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New Releases - 2020年02月 発売タイトル

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    シューベルト:冬の旅(弦楽四重奏編)(ヴォイジャー四重奏団)

    歌曲王シューベルトが残した約600曲の歌曲の中で、ストーリー性をもつ連作歌曲2作のうちの1つ「冬の旅」の弦楽四重奏版の登場です。「若者の失恋とさすらい」が、幸福への渇望や畏れ、孤立感や虚無感という側面から描かれており、常に危機感や緊張感が漂う「冬の旅」。曲中の繰り返しは、主人公のよろめきながら歩む、重く、果てしない旅の心象風景を表すかのようで、このヘーリヒトによる弦楽四重奏版では、最初は歌がないことで物足りなさを覚えるかもしれませんが、その高い芸術性に徐々に引き込まれることでしょう。また各曲は途切れることがなく、特別に作曲されたインテルメッツォが歌と歌の間を橋のようにつなぐ役割を果たすと同時に、一種の距離感を演出しています。ヴォイジャー四重奏団は、2014年に、かつては有名クワルテットに在籍したり、バイエルン放送響のメンバーであった奏者により結成され、世界中の音楽祭や主要コンサートホールで好評を博しています。(2020/02/21 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM335

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    フーバー:ピアノ三重奏曲 Op. 20/ゲッツ:ピアノ三重奏曲 Op. 1 (トリオ・フォンテーヌ)

    スイスのチューリッヒ中央図書館音楽部は1971年の設立。ヨーロッパ、特にスイスの過去200年分の手稿譜のみならず、様々な資料や録音音源なども多く所蔵しており、ワーグナー作品に関する資料も多数保管するアカデミックで重要な組織です。このアルバムはそのコレクションの中から、スイスで活躍した二人の作曲家によるピアノ三重奏曲を収録しています。ハンス・フーバーは、スイスで生まれライプツィヒ音楽院でライネッケに師事。バーゼル音楽院の楽長にまで上りつめ、ブラームスなどと深い親交がありました。もう一人はドイツで生まれスイスに移住した作曲家でピアニストのヘルマン・ゲッツ。ピアノをベルリンでハンス・フォン・ビューローに師事。たくさんのピアノ曲とピアノを伴う室内楽を残しました。演奏しているトリオ・フォンテーヌは2002年に結成されたピアノ三重奏団で、スイスを代表するカルミナ四重奏団のチェロ奏者ゲルナーに師事。才能を認められ様々な財団から援助を受け、研鑽を積んだスイス所縁のアンサンブルです。(2020/02/21 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM336

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    モーツァルト/ベートーヴェン/ハイドン:ピアノ協奏曲集(グルダ/カイルベルト/ミュラー=クライ/ロスバウト)(1959-1962)

    【グルダの協奏曲録音、初発売多数!】30歳前後のグルダによる協奏曲録音がBOXで登場。中でもDISC 1と2に収録された一連のライヴ音源は、今回が初登場という貴重なものです。17歳でジュネーブ国際コンクールを制して経歴をスタートし、当時既に多くの公演と録音を経験していたグルダだけに、若々しいタッチの中に円熟味も加味された、彼らしいたいへん美しい演奏を聴かせてくれます。DISC 3はロスバウトとの放送用セッション録音です。南西ドイツ放送(SWR)に残されたオリジナル・マスターテープから今回の商品化のために新たにマスタリングが行われ、モノラルながらたいへん聴きやすい音となっています。(2020/02/21 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19088CD

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    メンデルスゾーン&ブラームス: ピアノ三重奏曲第1番(椿三重奏団)

    ■椿三重奏団について
    椿の花言葉には控えめな素晴らしさ、気取らない優美さなどがあり、白い椿には「完璧な美しさ」という意味があるようです。日本原産の樹木である椿は、18世紀にヨ ーロッパに渡り「東洋のバラ」と呼ばれ人気を博しました。 日本人としてのアイデンティティと、西洋のクラシック音楽に携わる私達3人を重ね合わせ、あえてカメリアやトリオなどの横文字は使わずに、日本語の「椿三重奏団」と命名することにしました。 どうぞ白い椿の花言葉をイメージしながら、私達の演奏をお聴き頂ければうれしく思います。


