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New Releases - 2026年10月 発売タイトル
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パーセルの有名劇作品3作から聞きどころを抜粋した魅力的なアルバム。バーゼル・スコラカントールムなどでトロンボーンを学んだギルランダは2015年にヴォックス・オーケストラを創設し、ソプラノのポラークらと共演したヘンデルの《アレクサンダーの饗宴》(2020年、ドイツ・ハルモニア・ムンディ)で高い評価を得ました。このアルバムでは弦5部と通奏低音を基本にリコーダーが彩りを添える編成で、緩急の変化に富む器楽曲を演奏。ソプラノ用の名曲を選りすぐった選曲とポラークの澄んで華やかな歌唱も魅力です。(2026/10/30 発売)
| レーベル名 | :Solo Musica |
|---|---|
| カタログ番号 | :SM559 |
【モンテヴェルディの正統なる後継者レグレンツィの傑作教会音楽を、ドイツの気鋭アンサンブルで】ジョヴァンニ・レグレンツィは1626年にベルガモ近郊で生まれ、当地のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂で楽長として活動した後、フェッラーラをはじめとする北イタリアで活動し、ヴェネツィアでサン・マルコ寺院の副楽長を経て1685年には楽長に就任しました。ヴェネツィア音楽界で大きな影響力を持ち、アルビノーニやロッティら18世紀に活躍する音楽家を育て、幼いヴィヴァルディもその薫陶を受けたと推測されています。今日では、オペラや器楽曲の作品で知られるレグレンツィですが、その作品の多くは教会音楽です。レグレンツィは、モンテヴェルディが提唱・実践した、聴き手にある感情や情念を喚起させる音楽技法を発展させました。この録音では、そうしたレグレンツィの教会音楽の代表作を聴くことができます。1662年に作品7として出版されたレグレンツィの「聖母マリアのリタニアとアンティフォナを伴う終課」は、かつての任地であるフェッラーラのアッカデミア・デッロ・スピーリト・サント(聖霊アカデミー)を主宰していたイッポリート・ベンティヴォーリオ侯に献呈されました。終課とは、毎日行われるキリスト教の典礼である聖務日課の一つで、一日を締めくくる眠る前の祈りのこと。レグレンツィの作品7はこの終課で歌われるための作品群で、晩課(夕べの祈り)でも歌われる詩篇曲を中心に、「サルヴェ・レジーナ」などの聖母マリアのためのアンティフォナが挿入され、最後は聖母マリアのリタニアで締めくくられます。主に通奏低音を伴う5声の宗教的コンチェルトやモテットの様式で書かれており、この録音では、音楽上の効果を最大限引き出すために、出版譜の曲順を変更して演奏しています。名だたる古楽アンサンブルで主力歌手として活躍してきたカウンターテナー、アレクサンダー・シュナイダーが率いるアンサンブル・ポリハルモニークは、17-18世紀の音楽を専門とする古楽アンサンブルで、特にシュッツなど17世紀ドイツの教会音楽の演奏で世界的に高い評価を得ています。cpoやRaumklang、Aparteなどに多くの録音があり、ディアパゾン・ドールなど国際的な賞をいくつも受賞しています。ここでは、シュナイダー自身を含む6人の歌手と通奏低音奏者たちで、和声を明瞭に響かせ、言葉と音楽を一体化させたレグレンツィ作品を魅力的に歌い上げ、その素晴らしさを伝えています。(2026/10/23 発売)
| レーベル名 | :CPO |
|---|---|
| カタログ番号 | :555655-2 |
ボヘミア出身の作曲家アントン・フェルスターは、プラハで法学を学ぶ傍ら、スメタナにピアノと作曲を師事しました。1867年にスロベニアへ移住してからは、指揮者や合唱指導者として精力的に活動を展開。同国の文化的自立と国民音楽の発展に多大な貢献を果たし、ロマン派の作風で親しまれるスロベニア音楽史の重要人物となりました。本作は、スロベニア初のオペレッタ・コンクールで優勝した原曲(1872年)を、本格的な3幕の歌劇へと改訂した作品です。美声を持つ田舎町のスロベニアの娘ミンカが、フランス人の興行主から海外での歌手デビューを打診されます。母の借金返済のために一度は渡航を決意するものの、愛する青年フランヨや故郷への想いとの間で葛藤を重ね、最終的に地元にとどまることを選ぶというストーリー。哀愁漂う民謡風の美しい旋律とドラマチックな展開が全編を彩ります。 スロベニア国立歌劇場の芸術監督マルコ・フリベルニクの指揮のもと、グラーツ歌劇場の歌手陣と管弦楽団が、作品に宿る郷愁とロマンティシズムを瑞々しく描き出し、歌手たちの歌声を引き立てます。 (2026/10/23 発売)
| レーベル名 | :CPO |
|---|---|
| カタログ番号 | :555685-2 |
