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Toccata Next: アルバム一覧

  • NORTHERN DANCES

    (2019/06/21 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0004

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    夢と踊り~クレイン一族によるクラリネットのための室内音楽(ピーライネン/ゴルクン=シレントゥーリ/プーサーリ/アールト/ヌニェス)

    リトアニアに起源を持つクレイン家は、帝政ロシア、そしてソヴィエト~ロシアに至る重要な音楽一家となりました。家長であるアブラムは当時人気の“クレズマー(ユダヤ系の民謡をルーツに持つ音楽)”の代表的なフィドル奏者で、またユダヤ教とキリスト教双方に深い理解を持ち、エストニア語、ラトヴィア語、ドイツ語、恐らくロシア語も自在に話すことができた精力的な人物でした。彼の7人の息子は全て音楽家になりましたが、中でもアレクサンダーとグリゴリーの兄弟は傑出した才能を発揮、またグリゴリーの息子ユリアンも優れた作品を遺しました。彼らはユダヤ由来の舞曲とロシアの民俗音楽を融合し、そこにスクリャービンの神秘的なハーモニーとフランスの印象派の要素を加え、ユニークな作品を作り上げました。3人ともクラリネットの音色を愛しており、この楽器のために多くの作品を書き上げています。このアルバムではその一部を聴くことができます。(2023/06/16 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0019

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    アインツ/グリュンベルク/ユリェンダル:宗教的合唱曲集(エストニア・フィルハーモニー室内合唱団/プトニンシュ)

    現代のエストニアにおける代表的な4人の作曲家たちの新作を収録。エストニアのお家芸である合唱をメインに、エレクトリック・ギターや弦楽器を配し、ユニークで独創的な音楽を創り上げています。声とギターが織りなすサウンドが魅惑的なアインツの「Vista」、瞑想的なソートの「Vaikusestkivaiksem」など多彩な作品を楽しめます。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0002

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    アメリカのヴィオラ・ソナタ集 - イウェイゼン/ケイ/ラーセン/チムピディス(ヴェンドリース)

    20世紀から21世紀にかけてアメリカで作曲されたヴィオラのための作品集。アフリカ系アメリカ人で20世紀前半に先駆的な作品を遺したユリシーズ・ケイ、フリーランスの女性作曲家で、ジャズやラグタイムなどの要素を用いた作品で知られるリビー・ラーセン、教育者としても名高く、わかりやすい音楽を書くエリック・イウェイゼン、ラジオや劇音楽の分野の作品にも力を入れ、このアルバムの準備中にこの世を去ったデイヴィッド・チムピディス。それぞれルーツも活躍分野も違う4人の作品を、1993年からコロラド交響楽団の首席奏者を務めるバジル・ヴェンドリースが演奏。作品の魅力を引き出しています。(2024/01/19 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0026

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    イーデンスタム/スティンネルボム:サーミのレクイエム(スティンネルボム/イーデンスタム/ヴァルベリ/ヴェイスグラス/シーダ)

    「サーミ」とはスカンジナビア半島北部ラップランド及びロシア北部コラ半島に居住する先住民族。このアルバムには、サーミの死生観や伝統音楽と現代西洋音楽との融合から生まれた「レクイエム」を収録しています。曲はサーミが「死の王国」と考えるサーイヴァへの旅と生への帰還という形をとり、キリスト教のレクイエムの形式をもとに、サーミ独特の歌唱法である"ヨイク"や北欧の民族音楽をはじめ、ロックやブルース、インプロヴィゼーションなど様々なスタイルの音楽が盛り込まれています。ヨイクの歌い手であるスティンネルボムが死の王国への案内人となるシャーマン役を務め、パーカッションの音の一部は伝統的なサーミの太鼓の響きがサンプリングされるなど聴き手を未知の世界へといざない、イーデンスタムのオルガンは時にフランス近代音楽のように響き、時に激しい即興を繰り広げます。プログレッシブ・ロックを思わせる瞬間のある独特の世界観の表現は、最後にスティンネルボムが歌う高揚感に満ちた生還の讃歌で閉じられます。(2022/03/25 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0017

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    カタルーニャの小協奏曲集と幻想曲集 - マネン/ミゴ(マクタ/パチェコ/ブランチ/ウクライナ国立響/シレンコ)

