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フックス, ケネス(1956-)

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    フックス:管弦楽作品集 - アトランティック・リボン/アメリカ狂詩曲/ディヴィナム・ミステリウム/コンチェルト・グロッソ(ロンドン響/ファレッタ)

    2005年に発売された「アメリカン・プレイス」は、やはりロンドン交響楽団とファレッタの見事な演奏で、グラミー賞の2部門にノミネートされるなど、大きな反響を呼びました。このアルバムでは、様々な形態の作品で、その多様性をみせてくれています。作曲家の母方の祖父であるヴァン・ホーク(彼は有名なクルーズ会社“ホーランド・アメリカライン”のエンジニアでした)に捧げられた「アトランティック・リボン」はヨーロッパとアメリカを結ぶ海を描いていて、金管楽器やヴィヴラフォンによって醸し出される音色の妙が見事であり、どことなくドビュッシーの名作を思わせる部分もあります。他には、抒情的なバイオリンとオーケストラのためのロマンスである「アメリカン・ラプソディ」や、不可思議な音像を結ぶ「神の謎」などタイトルからして、ワクワクさせるものが並びます。録音 2011年8月18-19日 ロンドン アビー・ロード・スタジオ(2012/09/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559723

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    フックス:アメリカン・プレイス/夕暮れ/闇の外(ロンドン響/ファレッタ)

    オクラホマ大学音楽学部の学長を務めた、ケネス・フックスの音楽は、非常に爽やかな叙情性に満ちていて、その耳当たりのよさには驚かされてしまいます。特にイングリッシュ・ホルンを独奏楽器とした珍しい「夕暮れ」は、スピリチュアル・ソングの影響を受けて書かれているということもあるのでしょう、その楽器の何か物悲しいような音色もあって、感動的な音楽となっています。「アメリカン・プレイス」は、アメリカ音楽の先達に対するオマージュということですが、これも多彩で親しみやすいサウンドに満ちています。「闇の外」では、一部ゲンダイオンガク的な響きも登場しますが、全体としては、やはり爽やか系です。(2005/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559224

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    フックス:太陽への頌歌/芸術家たちよ、団結せよ(ジョーンズ)

    前作(8.559224)で、その豊かな抒情性をたっぷり味わわせてくれたフックスのまた別の表情を楽しむ1枚です。冒頭の勇ましく晴れやかな行進曲調の「芸術家たちよ~」、うって変わって極めて叙情的な「土地の静けさ」など聴き進めていけばいくほどにこの作曲家の作品の多彩さに舌を巻かずにはおれません。もちろん圧巻は「太陽の頌歌」。フレンチ・ホルンの限界に挑戦したかのようなスゴイ曲。話題の指揮者ファレッタが手堅くまとめます。(2008/04/09 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559335

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    フックス:フォーリング・マン/ムービー・ハウス/無垢と経験の歌(R. ウィリアムズ/ロンドン響/ファレッタ)

    ここに収録された「落ち行く男」は、フックス(1956-)における重要なテーマであり、以前リリースしたピアノ曲「落ち行くカノン」や「落ち行く三重奏曲」(8.559733に収録)と密接な関連があります。これらのテーマ、もともとは2007年に発表されたドン・デリーロの小説「Falling Man」であり、9/11の事件の際、破壊されたワールド・トレード・センターの瓦礫に躓き、恐怖と混沌の感情に襲われた男を描いたものですが、この作品に強い感銘を受けたフックスが、この物語からこの歌を創り上げ、それを様々な作品に転用。そのどれもが衝撃的な風景を思い思いに映し出すのです。この悲しみは永遠に消えることはないでしょう。「ムーヴィー・ハウス」はジョン・アップダイクの小説「金持ちになったウサギ」に触発された作品で、アメリカ人の完成と欲求を象徴的に描いたものです。「無垢と経験の歌」はボルコムの作品と同じく、ウィリアム・ブレイクの詩に基づいたもの。人間の存在の厳しさと牧歌的な無邪気さを併せ持つこの詩は、多くの芸術家に刺激を与えましたが、このフックス作品は独特の視点でこの詩を自らのものにしています。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559753