    満を持しての椿三重奏団のデビュー盤である。 高橋多佳子(ピアノ)、礒絵里子(ヴァイオリン)、新倉瞳(チェロ)――この3人はそれぞれソリストとしての活動も充実している一方で、今回のトリオ結成に至るまでに10年以上の共演の積み重ねがあるという。特に礒と高橋はデュオとしては 2004年頃から続けてきた。新倉と高橋はショパンのチェロ・ソナタのレコーディングもあった。3人での演奏回数も多い。これは、決して一朝一夕のものではなく、お互いの音楽性をよく知りぬき、息の合ったアンサンブルに確信を持った上でのトリオ結成なのである。「椿三重奏団」のネーミングは、愛知県幸田町のつばきホールに由来する。そこでコンサートをおこなった後の打ち上げで、「やっぱりこの3人でぜひ続けていこう」と一致したことがきっかけになっているとのこと。椿は日本原産の花であり、特に白い椿には「完璧な美しさ」という花言葉もある。トリオではなく三重奏団にしたのは、渋いと言われる室内楽のフィールドで本格的にやっていこうという気持ちの表れでもある。 「この7年くらいで、ヴァイオリンを弾くこと、音の乗せ方が、少しわかってきたような気がする。昔に比べると、音を出すことがいい意味でラクになってきた」と礒は言う。一方の高橋も「若い頃とは何かが違う。感覚的には今がバランスがとれていて一番巧いと思う。歳をとることもいいと感じている」。 近年ますます充実した活動を繰り広げている2人から見ると、より若い世代の新倉の演奏は、常にインスピレーションと刺激を与えられるものだったという。それは筆者にも納得できる、思い当たる点がある。2018年10月に Hakuju ホール15周年記念コンサートで彼女が藤倉大作曲の「osm」を弾いたとき、その鬼気迫るような音楽に、こんなすごい演奏をする人になったのかと圧倒された。 新しいことにどんどんチャレンジしていく新倉のポテンシャルは、周囲に大きな影響を与える。今回、レコーディングの様子も拝見させていただき、思ったことは、3人ともリラックスしながらの音楽への集中の持って行き方が見事で、さすがに場数をたくさん踏んできたプロならではの仕事 ぶりだなということである。 今後は、レパートリーとしてピアノ三重奏曲の古今の本格派の名作をどんどん増やし、アンサンブ ルの面白さをライヴで楽しめるようにしていきたいという。「元気なら90歳まで弾きたい」という彼女たちのこと、東京だけでなく全国津々浦々にまで、時間をかけて、本物の室内楽を届けていってくれることだろう。

    解説:林田直樹
    (2020/02/19 発売)

    レーベル名:ART_INFINI
    カタログ番号:MECO-1057

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    シベリウス:交響曲第2番/組曲「クリスティアン2世」(エーテボリ響/ロウヴァリ)

    【ロウヴァリ&イェーテボリ響のシベリウス第2弾!】首席指揮者を務めるイェーテボリ交響楽団とのシベリウス、交響曲第1番と「エン・サガ」のカップリング(ALPHA440/NYCX-10035)に続く第2弾は、第2番と『クリスティアン2世』という組み合わせです。第1番でも聴かせた、フレージングとデュナーミクに関する個性的な解釈をここでも随所で発揮。それが新たなストーリーを紡ぎ出し、これまでとは違う視点で作品を描きつつ、最終的には雄大な風景に包まれるようなクライマックスへと到達します。カップリングの『クリスティアン2世』は、シベリウスが交響曲第1番を完成する直前に書き上げた劇音楽からの組曲。16世紀にスカンジナビアを統治した実在の王をモデルとする、友人のアドルフ・パウルによる戯曲のために書かれ、若々しい筆致の中に素朴な美しさと大きなスケールを併せ持ったシベリウスらしい佳作です。最近のインタビューで、ネーメ・ヤルヴィの書き込みが入ったイェーテボリ交響楽団に伝わるシベリウスのスコアについて熱心に語ったロウヴァリ。母国フィンランドが誇る作曲家シベリウスへの強い愛着と深い作品理解に根ざした、たいへん美しく力強い演奏を聴かせます。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA574