モーツァルトらに影響を受けたフランツ・ダンツィは古典派からロマン派への架け橋となった作曲家であり、彼の父がチェロ奏者として活躍したマンハイム楽派の流れを汲み、ダイナミックな強弱表現や斬新な手法を自身の音楽へと昇華させました。「3つのフルート五重奏曲」は、古典派的な第1番、ドラマチックな感情表現を織り込んだ第2番、牧歌的で民謡風な第3番を対比させ、多彩な形式や抒情性を披露しています。各々の作品を緻密な原典研究で瑞々しく現代に蘇らせるアルディンゲロ・アンサンブルのメンバーたちが、表情豊かなアンサンブルを響かせます。(2026/10/23 発売)
| レーベル名 | :CPO |
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| カタログ番号 | :555770-2 |
スウェーデンの作曲家メルケシュは、若き日にパリへ渡りピカソやサティらと交流し、帰国後ストックホルム音楽院教授として活躍。古典的な形式にフランス印象主義や後期ロマン派の要素、そして抒情を融合させた作曲スタイルが特徴です。本作には、世界初録音となる第1番と、妻のために書かれた第2番を収録。冒頭のカデンツァやピアノと管弦楽の濃密な対話が美しい第1番、ホルンの勇壮なテーマで始まり、色彩豊かな変化や遊び心あふれる終楽章など、気品と華やかな技巧が際立つ第2番。ヤブロンスキーの冴えわたるピアニズムと、北欧音楽の魅力を世界に発信し続けるイェヴレ交響楽団の色彩豊かな演奏でお楽しみください。(2026/10/09 発売)
| レーベル名 | :Ondine |
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| カタログ番号 | :ODE1457-2 |
2018年のホーネンス国際ピアノコンクール(カナダ)の覇者、ジョージア出身でハンガリー育ちのニコラス・ナモラーゼは、エリソ・ヴィルサラーゼやエマニュエル・アックスらに師事し、英国批評家協会の「ピアニスト・オヴ・ザ・イヤー」に選ばれるなど世界的に高く評価されています。2026年12月には来日公演も予定。Ondineレーベルにおけるデビュー・アルバムは、ベートーヴェンの先進的なピアノ作品を集めた一枚です。ピアノ・ソナタ第22番に始まり、「ハンマークラヴィーア」、そして作曲家としても活躍するナモラーゼが自らソロ・ピアノ用に編曲した「大フーガ」を収録。この編曲はベートーヴェン自身の連弾版に着想を得ており、複雑な対位法と力強いエネルギーをピアノ一台で伸びやかに表現しています。壮大なフーガである「ハンマークラヴィーア」の終楽章と、この「大フーガ」を並べることで、楽曲形式の枠組みを広げたベートーヴェンの創作の進化をたどることができます。ナモラーゼの繊細なタッチと緻密な演奏が、曲の構造や魅力をすっきりと際立たせています。(2026/10/09 発売)
| レーベル名 | :Ondine |
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| カタログ番号 | :ODE1528-2 |
Fin de siecle=世紀末と題されたこのアルバムは、19世紀末から20世紀初頭にかけて書かれた独唱のための歌曲を、無伴奏合唱へと移し替えた作品集。編曲を手掛けたゴットヴァルトは、リゲティの合唱技法に着想を得て、ソロ歌手とピアノという構成をア・カペラの6?16声部へ細分化しました。リヒャルト・シュトラウス、マーラー夫妻、ヴォルフ、シュレーカーらの原曲のメロディや和声の美しさを保ちつつ、声だけで織りなす「一つの響き」へと綺麗に溶け合わせているのが大きな特徴です。 2004年から2020年まで首席指揮者を務めたマーカス・クリードが率いるSWR(南西ドイツ放送)ヴォーカル・アンサンブルの演奏は、20人ほどの選りすぐりの精鋭たちによる抜群の精度と透明感のある発声によって、複雑で繊細に入り組んだテクスチャーが描く、独唱歌曲とは別の表現世界が立ち現れます。(2026/10/09 発売)
| レーベル名 | :SWR Classic |
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| カタログ番号 | :SWR19174CD |
【ロト&南西ドイツ放送響、待望の第1作がLPでリリース。緻密・劇的・爽快なベートーヴェン7番!】シュトゥットガルト放送交響楽団とバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団が統合されて2016年に発足した南西ドイツ放送交響楽団(SWR交響楽団)。2025/26シーズン時点で楽団員131名を擁し、シュトゥットガルトを州都とするバーデン・ヴュルテンベルク州を中心に、古典から実験的な現代音楽に至る旺盛な活動を続けています。2018/19シーズンから2024/25シーズンまでテオドール・クルレンツィスが首席指揮者を務めていましたが、録音録画物を市販しないという条件であったため、CDやDVDを通じた発信が滞っていました。その渇を癒すべくリリースされるのが当アルバム。