ビローネ, ピエルルイジ(1960-)
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1960年、イタリア生まれの作曲家ピエルルイジ・ビローネ。シャリーノとラッヘンマンに学んだ彼の作風は「静寂に重きを置きながら神秘的な音風景を描く」というもの。2015年の作品「OM ON」は2本のエレクトリック・ギターによる音の交錯。2本のギターが奏でる音、2つの言葉、どちらも類似性がありながらも相反するもの。タイトルの「OM」は宗教的、とりわけヒンドゥー教と仏教から派生した言葉、「ON」はOFFの反語であり、音が鳴っている状態を示しています。奏者たちは様々な技巧を駆使し、ギター本体を叩いて音を出したり、ギターを語らせるような旋律をつま弾き互いに対話を試みるなど、片時も耳を離すことのできない凝縮された80分です。(2018/11/30 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015057KAI |
KAIROSレーベルから4枚のアルバムをリリースしているイタリアの作曲家ビローネ。前作の「OM.ON」はエレクトリック・ギターのデュオ作品でしたが、今作はオーストリアの大規模な室内楽アンサンブル“PHACE”のために書かれたユニークな作品です。「テキストの音楽表現ではなく、身体の振動から生まれる音と声」を用いたという「FACE」は奇妙な音に満たされており、奏者たちは楽器を演奏するだけでなく、自らの体を叩いて音を発したりと、さまざまな表現が求められます。“PHACE”は11人のアクティブメンバーで構成されており、時には演劇パフォーマンスを行うなど、オーストリアを拠点として多岐に渡るアート活動を行うアンサンブルです。(2019/05/17 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015040KAI |