リゲティ, ジョルジ(1923-2006)
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チェリスト、フレデリック・ロセレットの演奏は決して派手ではありませんが、堅実なる技術と表現は、過去の偉大な巨匠に匹敵するものと言えるでしょう。このアルバムはベリオ、リゲティ、デュティユーの3人の近現代作曲家の無伴奏作品と、この分野における聖書ともいえるバッハの「無伴奏」を組み合わせたもの。この演奏のためにロセレットが選んだ楽器は2004年にカルロス・モレノによって復刻された「1725年 Guranchino」のコピー。バロック式の楽器から豊かな音色を引き出しています。(2013/03/20 発売)
レーベル名 | :Yarlung Records |
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カタログ番号 | :YAR07498 |
1978年、ギリシャ生まれのギタリスト、コスタス・トシディスの強烈なコレクションです。現代曲を得意とする彼らしく、タイトルの「UNREAL」とは「非現実的な」の意味であり、収録された曲も幻想的でミステリアルなものばかり。しかしどれもが驚くような既視感を持って迫ってきます。リゲティのソナタはトシディス自身がギター用に編曲したもので、これがまた絶品です。彼自身はミスケラネア・ギター四重奏のメンバーとして様々な作品を紹介することにも力を注いでいます。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Contrastes Records |
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カタログ番号 | :Contrastes12201402 |
モーツァルト、ベートーヴェンはもちろんのこと、どんな作品でも完璧に弾きこなすトルコの女性ピアニスト、イディル・ビレット。初期のNAXOSレーベルの立役者でもあった彼女は、現在、各レーベルに散らばっている自らの録音を集約し、「イディル・ビレット・アーカイヴズ」として世に出しています。そんなビレットが最も得意としているのはなんと言っても「現代の作品」であり、デビュー直後からブーレーズやリゲティ作品をバリバリ弾きこなすことで評判を取っていたことでも知られています。この15枚組には、バルトークからストラヴィンスキー、そして前述のブーレーズやリゲティまで、1950年代から2010年代までの演奏が収録されています。彼女の恩師であるヴィルヘルム・ケンプの「バッハ編曲集」や、トルコの作曲家サイグン自身が指揮してバックを務めた協奏曲など、興味深い作品が並んでいます。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Idil Biret Archive |
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カタログ番号 | :8.501504 |
エルベ川の支流にあるハンブルクは、長い間音楽都市としてその名を誇っていました。18世紀にはテレマン、C.P.E.バッハが市の音楽監督を務め、ロマン派時代にはメンデルスゾーンやブラームスがこの地に生まれ、現在はNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団が本拠地とするなど、現代でも話題の多い都市です。ハンブルクには小さな博物館がいくつもあり、ブラームスやテレマン、メンデルスゾーンなどの資料が展示されています。このアルバムはハンブルクに関連した作曲家の興味深い作品を集めて演奏したもの。ハンブルクで生まれた作曲家、ハンブルクで初演された作品などさまざまな曲が選ばれており、演奏する2人もまたハンブルクを拠点に活躍するという、まさに「ハンブルク」尽くしのアルバムとなっています。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM300 |
NAXOSの新しいシリーズ「モダン・トランペットの芸術」。20世紀から21世紀にかけてトランペットとピアノのために書かれた様々な作品を集めるという趣旨のもと、第1集では1906年に作曲されたエネスコの「伝説」をはじめ、ヒンデミット、マルティヌーら近代の作品から、マクスウェル・デイヴィス、リゲティといった現代作品を収録しています。なかでもエネスコの「伝説」は、楽器特性の進歩により半音階奏法が完全に可能となった証と言える作品で、近代トランペット作品の中でも重用視される曲。他のレパートリーでも数々の特殊奏法を用い、万華鏡のような音色を駆使しており、トランペットの可能性を極限まで追求した聴きごたえのあるものばかりです。アンサンブル「セプトゥーラ」のメンバーであり、バーゼル交響楽団の奏者、ヒュー・モーガンの超絶技巧でお楽しみください。使用楽器:YAMAHA(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573995 |
来日公演でも話題を呼ぶ現代最高の弦楽四重奏団のひとつ、ルーマニア出身のベルチャ(ベルチェア)四重奏団。Zig-ZagTerritoiresレーベルから2013年に突如リリースされた鮮烈なベートーヴェン弦楽四重奏曲全集は、もはや新時代のスタンダードといってよいでしょう。その後Alphaレーベルでは新ウィーン楽派(Alpha209)やショスタコーヴィチ(ピョートル・アンデルシェフスキとの共演盤。Alpha360)でもすぐれた音源を制作。さらに今度は中東欧の20世紀へ――ヤナーチェクの全2曲とリゲティで新境地を垣間見せてくれます。ロマン派作品に造詣の深い彼らが、作品に生々しい血脈を与える演奏解釈でこれら異色の有名作をどう味あわせてくれるのか。とくに「夜の変容」はリゲティがまだバルトークの強い影響下にあった1950年代、近隣諸国の作曲家ではプロコフィエフやマルティヌーなどがまだ存命中だった頃の作。ヤナーチェク晩年の2傑作と並べてみることで、意外な伝統的書法とのつながりと先進性のせめぎあいが浮き彫りになることでしょう。国内仕様ではプログラム解題につながる解説の日本語訳もついています。(2019/05/17 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA454 |
(2017/10/20 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-1010 |
シューベルトとリゲティを組み合わせた「an experimental recital=実験的なリサイタル」と名付けられたユニークなプログラム。小さな素材を限りなく発展させていくという作風は、活躍時期に150年以上の開きがある2人の作曲家における共通の特徴であると考えるグラウとシューマッヒャーは、プログラムでもごく自然に各々の作品を連続して演奏、聴衆の拍手によって中断されながらも、まるで一つの作品であるかのように聴かせます。このような古典派とアヴァンギャルドの並置は、常に聴き手の耳を鋭敏にします。(2018/07/20 発売)
レーベル名 | :col legno |
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カタログ番号 | :WWE1CD20102 |