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    アウエルバッハ:72天使~輝く光の中で(オランダ室内合唱団/ラシェル・サクソフォン四重奏団/ダイクストラ)

    【ロシアの人気コンポーザー・ピアニスト、アウエルバッハが合唱とサクソフォンで描く72の天使】アルバム『トルストイのワルツ』やラ・フォル・ジュルネへの参加などで日本でもお馴染みの、ロシアの作曲家・ピアニスト、レーラ・アウエルバッハが、サクソフォンと混声合唱のために書いた大作。ダイクストラと手兵オランダ室内合唱団、そして現代作品の演奏で高く評価されるラッシャー・サクソフォン四重奏団の共演で登場しました。72の天使の名を冠した”Prelude-evocations"(呪術的前奏曲)とエピローグ(アーメン)で構成され、異なった宗教や神話などが共通して持つ神秘や霊感を描こうとしています。シュニトケやリゲティの合唱曲に通じるような浮遊感と神秘性を帯びた合唱に、サクソフォンの多彩な音色がアクセントとなった、ある種麻薬的な魅力を持つ作品です。旧約聖書の『出エジプト記 14章19節-21節』。モーゼが海を割る有名な場面と、天使が雲の柱(夜は火の柱)となって一行を守ったことが描かれていますが、それぞれの節が72文字で書かれており、それらを決まった法則に並べて縦に読むと、ユダヤ教およびキリスト教の神秘思想であるカバラ(数秘学)で語られる72の天使の名が現れるとされます。ここでは短い楽想に、この天使たちの名が順番に付けられています。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA593

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    海から来たレディ - ヴァイオリンとチェロによる二重奏、18世紀から21世紀へ (ザニージ/ソッリマ)

    【今をときめくソッリマが、バロックの異才と解き明かす「異形のデュオ」の系譜】2019年の来日でも大きな話題を呼んだイタリアのチェロ奏者=作曲家ジョヴァンニ・ソッリマ。弦楽器の機能を知り尽くしたうえで繰り出される音は精悍にして妖艶、時に異国情緒をはらみつつもクラシカルな端正さを失わず、多方面にわたるリスナーを魅了してきました。バロック楽器へのまなざしも熱い21世紀型のプレイヤーとしても独特の存在感をあらわしつつあるソッリマが今回、イル・ジャルディーノ・アルモニコやラ・ディヴィナ・アルモニアなどイタリア最前線の古楽器グループであざやかな活躍をみせてきたバロック・ヴァイオリン奏者キアーラ・ザニージとタッグを組み、ヴァイオリンとチェロでバロック・古典・近現代をまたぐ痛快なアルバムを世に問います。アルバムタイトルの「海から来たレディ」とは彼らも乗船する一艘の外洋艇、レディ・ローレンのこと。さまざまな事情を抱えた人々と船上生活をともにする彼らのプログラムから生まれた今回のアルバムには、チェンバロなどを伴わずチェロだけが低音部を支えるバロック後期特有の新技法にもとづく曲が多数含まれていながら、時に古典派のブレヴァルや近代ロシアの名匠グリエール、そしてソッリマ自身の新作も織り交ぜた厳選選曲。18世紀作品では弓を持ち替え、作品の様式に合った古楽奏法も繰り出しながら、デュオとしてはやや珍しいこの編成ならではの音楽美を縦横無尽に堪能させてくれます。ピリオド奏法がもはや大前提として存在する21世紀ならではの室内楽の形、聴き逃せない欧州音楽の最前線です。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A468

