ではバッハの作品の間にイザイとサーリアホ、マッツォーリの作品を挟みこみます。イザイの作品は明らかにバッハのオマージュですがサーリアホやマッツォーリの作品からはなんとなくバッハの残滓が感じられる程度です。しかしどんなに歪曲されてもバッハの本質は透けてみえてくるのかもしれません。ジェニファー・コーは恐ろしいまでの集中力でこれらの曲に真摯に向き合い各々の曲に命を吹き込みます。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-134 |
アメリカのヴァイオリニスト、ジェニファー・コーによる「偉大なるバッハ作品と現代曲を組み合わせる」というコンセプトに基づいた「バッハとそれを越えて」のシリーズ第2弾です。前作(CDR90000-134)でも、各々の作品に横たわる、300年近くの年代の差をくっきりと表現していたコーですが、今作でもそれは見事に具現化されています。CD1でバッハからバルトークへと曲が移り変わる時、世界中の色が変化するような感覚を味わうことができるのではないでしょうか?そしてサーリアホへと、ヴァイオリンの音色自体も緩やかに溶けて行き、最後はまたバッハで締めくくる…この大胆かつ繊細な演奏は全ての聴き手を魅了します。(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-154 |
このアルバムのタイトル「Resonance linces 共鳴線」は物理学用語から採られたものですが、ここでは時代を超えた作品同士の、また演奏家と作曲家との「共鳴」で生まれた作品群を指しています。サーリアホのドリーミング・シャコンヌはコロンビのチャコーナによるもの、ショウの曲はタリスのモテットに基づく作品。サーリアホの7羽の蝶々は同郷のチェリスト、アンッシ・カルットゥネンとのコラボレーションから生まれ、ブリテンの無伴奏組曲はロストロポーヴィチに触発されて書かれました。コチェフの曲はハイドンのト長調のチェロ協奏曲用のカデンツァとして書かれましたが、このように独立した作品として演奏することも意図されています。(2022/05/27 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92252 |