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New Releases - 2022年07月 発売タイトル
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リヒャルト・シュトラウスの2つのメロドラマを収録した1枚。ここでの「メロドラマ」はピアノ伴奏付きの朗読のことで、歌ではありませんが情感豊かな語りは聴きごたえたっぷりです。「イノック・アーデン」はイギリスの詩人アルフレッド・テニスン卿の同名の詩を用いた作品。海辺の村に住む三人の子供が成長し、それぞれの進む道と恋物語、三角関係が描かれます。「海辺の城」はドイツの詩人ルートヴィヒ・ウーラントの詩を用いた作品。中世の要塞から戻ってきた旅人が描かれています。どちらの作品も海がモティーフになっており、ピアノは様々な海の姿を描き出すとともに、登場人物の心情を丹念に紡ぎ出していきます。このアルバムでは、英国の俳優&声優クリストファー・ケントが2作品を朗読。「海辺の城」はケント自身がドイツ語を英語に翻訳しています。彼は音楽家たちとのコラボレーションも多く、ここでピアノを演奏しているガマル・カーミスとは2016年から定期的に共演を行い好評を博しています。ブックレットにはケントとカーミスによる解説(英語)が掲載されており、2人の意気込みが伝わります。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0651 |
19世紀から21世紀にかけてのイギリス室内楽作品を集めたアルバム。イギリスを代表するソリストたちをゲストに迎え、フィンジの「エクローグ」を始めとした名作が、2022年に創立25周年を迎えるロンドン室内アンサンブルにより演奏されています。またアルバムには、マーガレット・フィンガーハットに献呈されたクライヴ・ジェンキンスの「コンチェルティーノ」や、このリサイタルのためにジェンキンスが特別に編曲したオーボエのための3つの小品、最近世を去ったジョーゼフ・ホロヴィッツの「クラリネットと弦楽のためのコンチェルタンテ」、そして《オペラ座の怪人》などミュージカルでおなじみアンドルーと、チェリストのジュリアンの父で、オルガニストとしても名を馳せたウィリアム・ロイド・ウェバーの『祖国の印象』から「フレンシャム池」などの9曲の世界初録音が含まれています。ロンドン室内アンサンブルは、1997年にヴァイオリニスト、ピーター・フィッシャーによって設立されたアンサンブル。ロンドンの主要オーケストラや室内楽団から厳選された奏者で構成され、幅広く公演を行い高く評価されており、新作の演奏も積極的に行っています。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0653 |