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コルベッタ, フランチェスコ(1615-1681)

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    ウッチェリーニ/カプスベルガー/フェッラーリ/フレスコバルディ:室内楽作品集(エル・ムンド/サヴィーノ)

    このタイトルに付されている「アルテミシア」とは、バロック期の女性画家アルテミジア・ジェンティレスキのこと。当時は女性の画家という存在自体がなかなか認められることなく、師からは性的暴力を受けるなど、悲惨な青春時代を送ります。結婚後フィレンツェに移り、ようやくその才能が認められ、フィレンツェ芸術院初の女性会員となります。ここでは多くの芸術家たちと交流を持ち、時にはガリレオ・ガリレイとも手紙をやりとりするなど、華々しく活躍しました。そしてローマに戻るも、そこでは名声を得ることが出来ず、結局ヴェネツィアを経て、ナポリに移住し、この地で多くの作品を残します。1638年にはロンドンに旅行し、その地にも一時住んだとされています。このアルバムでは、当時、彼女が各地で聞いたであろう音楽を通じて、その生涯を追っていくというものです。この当時の知られざる音楽に力を注ぐアンサンブル、エル・ムンドの演奏です。(2015/11/25 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92195

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    コルベッタ/ヴィゼ:ギターとテオルボのための組曲集(ベロック/モスカルド)

    コルベッタと聴いて反応できる方は相当の通です。彼はルイ14世にギターを教えた、知られざる重要人物なのです。おかげでローカルな楽器だったギターもヨーロッパで流行しました。彼の音楽は、ここで聴ける「王のギター」もそうですが戦争を題材にしたものが多く、さぞかし王様は喜んだことでしょう。ギターがちょっとお洒落な楽器だったことは古今共通、耳に心地よい感触です。コルベッタの弟子ヴィゼは更にメロディラインが素敵な曲を残しました。クレマン・ジャヌカン・アンサンブルのベロックと、コンセール・スピリテュエルのモスカルド、注目の競演で。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553745

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    コルベッタ:王のギター(ヴァッレロトンダ/ズリアン/イ・バッシフォンディ)

    【ヴァッレロトンダとズリヤン。異能の撥弦奏者二人が探る17世紀の光と闇】フランスの太陽王ルイ14世が私的に愛奏したスペイン式ギター(バロックギター)の名手で、フランスと英国をまたにかけ活躍した名手コルベッタ。17世紀初頭にボローニャで生まれ、世紀半ばまではイタリア半島を拠点にスペイン式ギターのための曲集を何冊か出版していましたが、1650年代にルイ14世の祭典に加わり頭角をあらわし、1660年代には王政復古期のイングランドでも新王チャールズ2世や有力貴族たちから広く愛顧を受けました。それぞれ英仏両王に捧げられた2集の『王のギター』(1671年と1674年に出版)は今日でもバロックギター奏者たちの重要なレパートリーとして有名ですが、イタリアの異才撥弦奏者が集うイ・バッシフォンディの主宰者シモーネ・ヴァッレロトンダはここで、イタリア時代に遡ってコルベッタの作品を集めた網羅的な選曲でこの作曲家の至芸を概観。ギター二重奏を中心に、曲によっては打楽器や歌唱も加え、長いネックが特徴的な南イタリアの民俗楽器コラショーネ、かき鳴らす奏法に特化したキタラバッテンテなども使いつつ、欧州各地の宮廷文化に留まらないこの作曲家の着想源の豊かさを広く伝える選曲と解釈を聴かせてくれます。ギター二重奏のパートナーは、中世まで遡るリュート研究と幅広い演奏スタイルの使い分けで注目を集めるスロヴェニア出身の名手ボル・ズリヤン!作品背景を適切にふまえながら流麗なサウンドを自在に駆使するヴァッレロトンダと共に、モンテヴェルディ存命中のイタリアからリュリ全盛期のフランス様式まで、既存の録音群とは一味違った新鮮なコルベッタ像をお楽しみください。(2024/01/12 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A556

  • コルベッタ/ド・ヴィゼー:ギター作品集(コンテ)

    偉17世紀最高のギタリストであったコルベッタは若き日のルイ14世をはじめ、ロンドンでも王族や貴族たちにギターを教えるほどの名手でした。彼の弟子とされるロベール・ド・ヴィゼーもルイ14世の宮廷音楽家として活躍(歌手としても記録されている)、ギターやヴィオールを教えていたと言われます。このアルバムは、そのルイ14世のために書かれたギター音楽集であり、洗練された高度な技巧を用いて書かれた一連の音楽は、当時の文化を余すことなく伝えています。バロック・ギターの第一人者ロザリオ・コンテによる演奏です。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16278

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    ファーゴ:声楽作品集(ストラーノ/サンタ・テレサ・デイ・マスキ/マンツォ)

    イタリア・バロックの作曲家、ニコラ・ファーゴ(1677-1745)のカンタータ集。彼の生まれた町ターラントは舞曲「タランテラ」の発祥の地(毒グモの名の由来でもある)とも言われています。1500年頃から1800年代初頭にかけて、ナポリには数多くの音楽院が存在し、数多くの孤児や女性を含む若者が音楽を学んでいました。ニコラ・ファーゴは音楽院の中でも、とりわけ才能ある音楽家を輩出したピエタ・ディ・トゥルキーニ音楽院の出身であり、ここの卒業生たちのほとんどは次世代の子供たちを教え、その伝統を伝えていました。そんなファーゴは「室内カンタータ」の形式を発展させた人として知られています。ここに収録されている6曲のカンタータはいずれも独唱と室内楽によるもので、生き生きとしたリズムによる魅力的な曲ばかり。アルバムには同時代の作曲家の器楽曲を合わせ、全体が小オペラのようにに仕立てられてるところにもご注目ください。(2016/10/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0367

  • プレイフォード/ロック/コルベッタ/パーセル:17世紀の室内楽作品集(ブライヒ/シュテンプフェル)

    イングランドの楽譜出版者J.プレイフォードが収集した「英国式舞踏指南」は1651年に初版が出版され、以降100年に渡って17回もの再版を重ねたという当時のベストセラー。17世紀イングランドの舞曲を知る上での貴重な資料として知られています。とはいえ、演奏自体は自由度が高く、演奏家の裁量に任されている部分の多いものです。同時代の作曲家たちの舞曲を合わせつつ、ラ・ベアタ・オランダが即興的、かつ柔軟で楽しい音楽を聞かせています。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16273