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Trent, Jo

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    ビング・クロスビー:「リズム・キング」ジ・アーリエスト・レコーディングス 第1集 オリジナル・レコーディングス 1926-1930

    大学を中退したクロスビー青年は、25年にはロスアンジェルスに移り、音楽仲間のアル・リンカーと組んで、メトロポリタン劇場に出演。それが契機になって、当時、人気を誇ったポール・ホワイトマン楽団に加わることになります。27年にはハリー・バリスを加え、リンカーとともに、リズム・ボーイズという名のヴォーカル・トリオを結成し、これが大成功! 楽団との共演盤に加え、リズム・ボーイズのディスクもリリースされます。そんなクロスビーの出発点にあたる時期の録音を収めた当ディスクでは、後年の彼の特徴である甘く囁くような歌い口とは異なり、トリオの一員としてリズミックでコミカルな快唱を披露している点が聴きものになっています。(2003/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120696

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    ベッシー・スミス:第4集「エンプティ・ベッド・ブルース」オリジナル・レコーディングス1927-1928 #NAXOS BLUES LEGENDS

    私、何度も書いたけれどベッシ-・スミスのような「ガブリ寄り」系のブルース・シンガーって、あまり得意でない。ですけど、ジャズの原始形としてのブルースって、押さえとくべき必修課題ではある。いわゆる「ブルージー」な歌い方でないのが意外なところ。個人的に面白かったのが、2曲目 Muddy Water 等でのトロンボーンの「効果音」的用法。ま、J・J・ジョンソン以外のボントロは、皆、効果音的と言えばそうだけれど。思いもかけず、力任せの歌唱法によって「野暮の中の粋」みたいな感じが浮かび上がる瞬間がどのトラックにもある。こういうのが好きな人にはたまらんのでしょうな。(2004/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120725