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    フックス:弦楽四重奏曲第5番「アメリカン」/落ち行くカノン/落ち行く三重奏曲(オライリー/デルレイ弦楽四重奏団/トリオ21)

    ケネス・フックス(1956-)は現代アメリカ有数の作曲家の一人で、彼の作品は世界中で愛聴されています。ここでは3つの作品を収録。最初の「落ち行くカノン」はフックスの友人であるピアニスト、オライリーのために作曲されたもので、2010年に書かれた「落ち行く男」の素材がモティーフとして使われています。「落ち行く男」の元になったのは、デリーロの小説であり、9/11の事件の際、破壊されたワールド・トレード・センターの瓦礫に躓き、恐怖と混沌の感情に襲われた男を描いたものですが、ここからフックスは様々な音楽を導き出したのでした。トラック12のトリオも同じものから派生した曲です。弦楽四重奏曲第5番は、もう少し耳に優しい響きを持っていますが、第3楽章には同じ「落ち行く男」の素材が使われているなど、現代のアメリカの抱えるカオスを見事に表現しています。「落ち行く男」はすでに録音済とのことで、こちらも発売が待たれるところです。(2013/05/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559733

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    フックス:ピアノ協奏曲「スピリチュアリスト」/生命の詩/氷河/ラッシュ(ビーゲル/コーエン/スパー/マカリスター/ロンドン響/ファレッタ)

    アメリカの現代作曲家ケネス・フックスの最新作を収録した1枚。ファレッタが指揮するロンドン交響楽団が演奏するフックスのアルバムはこちらで5枚目となり、2005年の「アメリカン・プレイス」はグラミー賞にノミネートされるなど、作品も演奏も高く評価されています。このアルバムでは、現在フックスが魅了されているというアメリカの抽象画家、ヘレン・フランケンサーラーの絵からインスパイアされたというピアノ協奏曲がメインに置かれています。フックスは1983年に初めて彼女の絵を見て以来、その自由でクリエイティヴな美学に強い影響を受けたといい、これまでにも3つの作品が生まれていますが、このピアノ協奏曲は、彼の作品スタイルにも変化を与えるほどにインパクトの強い作風となっています。3つの楽章にはそれぞれフランケンサーラーの絵画のタイトルがつけられていますが、決して難解な作風ではなく、自然で美しい曲調を持った楽しい作品です。他にはカウンターテナーが歌う「生命の詩」、エレキギターが活躍する「氷河」、ジャズ風の「Rush」の3曲が収録されています。ジャケットに使用されているのはフランケンサーラーの「Silent Wish」です。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559824

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    フックス:ポイント・オブ・トランクィリティ/クリスティーナの世界/躍進/永遠の自由(ケース/アメリカ・コースト・ガード・バンド/ウィリアムソン/レンショウ)

    ジョアン・ファレッタが指揮する作品集(8.559824)で第61回グラミー賞(ベスト・クラシカル・コンペンディアム部門)を受賞したアメリカの作曲家ケネス・フックス(1956-)の吹奏楽作品集。フックスは高校時代に初の吹奏楽作品を作曲、その後、アルフレッド・リードからシンフォニック・ウィンドのオーケストレーション指導を受け、ジュリアード音楽院ではパーシケッティに師事、吹奏楽作品への造詣を深めました。フックスはこれまでにもアメリカ空軍をはじめとした多くの団体のために吹奏楽作品を書いており、このアルバムに収録された作品も様々な団体や個人から委嘱されたもの。フックスが愛する絵画からインスパイアされた2曲の「牧歌」、サクソフォン協奏曲、ファンファーレなど楽器の特性を生かしたユニークな7作品を楽しむことができます。(2020/08/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573567