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New Releases - 2019年12月 発売タイトル

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    シューマン/C. シューマン/ブラームス/メンデルスゾーン/マーリー/アイヤー:ピアノ作品集(ラシュディ・モメン)

    1992年ロンドン生まれの新世代ピアニスト、モメンのSOMM RESORDINGSへのソロ・デビュー・アルバム。モメンはロンドンのギルドホール音楽院の卒業生で、リチャード・グードやアンドラーシュ・シフに師事。アルバム・タイトル「VARIATIONS」は“変わるもの、変わらないものへの問いかけである”と考えるモメンが選んだ曲は、シューマン夫妻の作品を中心に、二人を巡るメンデルスゾーン、ブラームスなどロマン派の作品から、モメン自身が2人の現代作曲家に委嘱し、2019年に完成した作品までと多彩なもの。その中の1曲を書いたニコ・ミューリーは2018年にメトロポリタン歌劇場でオペラ「マーニー」が初演され、日本でもライブ・ビューイングで話題になった作曲家。もう一人の作曲家アイヤーは、ニューヨークで活躍するジャズ・ピアニスト。現代作品とロマン派作品の融合が興味深い1枚です。 (2019/12/13 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0603

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    ソル:モーツァルトの主題による序奏と変奏曲/静けさ/悲しみの幻想曲(ジリオ)

    イタリア出身のギタリスト、ジャンルイジ・ジリオのSOMM Recordingsでのデビュー盤は、19世紀に活躍したフェルナンド・ソルのギター作品集。カタルーニャ出身のソルは、高い演奏技術による優れたギター曲を多数書くことで、当時は居酒屋で演奏されるような地位の低い楽器であったギターを、コンサート会場で演奏される楽器への格上げに貢献し「ギターのベートーヴェン」と呼ばれていました。初期の傑作「モーツァルトの“魔笛”の主題による変奏曲」でギター音楽の新しい表現の境地を開拓し、晩年の「悲しみの幻想曲」では、当時現れ始めたロマン派への傾倒など、ソルの様々な側面が楽しめます。ジリオは、ナポリの音楽院を最高の成績で卒業した後、チマローザ音楽院で20世紀音楽を学び、さらに建築も学んだ異色の知性派ギタリスト。バロックからロマン派、現代音楽までをレパートリーとしています。使用楽器は、パリの高名なギター製作者、Rene Lacoteの1834年製。ソル自身も同じ製作者のギターを弾いていたといい、哀愁に満ちた雰囲気のある19世紀のギターの音色をお楽しみ頂けます。(2019/12/13 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0604

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    ヴォーン・ウィリアムズ/ラヴェル/デュティユー:管弦楽作品集(ジャネット・スン/キャラハン/ブリテン・シンフォニア/ステーン)

    本盤のタイトル「The Deeper the Blue」は、画家のカンディンスキーが1911年の論文「芸術における精神性」で書いた“青が深くなればなるほど人は無限の感覚に浸され、無垢なものを求め、超自然の世界に行き着く”という提言ですが、ここでは“色彩”がどのように音楽を形作り、機能や感情面に影響するのかを探究、同時に、登場する作曲家たちの“師匠と弟子”という関係性にも光を当てています。ヴォーン・ウィリアムズはパリで3カ月ほどラヴェルに師事していますが、二人とも同じハンガリーの情熱的なヴァイオリニスト、イェリー・ダラーニに曲を献呈しました。1968年生まれのヘスケスは、デュティユーに師事。ここに収録された「波のままに」のヘスケスによる編曲版は、師匠から受け継いだ華やかな色彩感であふれています。そしてデュティユーは若い頃にラヴェルから大きな影響を受けたと言います。また、ヘスケスの「Inscription ? Transformation」は2016年にジャネット・スンに捧げられ、今回彼女の演奏で世界初録音として収録されています。(2019/12/13 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD275