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New Releases - 2025年01月 発売タイトル
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ビロードのように滑らかな声とカリスマ性で国際的な注目を集めるテノール歌手、カリム・スレイマン。イーストマン音楽学校を首席で卒業し、コレギウム・ムジクムでポール・オデットの指導を受け、ライス大学で修士号を取得。その後、パリに移り、オートコントルのハワード・クルックに師事、また、シカゴのセカンド・シティ・トレーニング・センターで即興演奏を学びました。ソリストとしてだけではなく、トム・ポスターとエレーナ・ウリオステを創設メンバーとするカレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴの中心メンバーとして活躍しています。今回のレイナルド・アーンの作品を収録したアルバムには、アーン歌曲のピアノ伴奏部分が室内楽編曲にも適していることに気が付いたというポスターが自ら編曲を行いスレイマンが歌う歌曲6作に加え、たいへん魅力的なピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲を収録。アーンの音楽の繊細な美しさを存分に楽しめます。(2025/01/31 発売)
レーベル名 | :Chandos |
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カタログ番号 | :CHAN20326 |
ジョン・ウィルソンによるリチャード・ロドニー・ベネットの管弦楽作品シリーズ。この第5集には、1973年から1989年に作曲された3作品が収録されています。「管弦楽のための協奏曲」は、デンバー交響楽団の指揮者ブライアン・プリーストマンの委嘱で作曲された、近代オーケストラの卓越した技量が試される作品。。3楽章構成で、最後の楽章には華やかな変奏曲が置かれています。アルバムの中心となる「オルフェウスのソネット」は、ベネットが長年のパートナーとの別離を決意した時期に書かれたチェロ協奏曲。この作品はエディンバラ国際音楽祭の委嘱作で、1979年9月にハインリッヒ・シフによって初演されました。「ダイヴァージョンズ」は、スコットランド民謡に基づく華やかな交響的変奏曲で、北ロンドンのハバーダッシャーズ・アスク校が創立300周年記念として委嘱した作品です。ヨナハン・アースゴールはソリスト、室内楽奏者、教師として幅広く活躍するノルウェーのチェリストで、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団およびロンドン・シンフォニアの首席チェリストを務め、ギルドホール音楽演劇学校で教鞭をとっています。美麗な音色を高音質録音で伝えるSACDハイブリッド盤での発売です。(2025/01/31 発売)
レーベル名 | :Chandos |
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カタログ番号 | :CHSA5266 |
ボルティモア交響楽団の首席トランペット奏者アンドリュー・バリオが、オルガンとの共演で作り上げたバッハ作品集(DE3560)に続き、ドイツ・ロマン派の名曲をトランペットで歌い上げるアルバム。いずれの作品も本来持っている美しさに加え、輝かしさを帯びた新しい一面を聴かせてくれます。(2025/01/31 発売)
レーベル名 | :Delos |
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カタログ番号 | :DE3607 |
【パーヴォ・ヤルヴィのカルミナ・ブラーナ、満を持して登場】2018年のNHK音楽祭で当時首席指揮者を務めていたNHK交響楽団との共演で披露、大きな評判となった「カルミナ・ブラーナ」をパーヴォ・ヤルヴィがついに初録音しました。ソリストには、現在ヨーロッパを中心にオペラとリート両面で躍進中のコロラトゥーラ・ソプラノで、「カルミナ・ブラーナ」の歌唱でも既に高い評価を得ているアリーナ・ヴンダーリン、ドイツ出身でカナダに学び、METやヨーロッパ各地の歌劇場で活躍しその高い表現力で信頼されるバリトン、ラッセル・ブラウン、ウィーン少年合唱団所属時からボーイソプラノとして高い人気を誇り、現在はカウンターテナーとして世界的に活躍、パーヴォとN響の「カルミナ・ブラーナ」でもソリストを務めたマックス・エマヌエル・ツェンチッチという注目の顔ぶれ。演奏は、冒頭「運命の女神」からたいへん引き締まったパーヴォならではのフォルテシモを聴かせています。その後も古代の旋法による楽句を雅に歌わせ、歌劇のワンシーンのように激しい煽りで音楽を描き上げるなど、メリハリとアクセントの効いた演奏を聴かせており終曲まで緊張が緩むことがありません。大オーケストラを見透し良く捉えた録音も曲と演奏の面白さを引き立てています。この作品の新たな定番となり得る素晴らしい一枚。(2025/01/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1031 |
【ニケの解釈が光る! グルックを1世紀近く先取りした幻の傑作】古代の劇作家エウリピデスの悲劇『タウリスのイフィゲニア』を下敷にしたオペラといえば、歌劇史上の重要作曲家グルックの傑作《トーリードのイフィジェニー》(1779)が有名。しかしそれより前、既に17世紀末時点でこの悲劇のオペラ化に臨んでいた作曲家がいました。ルイ14世の治世後半、巨匠リュリ亡き後に燦然と現れた青年人気作曲家デマレです。しかしデマレは作曲中に未承認の秘密結婚で物議を醸し、国外退去を余儀なくされてしまいました。補筆完成を任されたのは、デマレと同世代で《優雅なヨーロッパ》(1697)を成功させたばかりのカンプラ。彼の手で序曲と序幕、第1幕のイフィジェニーの幻視にまつわる場面、第4幕・第5幕の大半などが補完され、1704年にパリの王室音楽アカデミー劇場(オペラ座)での初演も成功、以後世紀半ばまで再演され続けたのでした。カンプラの仕事が共作どまりで埋もれていたこの幻の傑作に、近年のデマレ再評価の流れで鬼才ニケの指揮による全曲録音が登場。父王アガメムノンの手を逃れトーリード王のもとディアーヌ神殿の巫女をしていたイフィジェニーが、兄オレストと邂逅し他のギリシャ人と共に神々に救われる物語を、ジャンスとファン・メヘレンを主役に気鋭歌手たちが堂々たる歌唱で解釈。また作品中には舞曲が多く含まれており、オーケストラの活躍も効き逃がせません。通奏低音には齋藤由香(バス・ド・ヴィオール)も参加。(2025/01/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1106 |
ベルナルト・ハイティンクは1958年にバイエルン放送交響楽団を初めて指揮して以来、長く良好な関係を続けました。このCDはバイエルン放送交響楽団の創設75周年を記念したハイティンク・ポートレート第2集からの分売です。ハイティンクはショスタコーヴィチを得意とし、西側で初めて交響曲全集を完成させて高い評価を得ました。その後もショスタコーヴィチ作品を継続的にとりあげており、第15番は2010年にコンセルトヘボウ管との演奏がCD化されています。この演奏はその5年後のもので、解釈の基本は同じながら更なる深まりを聴くことができます。(2025/01/24 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900210 |
ピーター・ドノホーによるブゾーニ作品集の第2集は、高い評価を受けた前作(CHAN20237)に続き、彼の高い技術と音楽性が遺憾なく発揮されています。今回のアルバムには、ブゾーニによるバッハの名作2曲の編曲、ブラームスに捧げられた「ショパンの前奏曲に基づく変奏曲」の他、ブゾーニのオリジナル作品のソナチネ第1・第2番やバッハの未完成フーガを基にした大作で、1921年に2台ピアノ版に編曲した「対位法的幻想曲」を収録。ドノホーは、ブゾーニの大作「ピアノ協奏曲」をBBCプロムスで演奏するなど、これまでにも彼の音楽を積極的に演奏しており、ここでも共感溢れる演奏を披露しました。「対位法的幻想曲」でドノホーと共演するカール・ラッチマイヤーは英国王立音楽大学で学び、数々の賞を受賞し、BBCやクラシックFMでの放送にも出演。特にロンドンで25年以上続けて開催する「カンバセーショナル・コンサート」シリーズが評価されています。彼もブゾーニ演奏の第一人者として知られ、最近ではロンドンでの3日間のブゾーニ音楽祭を企画・出演し、ソロや協奏曲の演奏が賞賛されました。(2025/01/24 発売)
レーベル名 | :Chandos |
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カタログ番号 | :CHAN20342 |
デンマークの作曲家アクセル・ボロプ=ヨアンセンの作品集。ボロプ=ヨアンセンは独学で音楽を学び、ダルムシュタット夏季講習会に参加した初のデンマーク人作曲家で、1960年代の前衛音楽の影響を受けながらも、特定の主義に囚われることはなく、独自のスタイルを追求しました。彼の自筆譜は、書道のような美しさを持つことでも知られています。OUR RECORDINGSにおけるシリーズ第8弾となるこのアルバムは、彼の生誕100周年を記念する特別なトリビュートであり、様々な年代に書かれた室内楽を中心に収録。棄てられていたものを打楽器として使用した作品は、彼の創作の旅を彩るものとして聴きごたえがあります。演奏はデンマークを代表するエスビェア・アンサンブルとスペシャル・ゲストたち。彼の音楽を初めて聴く人にとっても理想的な入門盤となることでしょう。(2025/01/24 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :8.226925 |
【インバルのシベリウス交響曲!SWR(南西ドイツ放送)のアーカイヴから初登場】シベリウスはブルックナーの交響曲を研究していたと伝えられており、またマーラーとは直接会って交響曲とはいかにあるべきかと論じたエピソードも有名です。ブルックナーとマーラーの解釈で当代随一の名声を誇るインバルがシベリウスの交響曲に関心を示さなかったとは思えず、これまで録音が世に出ていないのが不思議でしたが、ここに収められた第1番の演奏はその渇を癒すもの。2012年の比較的新しいライヴという点も魅力です。演奏はインバルらしく、スコアの緻密な読みに裏付けられた精緻かつダイナミックなもの。オーケストラは厚みをもって響きつつ、ソロは俊敏な反応を聴かせ、両端楽章の起伏の大きさとドラマティックな高揚が見事。一瞬の間をおいて沸き起こる拍手が聴衆の感銘の大きさを伝えます。シューマンの第4番はニュー・フィルハーモニア管(NPO)との録音(1970年)直後のもので、解釈も同様。オーケストラのサウンドはNPOに比べると重めで、より「ドイツ的」と言えそうです。クローズアップ気味に録音されたティンパニが心臓の鼓動を思わせ、時に不気味に響きます。(2025/01/24 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19151CD |
『A Questing Soul 探求する魂 』は、作曲家ロビン・スティーヴンスの30年にわたる足跡を辿る作品集。後期ロマン主義から実験的な音楽まで幅広い作風による作品を収録しています。「幻想ソナタ」と「ソナタ・テンペスタ」は20代後半の作品。複雑ながらも親しみを感じる、感情的にも知的にも訴えかける内容です。他には、ジャズの影響を受けた「青のスケルツォ」などを収録、特にタイトル曲「A Questing Soul」は、夢見るような抒情性と力強いテーマが交互に現れ、対照的な音楽的アイデアを並置するスティーヴンスの作曲スタイルを象徴しています。(2025/01/17 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDX21121 |