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New Releases - 2026年09月 発売タイトル
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「ワルツの王」ヨハン・シュトラウス2世の多彩な魅力に迫るアルバム。往年の音楽番組のテーマ曲としても有名な「常動曲」といった代表曲をはじめ、《ジプシー男爵》序曲や、あまり耳にする機会のない隠れた曲まで収録。父譲りの起業家精神と精巧な作曲技術で発展させたワルツやポルカ、オペレッタからの楽曲が幅広く並びます。ボーナストラックにはイタリアへのドライヴ風景を描いたユーモラスなラップ(ドイツ語)入りの「常動曲」も収録されています。パトリック・ハーンは、首席客演指揮者を務めるミュンヘン放送管弦楽団と抜群の呼吸を見せ、劇的かつ洗練された演奏を展開。自らボーナス曲の編曲を手掛けるなど、柔軟な感性と緻密なタクトでシュトラウス音楽に新たな光を当てています。(2026/09/18 発売)
| レーベル名 | :BR-Klassik |
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| カタログ番号 | :900353 |
リスト晩年の「十字架の道行」は、キリスト受難の14の場面(留=りゅう)を描いた宗教作品。劇的な演出を極力排し、聖歌や讃美歌を織り交ぜながらも、ときに無調を先取りするような大胆な和声を用いており、生前には上演も出版もされませんでした。歌唱が加わらない場面も多く、受難の悲しみや深い祈りはピアノに託されており、その型にはまらない静けさが、作品全体に重く切ない雰囲気をもたらしています。アルバムの最初と最後に置かれたのは、リストから教会音楽への専念を勧められた作曲家、コルネリウスの作品です。冒頭に置かれた《レクイエム》は、ラテン語の典礼文ではなくヘッベルのドイツ語詩を用いた混声合唱曲。一方、最後の《レクイエム・エテルナム》は、ラテン語典礼文による男声合唱曲です。ペーター・ダイクストラ率いるバイエルン放送合唱団が静謐な世界を見事に描き出しています。(2026/09/18 発売)
| レーベル名 | :BR-Klassik |
|---|---|
| カタログ番号 | :900534 |