  • リヒャルト・シュトラウス:ツァラトゥストラはこう語った/ブルレスケ

    ヤンソンスが得意としたリヒャルト・シュトラウスより2017年の『ツァラ』がライヴで登場!ブルレスケのピアノはダニール・トリフォノフ!2019年11月、惜しまれつつ76歳の生涯を閉じたマリス・ヤンソンス。ベートーヴェンやマーラー、ショスタコーヴィチなど数多くの作品の演奏で聴き手を興奮の渦に巻き込みましたが、彼が最も大切にしていた作曲家はリヒャルト・シュトラウスだったのではないでしょうか?1988年のオスロ・フィルとの来日プログラムには「ドン・ファン」、ロイヤル・コンセルトヘボウ管との初来日の際にも「英雄の生涯」を演奏するなど、ここぞという時の勝負曲に彼が選ぶのはリヒャルト・シュトラウスの作品でした。最後の来日公演となってしまった2016年ツアーでも「マーラー:交響曲第9番」と並び「アルプス交響曲」を演奏。虚飾を排した端正なアプローチがオーケストラの高度な技量と相まって、大きな感銘を残したのは記憶に新しいところです。オーケストラの技術を極限まで駆使し、重厚かつ華麗な響きを要求するリヒャルト・シュトラウス作品の演奏は、バイエルン放送交響楽団を手兵に持つヤンソンスにとってはまさに「腕の見せどころ」だったことでしょう。今回のアルバムは、2017年10月に演奏した「ツァラトゥストラ」と「ブルレスケ」の2作品が収録されており、両者の手腕をたっぷりお楽しみいただけます。壮大な冒頭部のみが知られる「ツァラトゥストラ」は、“自然の動機”などのさまざまなモティーフを中心に、壮麗なフーガやコラールが随所に用いられた変幻自在な作品です。なかでも後半部の山場となる「舞踏の歌」はワルツのリズムで書かれており、ばらの騎士」を思わせるシュトラウス独自の三拍子はヤンソンスが得意とするところで、ここでも深淵さと優雅さを兼ね備えた見事な演奏を聴かせます。同時収録となる、トリフォノフがピアノを担当した「ブルレスケ」は1886年、シュトラウス22歳の時の作品。英語の「バーレスク(ユーモアと辛辣さを兼ね備えた性格)」を意味するタイトルの通り、ティンパニの序奏に始まり、ピアノが諧謔的な旋律を奏でながらオーケストラと対話をするという、あまり耳にする機会の多くない曲を、トリフォノフとヤンソンスは見事な掛け合いで聴かせます。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900182

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    オッフェンバック:喜歌劇「ペロニラ先生」(ジャンス/ユーシェ/ダンネフェルド/フランス放送合唱団/フランス国立管/ポシュナー)

    【ジャンスが活躍!ポシュナーが描くオッフェンバック晩年のドタバタ喜劇】1971年ミュンヘン生まれのマルクス・ポシュナーによる、オッフェンバック晩年の喜劇。ヴェロニク・ジャンスが重要な役回りで活躍するほか、シャンタル・サントン=ジェフリー、タシス・クリストヤニスなど、BRU ZANEレーベルやフランス・オペラで活躍する若手からベテランまでのメンバーが名を連ねています。マドリードで名を馳せるチョコレート職人ペロニラの娘マノエラが、老人のドン・ガルドナと結婚することになりますが、ペロニラの妹レオーナ、兵士リパルドス、公証人の書記フリモスキーノらの策略により、若くて才能豊かな音楽家アルバレス(ソプラノが演じます)が新郎に差し替えられて現場は混乱。結局はマノエラとアルバレス、レオーナとドン・ガルドナが結婚してめでたしめでたし、といった奇想天外なお話。現在では序曲が時折演奏される程度のこの作品が、ここでは生き生きと魅力的に描かれています。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Bru Zane
    カタログ番号:BZ1039

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    ロシアン・ピアノ・ミュージック・シリーズ 13 - ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番/楽興の時/練習曲集「音の絵」 (ソルダーノ)

    Divine Artレーベルの大好評シリーズ、ロシアのピアノ作品集。第13集は2回目となるラフマニノフの作品です。収録曲は、後期ロマン派音楽の最高傑作のひとつであるピアノ・ソナタ第1番と「音の絵」「楽興の時」の組み合わせ。いずれも技巧的な作品であり、イタリア人ピアニストのソルダーノが見事な演奏を聴かせてくれます。ソルダーノは、チッコリーニの愛弟子で、2013年には「ベスト・イタリアン・アーティスト」のインターナショナル・ゴールドメダルを受賞。編曲や執筆活動でも知られています。現在は、イタリア、フォッジャの音楽院や、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でピアノ演奏の教授を務めています。 (2020/02/14 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25155