    近代カタロニアで活躍した作曲家、フアン・マネンと1993年生まれのマルク・ミゴの作品集。二人とも作品にカタロニアの伝統音楽を採り入れており、その作風はマヌエル・デ・ファリャを思わせる斬新さを特長としています。フアン・マネンは管弦楽曲から歌曲まで数多くの作品を残しましたが、マネン自身が優れたヴァイオリニストであったため、このアルバムに収録されたヴァイオリン協奏曲でもロマンティックな情緒を湛えた美しい旋律を聴くことができます。マルク・ミゴは16歳の誕生日に祖父からCDコレクションを贈られクラシック音楽に開眼したという若き作曲家。カタロニアで学んだ後、ニューヨークに移住。ジュリアード音楽院で学び、2018年にオーケストラ作曲賞を受賞するなど注目の逸材です。このアルバムには3作品が収録されており、「ハンス・ロットの墓碑銘」は彼が敬愛するウィーンの作曲家へのオマージュとして作曲されています。(2021/10/15 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0010

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    N. クラーク/ヒルドガード/スティーヴンソン:トロンボーンと吹奏楽のための協奏曲集(ベイカー/トーマス)

    ヴァンデルローストやナイジェル・クラークといったブラスバンド界隈で有名な作曲家を含む4人の現代作曲家によるトロンボーンをフィーチャーした協奏曲集。賑やかなヒルドガードとスティーヴンソン、緊迫感のある朗読が曲を盛り上げるクラーク、タイトル通り第1部と第2部の対比が見事なヴァンデルローストと、作品ごとに多彩な表情が楽しめます。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0003

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    グライムソープからのポストカード - ブラスバンド作品集

    1996年の映画「ブラス!」のモデルになるなど、現在でも高い人気を誇るグライムソープ・コリアリー・バンド。1917年、イギリス、サウス・ヨークシャー州のグライムソープ炭坑夫たちによって結成され、その翌年にコンテストに出場、めきめきと頭角を現したメンバーたちの演奏は、1932年にラジオで放送されて話題になりました。そして1967年には権威のあるブリティッシュ・オープン・チャンピオンシップで初優勝。1992年の炭鉱閉鎖に伴う解散の危機を乗り越え、更に活動に磨きをかけています。このアルバムは、アメリカの作曲家ジャック・スタンプが2019年にバンドのInternational Composer-in-Associationに任命された際、リズ・レーンら多くの作曲家たちに作品を依頼し録音するという新たなプロジェクトの構想から実現したもので、以前からバンドの発展に貢献していたバートウィッスルが作曲した「グライムソープ・アリア」も加え、多彩なスタイルで書かれた作品が集められています。収録された全10曲からは、ブラスバンドの超絶技巧と妙技をじっくり味わえます。(2023/09/29 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0030

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    コミタスの遺産~アルメニアのピアノ三重奏曲集(トリオ・エテルヌス)

    アルメニアの司祭で、音楽学者、歌手としても活動したコミタス(本名:Soghomon Soghomonian)を讃えるアルバムの登場。コミタスは1869年生まれ。幼い頃に両親を失い、アルメニアの神学校で教育を受け、1894年に司祭となりましたが、アルメニア人虐殺事件に巻き込まれ精神を病み、悲劇的な最期を送ったことで知られています。また、フィールドワークにより収集した膨大な数のアルメニアの民俗音楽や歌から、固有のアクセントなどを解明し保存したことで、“アルメニア音楽の父”と呼ばれています。コミタスの偉業を継承した作品を集めたこのアルバムには、“20世紀の古典”となったババジャニアンの1曲の他、コミタスの「6つのアルメニアの小品」の民謡の編曲版を含む3つの世界初録音作品が収録されています。演奏は、イギリス人ヴァイオリニスト、アルメニア人のチェリストと、ポーランド人のピアニストにより2013年に結成されたトリオ・エテルヌスです。(2020/07/10 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0006

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    コロンビア万歳! 2 (アリアス=エスゲーラ)

    コロンビアを拠点に活躍する若きピアニスト・作曲家マウリシオ・アリアス=エスゲーラによる現代コロンビアのピアノ作品集。第1集(TOCN0015)に続く今作でも、自作も含めた9人の作曲家の作品を紹介しています。アンパロ・アンヘルによるショパンとリストへのオマージュ「前奏曲」や、耳なじみのよい舞曲、前衛的な曲まで幅広いスタイルの作品を楽しめます。エスゲーラ自身の作品はオーケストラの響きを思わせる曲からコロンビアの伝統的な舞曲をアレンジしたものなど、即興演奏のように聞こえますが、実は緻密に書かれています。アルバムを締めくくるのは、コロンビア国立交響楽団のCEOなどコロンビア音楽界で要職を務めるホアン・アントニオ・クエリャの「3つのアンコール」。これは30年以上前のコンサートバンド用の組曲をエスゲーラの委嘱により編曲したもので、コロンビア音楽の歴史を振り返る"アンコール"にもなっています。(2023/08/18 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0024