【ピアノの詩人、伊藤順一が挑むショパン・ピアノソロ作品全曲録音プロジェクト 第1集】日本ショパンピアノコンクール第1位、日本ショパン協会賞受賞他多数の国際コンクールで入賞のピアニスト伊藤順一が贈る約8年にわたる長期プロジェクト、ショパン・ピアノソロ作品全曲録音プロジェクト「ザ・ショパン・ツィクルス」第1集です。伊藤はこれまで約8年にわたりパリ国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院、エコール・ノルマル音楽院等フランスで研鑽を積み、ヨーロッパ本流の音楽の伝統に根ざした琴線に触れる深い音楽と、奇を衒わない正統派のテクニックによって高い評価を獲得してきました。旋律がまるで人の声のように自然に息づく歌い方、多彩な音色のパレットから紡ぎ出される奥行きのある豊かな和声、そして聴く人の心の奥深くへ静かに届く繊細な音の佇まいは、伊藤の演奏を特徴づける大きな魅力です。「歌うように弾く」というショパン芸術の根幹とも言える理念は、伊藤の芸術観と深く響き合っています。伊藤順一(ピアノ) Jun-ichi Ito、 Piano4歳よりピアノを始め、東京藝術大学附属音楽高校を経て同大学在学中の2011年に渡仏、パリ国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院、パリ・エコール・ノルマル音楽院にて研鑽を積む。シャトゥ国際ピアノコンクール、ステファノ・マリッツァ国際ピアノコンクール、ニース国際ピアノコンクールなどの国際コンクールにて第1位を受賞。バカウ・フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・サウンディフ、クロアチア放送交響楽団などと共演。第4回 日本ショパンピアノコンクール第1位。第47回日本ショパン協会賞受賞。第18回ショパン国際コンクールディプロマ取得。デビューアルバム『プロフォンド』はレコード芸術誌「特選盤」に選出され、フランス作品のみを収録したセカンドアルバム『レスポワール』と共に好評を得ている。これまでに及川良子、秦はるひ、北島公彦、堀江真理子、坂井千春、アンリ・バルダ各氏に師事。また、アンヌ・ケフェレック、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、イヴ・アンリ、ディーナ・ヨッフェ、フィリップ・ジュジアーノ、橋本京子など各氏のレッスンを受講。現在、神戸女学院大学講師を務める傍ら、首都圏や関西圏を中心に演奏活動を展開している。(2026年7月現在)ザ・ショパン・ツィクルスに寄せてこの度、ショパン・ピアノソロ作品全曲録音プロジェクト「ザ・ショパン・ツィクルス」をスタート出来ることを大変嬉しく思います。ツィクルスとはドイツ語で“一連のまとまり”という意味があり、一人の作曲家の連作・全集などを指す音楽用語です。私にとってショパンとは、幼い頃から最も身近な作曲家の一人で、その音楽には決して汲み尽くすことのできない豊かさがあり、年齢や経験を重ねるたびにその奥深さを改めて感じています。特に2021年に開催された第18回ショパン国際ピアノコンクールへの出場は、私にとって大きな転機となりました。作品を集中的に学び演奏し続けるなかで、ショパンの音楽には一つ一つの音と、その音の重なりによって生まれるハーモニーに、人類が感じ得るであろう全ての情緒が込められているような印象を受け、強く共感するようになりました。そして、時に私自身がまだ知らなかった感情を教えてくれることもありました。また、ピアノという楽器をシンプルかつ美しく鳴らすショパンの音の配置にも感動を覚えます。現代のピアノは基本的に88鍵ですが、「ド」という音一つとっても、高めのド、低めのドなど、どのようなハーモニーの中で響く「ド」なのかによって鳴らし方、響かせ方が変わります。(弦楽器においては常識ですが、ことピアノにおいてはあまり考えられていません。)つまりは88以上の音が存在することになり、それらをコントロールし、美しく混ぜ合わせることが出来る人こそ、真のピアニストと考えます。実際には、楽譜に書いてある音を単に鳴らす訳ではなく、高め、低めなどコントロールしながら美しく共鳴する音程(ピッチ)で鳴らすことによって、音だけでなく音の輪郭、響き方がより一層多彩になり、聴く人の耳と心に滑らかに、心地良く届くことを知りました。そんなピアノという楽器の真髄を教えてくれたのは、ショパンの音楽です。ザ・ショパン・ツィクルスでは、核となる曲からイメージした副題を付けることにしました。「Maestoso(堂々と、威厳をもって)」と名付けた本アルバムには、晩年ノアンでの作品を中心に収録しました。創作が円熟期を迎えたこの頃は、豊かな抒情性と美しい風景描写の《バラード 第3番》 、 《舟歌》 、静謐な美が感じられる《ノクターン 作品62》、壮大な形式をもち力強く雄大な《ピアノ・ソナタ 第3番》など、その芸術の到達点ともいえる作品が生み出されました。一方で、遺作として残された晩年のマズルカやワルツには、大作とは異なる親密さや率直さが感じられます。そこには、サロンを彩った作曲家としてだけではなく、一人の人間としてのショパンの姿が垣間見えるようです。このツィクルスでは、広く親しまれている名作から演奏機会のあまり多くない作品までを巡りながら、その創作の全体像に、新たな発見とともに少しずつ迫っていきたいと考えます。最後に、この「ザ・ショパン・ツィクルス」は、私のCDプロデューサーでありアールアンフィニ・レーベル代表の武藤敏樹氏からの提案をきっかけに実現したものです。以前からショパンの作品を通して見えてくる創作の軌跡や思索を紐解いてみたいと考えていましたが、その構想を実現してくださったことに心より感謝申し上げます。また、これまでお世話になり導いてくださった先生方、常日頃支えてくれた家族、アルバム作成に携わってくださる全ての方に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。ショパンが遺した豊かな世界への探求は、私にとって終わりのない旅です。私自身も演奏家としてさらに学びを深めながら、その尽きることのない魅力と奥深さに向き合って参ります。「ザ・ショパン・ツィクルス」という名の旅を、皆様とともに歩んでいけることを楽しみにしております。毎夏をノアンで過ごしたショパンに心を寄せて…伊藤 順一 2026年初夏(2026/09/16 発売)
| レーベル名 | :ART INFINI |
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| カタログ番号 | :MECO-1092 |
1984年から2024年までバイエルン放送交響楽団に在籍したコントラバス奏者フランク・ライネッケによる現代作品集。音が消えていく瞬間を追求するマーク・アンドレの委嘱作「iv 18」や、音のしなやかな動きとコントラバス本来の深みのある響きを探求するニコラウス・ブラスの「Flucht」。この2曲はライネッケが初演を務めた作品です。シュトックハウゼンの「In Freundschaft 友情をこめて」は、短い核となるテーマを段階的に展開・装飾しながら演奏していくフォルメル技法が用いられた作品。現代音楽の第一線で多くの作曲家と協働してきたライネッケならではの、コントラバスの表現力を極限まで引き出した一枚です。(2026/09/11 発売)
| レーベル名 | :BR-Klassik |
|---|---|
| カタログ番号 | :900652 |