2025年シーズンから首席指揮者を務めるフランソワ=グザヴィエ・ロトとのコンビ第1弾になります。コンサートの動画を見ると、弦楽器は12型で、左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンの対向配置、正面奥にコントラバスで、ヴィブラートはほとんど使わず、木管は現代楽器、ホルンとトランペットはピリオド楽器、ティンパニはピリオド仕様のバチを使用しています。ロトの音楽作りは、透明さを保ちつつ、各楽器群の個性を明瞭に響かせ、楽曲の構造や、ベートーヴェンが狙ったであろうインパクトのある響きをくっきりと浮かび上がらせます。第1楽章の序奏から主部への移行部に聴かれるように、ダイナミクス、フレージング、アーティキュレーションには細心の注意が払われ、表情は多彩。全曲を通しての演奏時間は40分で、第4楽章でも勢いに任せて突っ走る瞬間が無いのはさすがロト。演奏後の拍手はカットされています。ロトは、南西ドイツ放送交響楽団の前身の一つ、バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の首席指揮者を2011年から2016年にわたって務め、その間にリヒャルト・シュトラウスの交響詩全集などのすぐれた録音を発表しています。彼の音楽作りを知る楽団員も少なからずいるであろう南西ドイツ放送響との今後のリリースに期待が高まる1枚です。(2026/10/09 発売)
| レーベル名 | :SWR Classic |
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| カタログ番号 | :SWR19175LP |

【無調から十二音技法へ その作風の進化を俯瞰するエマールのシェーンベルク作品集】ピエール=ロラン・エマールがAlpha Classicsにソロ・アルバムで初登場、そのパートナーシップの第1弾を飾るシェーンベルク作品集。1973年のオリヴィエ・メシアン国際コンクール優勝時にシェーンベルクのOp. 11を演奏していたエマールが長年心に温めており、その後40年以上の研鑽を経て実現したプロジェクトとなります。収録されているのは1909年作曲のOp. 11から、米国亡命前の1928~31年頃に書かれた最後のピアノ独奏曲Op. 33a/33bに至る主要5作品。これらの作品群は自由な無調の段階から十二音技法の確立へと至り、調性が解体される一方でブラームスの影響やバッハの対位法、古典的な舞曲形式などを構造的な基盤とするなど、シェーンベルクの約22年間にわたる作曲技法の変遷を網羅しています。アンサンブル・アンテルコンタンポランでの18年にも及ぶ活動などで実績を重ねてきたエマールが、20世紀の音楽史における転換点となった作品群の全貌を体系的に提示するアルバムです。(2026/10/02 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
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| カタログ番号 | :ALPHA1281 |

【更なる頂点を目指す、ラトル3度目の「復活」!】大地の歌(2018年1月)、第9番(2021年)、第6番(2023年9月)、第7番(2024年11月)と続いてきたラトルとバイエルン放送響のマーラー・チクルス、第5作は「復活」です。ラトルが12歳の時に演奏に接して指揮者を志すきっかけとなった曲で、これまで首席指揮者を務めたバーミンガム市交響楽団、ベルリン・フィルと録音しており、またバーミンガム市響の首席指揮者退任コンサートなど、特別なイベントでも取り上げてきました。その解釈は十分に練れているはずですが、ここではマーラーの錯綜するスコアとそこに込められた感情や願望、幻視の世界まで明らかにするような克明極まる演奏を聴かせます。第1楽章は低弦群とティンパニの演奏が耳を惹きつけます。音圧がありつつも極めて俊敏にアクセントを効かせ、フレーズを語尾までくっきりと描き、ややもすれば埋もれがちだった音型の数々を浮かび上がらせます。金管群も天上的なまろやかさから激しい強奏まで美感のある響きで演奏。中間楽章も含めてやや速めのテンポで進めていきますが、最後の5分ほどは歩みを少し緩めて力強く踏みしめるかのように音楽を運び、合唱と共にすさまじい高揚を見せます。この合唱団を長らく指導した合唱指揮界の巨匠ダイクストラの貢献も大きいでしょう。録音も響き過ぎず、ドライにならず、不自然なクローズアップも無しに、この曲の多彩なディテールと広大な音響世界を巧みにまとめています。ラトルの指揮能力、バイエルン放送響の演奏能力に、イザールフィルハーモニーの音響とエンジニアの手腕あっての録音ならではの成果と言えるでしょう。全曲の演奏時間比較CBSO(1986) 85:42BPO(2010) 86:28BRSO(2026) 82:44(2026/10/02 発売)
| レーベル名 | :BR-Klassik |
|---|---|
| カタログ番号 | :900240 |