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New Releases - 2024年06月 発売タイトル

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    モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番、第21番(チェン・ゼン/マンハイム・プファルツ選帝侯室内管/レスナー)

    モーツァルト所縁の地マンハイムで録音された2曲のピアノ協奏曲集。ピアノを演奏するのは中国出身のツェン・ゼンで、北京の中央音楽院で学んだ後、ニューヨークで研鑽を重ね米国とヨーロッパで演奏活動を行う実力派ピアニストです。ウィーン出身、バーデンのベートーヴェン・フィルハーモニーの創設者兼芸術監督でもあるトーマス・レスナーの指揮のもと、オーケストラとピアノが一体となって、2つの作品に取り組んでいます。 (2024/06/28 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM458

  • ヘンデル/ハイドン:独唱カンタータ集(カーツ/カレスティーニ・アンサンブル・ウィーン)

    南アフリカ出身のメゾ・ソプラノ歌手メガン・カーツのソロ・アルバム。もともとはピアニストとしての研鑽を積んだ彼女ですが、12歳の時にオーケストラとモーツァルトの「アレルヤ」を歌い歌手としてコンサート・デビューを果たしました。その後はウィーン音楽舞台芸術大学で学び、数多くの賞を受賞しています。現在はウィーンに拠点を置き、古楽と現代音楽の両面で活躍しています。このアルバムでは彼女の音楽仲間によって結成されたカレスティーニ・アンサンブル・ウィーンとともに、ヘンデルとハイドンの作品を演奏。かつてはカストラート歌手が歌ったレパートリーを、カーツは陰影のある美しい歌声で情感豊かに歌い上げています。(2024/06/28 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM459

  • キール:アース・ヴィジル(アンデミカエル/ランカスター/コンスピラーレ/ジョンソン)

    【「ポスト前衛」を感じさせる人間味豊かな合唱オラトリオ】米西海岸の合唱団カペラ・ロマーナやシャンティクリアなど声楽アンサンブルとのコラボレーションに豊かな経験を持ち、サンフランシスコ響やオレゴン響、クリーヴランド室内管などからも作品委嘱を受けてきたアメリカの作曲家ロバート・キアによる、環境破壊への警鐘と自然讃美を高らかに謳いあげるオラトリオ。北米各地のプレイヤーが集い、指揮者クレイグ・ヘラ・ジョンソンと共に2015年グラミー賞最優秀合唱パフォーマーに輝いたコンスピラーレはharmonia mundi USAにも録音が多い俊英団体で、他にもキアの作品を数多く演奏してきた実績を持ちます。バッハ・コレギウム・ジャパンやヘンデル&ハイドン・ソサエティなど古楽器楽団にも客演しつつ近現代作品にも抜群の適性をみせるアウェト・アンデミカエルのソウルフルな美声と、伸びやかで温もりと透明感を兼ね備えたスティーヴ・ランカスターの中低音を軸に、7人の楽器奏者と時に室内楽的、時にシンフォニックな響きを織り上げる声楽家たちの柔軟な音楽性はきわめて魅力的で、オルフやグレツキなどにも通じる新古典的書法の美をよく際立たせています。(2024/06/21 発売)

    レーベル名:Delos
    カタログ番号:DE3604

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    J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番/ケージ:プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード集(カレッティン/ガイック)

    バッハとジョン・ケージを組み合わせて聴くことで、バッハの新たな聴き方を提案するアルバム。バッハをUncage=ケージ(檻)から出すというタイトルが付けられています。バロック舞曲のリズムに乗って厳格精緻に組み上げられたバッハの音楽と、少ない音数と予測の難しい自由な流れによって瞑想に誘うかのようなジョン・ケージの音楽による双方向の異化作用が体験できます。(2024/06/21 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92273

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    モーツァルト:アダージョとフーガ K. 546/協奏交響曲 K. 364/交響曲第27番(ミラーニ/ラニエーリ/フェルッチョ・ブゾーニ室内管/ベッリ)

    1965年にトリエステのヴェルディ歌劇場のメンバーによって創設された新フェルッチョ・ブゾーニ管弦楽団。楽団名はブゾーニの母親がトリエステ出身であることにちなんでいます。このアルバムでは、バロック音楽を思わせる厳粛な雰囲気の「アダージョとフーガ」、RAI国立交響楽団の第1奏者二人を迎えたフランス風の協奏交響曲、急緩急の3楽章構成でフガートによるプレストの終楽章で締めくくられるユニークな交響曲第27番という、性格の異なるモーツァルトの3作品を演奏しています。(2024/06/21 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS8012

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    アルカディア再発見 - 18世紀トリノのソプラノ独唱カンタータ集(アカデミア・デル・サント・スピリト/ロンツィッティ)

    バロック後期イタリアの作曲家アンドレア・ステファノ・フィオーレ。彼が活躍した時代のローマでは様々なジャンルの文化人が発足させた「アカデミア・デル・アルカディア」が、文化や芸術の交流などに力を尽くしていました。このアルバムでは、その団体のメンバーとして活躍するとともに、トリノの宮廷楽団の指揮者を務めたフィオーレの「ソプラノ独唱のためのカンタータ」を中心に、同時代の作曲家でトリノの宮廷でフィオーレの後任を務めたジャイの知られざる作品を併せて収録。ギリシャ神話の物語と音楽の融合を図ったアカデミア・デル・アルカディアの精神が窺える見事な作品が楽しめます。独唱は、ミラノ生まれのソプラノ、パオラ・ヴァレンティナ・モリナーリ。数多くのオペラの舞台を踏み、バロック音楽の解釈にも秀でています。(2024/06/21 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS8027

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第15番(V. デレヴィアンコによる室内楽編)/エスケシュ:ステンドグラス(トリオ・メシアン/トロイ・クセナキス)

    ショスタコーヴィチ本人もその出来栄えを激賞し、ギドン・クレーメルらも録音している交響曲第15番のヴィクトル・デレヴィアンコによる室内楽版の新録音が登場。演奏するのはいずれもパリ高等音楽院を卒業したメンバーにより結成された、ピアノ三重奏団トリオ・メシアンと打楽器アンサンブルのトリオ・クセナキスです。カップリングはフランスの作曲家、オルガニストのティエリー・エスケシュによる「ステンドグラス」。ライヴならではの緊張感が心地よいアルバムです。(2024/06/14 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM063

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    ペツ:ドゥープレクス・ゲーニウス(ラルパ・フェスタンテ)

    バッハより約20歳年長のヨハン・クリストフ・ペツによるソナタ集の貴重な録音が登場。幼い頃に聖歌隊で歌いながら音楽の素養を身につけたペツは、24歳でバイエルン選帝侯の宮廷楽師となり、留学先のローマでアルカンジェロ・コレッリに師事してイタリア音楽の様式を身につけます。帰国後はボンやミュンヘンの礼拝堂の楽団で働き、1706年から亡くなるまでヴュルテンベルク公エーバーハルト・ルートヴィヒのカペルマイスターとして楽団のレベル向上に尽力しました。ここに収められた「ドゥープレクス・ゲーニウス」はローマから帰国した後の1690年代前半に作曲されたと推定されており、バイエルン選帝侯に捧げられました。1696年にアウクスブルクで出版されると人気を博し、ロンドンやアムステルダムでも出版されています。各曲は旋律楽器である2つのヴァイオリンと通奏低音によるトリオ・ソナタの形式を採り、コレッリの作品5の系譜に連なるもの。各ソナタは4から9の楽章から成り、緩急の対照や楽想の使い分けにより多彩な表情を見せています。ペツは初版楽譜のタイトルで「ヴィオラ・ダ・ガンバやチェロと同等の技術で演奏可能なアーチ・ヴィオラ」なる楽器を追加していますが、これが何を指すのかは不明で、ここではチェロを充てています。(2024/06/14 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555392-2

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    ディッタースドルフ:オウィディウスの「変身物語」による交響曲集(ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管/スカリオーン)

    LP時代から人気のあったディッタースドルフの「変身物語」に基づく交響曲集に新録音が登場。1781年、ディッタースドルフは古代ローマの詩人オウィディウスの『変身物語』に基づく交響曲シリーズの作曲を計画します。この物語は古代神話の登場人物たちが動物や植物、鉱物、果ては神にまで変身していくエピソードを集めた叙事詩で、後世数多くの演劇作品やオペラなどの題材になっています。ディッタースドルフは15曲の交響曲を5曲ずつ3つのセットにし、そのセットのために造られた彫刻を合わせて出版することを計画。これは18世紀後半における「最も野心的なプロジェクト」の一つとして評判になりましたが途中で頓挫。完成したのはここに収められた6曲の交響曲だけでした。ハイドンを思わせる端正な音楽に現れる「変身」の場面は今も魅力的に響きます。(2024/06/14 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555429-2

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    コジェルフ:ピアノ三重奏曲集 4 (トリオ1790)

    プラハで生まれ、ウィーンで活躍したレオポルト・アントン(アントニーンとも)・コジェルフ。数多くの作品を残し、なかでもピアノ三重奏曲は60曲以上が目録に掲載されています。この第4集には、1789年に発表されたニ長調と、1798年のヘ長調、初期の作品とされる変ホ長調の3曲の三重奏曲を収録。ヘ長調の三重奏曲では、この頃コジェルフが関心を抱いていたスコットランドやアイルランドの民謡旋律も用いられるなど親しみやすい旋律に満たされています。およそ20年にわたりコジェルフ作品を演奏し続けるトリオ1790が、古典派盛期の響きを生かした流麗な演奏を聴かせます。(2024/06/14 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555480-2