鈴木鎮一(1898-1998)
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NAXOSの創始者クラウス・ハイマンの妻であり、また優れたヴァイオリニストである西崎崇子氏。彼女は父親、信二氏の手ほどきで4歳からヴァイオリンを始めました。信二氏はスズキ・メソードの創始者である鈴木鎮一氏の親友でもあったため、2人で試行錯誤しながらヴァイオリンの上達法を研究しました。もちろん彼女はスズキ・メソードの第1期生としてそれを吸収、素晴らしいヴァイオリンの才能が花開いたのです。この第1巻は、最初にヴァイオリンに触れる子どもたちが手掛ける曲を収録。きらきら星や、むすんでひらいてなどの小さな曲を一つ一つ仕上げることで、幼い子どもは達成感と情操を身につけていきます。このシリーズは、全て西崎氏の模範演奏に続き、原曲が収録されています。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572378 |
第3集にもなると、小さいながらも協奏曲がレパートリーに加わります。フリードリヒ・ザイツは1848年生まれのヴァイオリニストです。デッサウの宮廷音楽家として活躍し、1884年からは指揮者としても活動しました。彼は優れた教師でもあり、生徒たちに当時最高の技術を手ほどきしたことで知られています。彼の作品を学ぶことで、19世紀のヴァイオリン技術を伺い知ることができるのです。シューベルトとブラームスの美しい子守歌は心の栄養です。そしてバッハやヴィヴァルディの協奏曲は、弾き手に輝かしい自信を与えてくれるでしょう。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572380 |
第5巻では、ヘンデルとコレッリのソナタを学びましょう。「ラ・フォリア」とはイベリア半島起源の舞曲です。もともとの意味は「狂気」や「常軌を逸した」というようなもので、とても騒がしい曲であったようですが、時代とともに洗練され、17世紀では、憂いを帯びたメロディを次々に変奏していく曲として定着しました。とりわけ、このコレッリの曲は名曲として知られています。このメロディは、後にラフマニノフが自らのピアノ曲でも用いたものです。鈴木版は、少しだけ演奏し易くしてあるものの、曲の持つイメージを損なうことなく、やはり演奏する喜びに溢れたものとなっています。ヘンデルのソナタは原曲のまま。高い芸術性とテクニックが求められます。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572382 |
第7集でまず学ぶのは、イギリスの作曲家エクルズの作品です。エクルズについてはほとんど知られてませんが、このソナタは何とも美しいメロディに満たされています。活発なグレトリのタンブーランは、移り変わる曲想が魅力的です。バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタにも触れてみましょう。いつの日にか、ピアノの手助けなしに挑戦してください。クライスラーが愛したプニャーニの作品もステキです。そしてヴェラチーニの堂々たるソナタを仕上げれば、もうあなたは素晴らしいヴァイオリニストです。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572494 |