トム・ポスターとエレナ・ウリオステにより設立されたカレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴは、年間25回から30回もの演奏活動を続けており、そうしたコンサートを通じて練り上げたレパートリーをCHANDOSに録音しています。今回の収録曲は、敬愛するブラームスからの影響が感じられる、パリ音楽院在学中に書かれた初期作「ピアノ五重奏曲」と、ルーマニアの民族的な語法とフランス音楽の繊細な響きに、精巧な対位法が織り込まれた19歳の大作「弦楽八重奏曲」。録音直前に行われたコンサートは、Strad誌で「ウィグモア・ホールの聴衆は屋根を吹き飛ばさんばかりに盛り上がったが、それは妥当なことだ。エネスクの八重奏曲がこんな風に演奏されれば、メンデルスゾーン(の八重奏曲)に匹敵する人気を得るだろう」と評されました。その演奏をスタジオに持ち込んだようなライヴ感のある録音です。(2026/09/11 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHAN20379 |

【アンナ・フェドロヴァが紡ぐ、ブラームス晩年の内省的で親密な音世界】ウクライナ出身のアンナ・フェドロヴァによる、ブラームス晩年の傑作小品集。フェドロヴァは、ブラームスが自身の内面を見つめ親密で誠実な筆致で書いたこれらの作品について「私的な声で語りかけてくるようで、静かな省察に満ちている」と述べており、加速する現代社会の中でこの音楽に向き合うことは、彼女自身にとっても「セラピーのようなプロセスであった」と振り返ります。生涯にわたりブラームスと深く結ばれていたクララ・シューマンがその詩情と豊かな響きを称賛したOp. 117、内なる自己が沸き立ち囁きかけるようと絶賛したOp. 118など、収録作品の背景にはクララの存在も静かに寄り添っています。作曲家晩年の孤独と内省に真摯に向き合うフェドロヴァの演奏は、ピアノがオーケストラのように響くOp. 119のラプソディまで各曲の性格を丁寧に描き出しており、聴き手に静かで深い感銘をもたらします。(2026/09/11 発売)
| レーベル名 | :Channel Classics |
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| カタログ番号 | :CCS50126 |

20世紀前半のスペインにおいて最も独創的でありながら、歴史の闇に不当に忘れ去られていた奇才、コンラド・デル・カンポの弦楽四重奏曲全13曲を復興させるプロジェクトに第11番と第12番が登場。今回演奏を務めるのは、30年以上の歴史を誇り、その高い芸術性で世界を魅了し続けるドイツの名門、クス・クァルテットです。古典的なソナタ形式の中に情熱を吹き込んだロマン溢れる第11番、複雑な対位法と見事な和声、超絶技巧が光る第12番。伝統を受け継ぎながらも、彼特有の入り組んだ独自の音響言語が、極めて濃密でスリリングなアンサンブルによって美しく響き渡ります。(2026/09/11 発売)
| レーベル名 | :MarchVivo |
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| カタログ番号 | :MV017 |

【12世紀キリスト教神秘主義とイスラム神秘主義の音楽的融合】ベルギーのウード奏者トリスタン・ドリーセンスを中心に結成されたアンサンブル、イルミナンス・テネブラス(Illuminans Tenebras - ラテン語で「闇を照らす」)による、12世紀の修道女であり神秘家であったヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音楽に、全く新しい光を当てたアルバム。西洋のキリスト教神秘主義と、同時代の中東で発展したスーフィズム(イスラム神秘主義)を音楽的に結びつけており、ヒルデガルトが残した単旋律(モノフォニー)の聖歌が持つ表現の自由さや広い音域が、中東音楽の旋法マカームや即興演奏タクシームと驚くべき類似性と高い親和性を持っていることに着目しています。デンデルモンデの写本に収められた神秘的な旋律に、西洋中世の楽器ではなく、スーフィー音楽を象徴するネイ(葦笛)やベンディール(フレーム・ドラム)、ウードといった中東の楽器による即興演奏が寄り添い、「音楽を通じた神への道」という両者に共通する深い精神性が浮かび上がります。時空を超えて響き合う単旋律と即興演奏が織りなす、深く催眠的で恍惚感に満ちた神秘の音像をご体験ください。(2026/09/11 発売)
| レーベル名 | :Ramee |
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| カタログ番号 | :RAM2411 |

【ウィーンのイタリア人カルダーラの足跡を軸に、バロック後期の南北音楽交流を読み解く】ヴィヴァルディより少し早くヴェネツィアで生まれ、イタリア各地での活躍を経て1715年からウィーンの皇室に仕えた作曲家カルダーラ。その活躍歴はアルプス山脈を挟んでイタリアとドイツ語圏南部にまたがりますが、このアルバムではそのカルダーラの作品を、イタリア音楽に大きな影響を受けたドイツの先行世代と同時代、または両地域を行き来した作曲家たちの音楽と組み合わせ、当時の南北音楽交流に迫った選曲がなされています。演奏はフランスの最前線で多面的な活躍をみせる女性古楽器奏者4人が結成したザ・バンシーズ。ヴァイオリン2つとチェロ&鍵盤からなるトリオ・ソナタ編成で、即興的な表現と整った様式感の間を行き来する解釈の闊達さは、考え抜かれた選曲・曲順と相俟って先へ、先へと聴き進めずにはおれない魅力に満ちています。表題の「北緯48度」はカルダーラが最終的に辿り着いたドイツ語圏南部を貫く線。ヴェネツィア初期バロックの大家マリーニ、ローマとウィーンを行き来したフローベルガー、カルダーラの師でウィーンの皇帝に捧げた曲集も残るレグレンツィや北緯48度線の通るアルザス地方で生まれ諸国の様式の調和を目指したムファットなど17世紀の大家たちの音楽性もさることながら、ウィーン皇室に楽長として君臨したフックス、ヴィヴァルディ、ポルポラなど18世紀の大物たちの作品の新鮮さも際立つプログラム展開。ALPHA初期からの名技師アリーヌ・ブロンディオによる、各楽器の存在感をよく捉えたエンジニアリングも頼もしい1枚です。(2026/09/04 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
|---|---|
| カタログ番号 | :ALPHA1260 |

【スヴェンセンによる、ラヴェルが描いた様々な情景】ノルウェー系アメリカ人の父と日系アメリカ人の母の間にニューヨークで生まれたジョセフ・スヴェンセンと、2024年から音楽監督を務めるボルドー・アキテーヌ国立管による、ラヴェルの華麗なオーケストレーションの魅力を凝縮したアルバム。シューマンの「謝肉祭」はニジンスキーのために編曲され、現在は4曲のみ知られるもの(「ドイツ風ワルツ」のリプライズがあるのでトラック数は5)。そして最後には「展覧会の絵」を収録。堂々とした表情や独自のポルタメント挿入など、スヴェンセンならではの表現でラヴェルの世界を堪能できます。(2026/09/04 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
|---|---|
| カタログ番号 | :ALPHA1261 |