プティボン, パトリシア(1970-)
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(2018/06/27 発売)
レーベル名 | :Bel Air Classiques |
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カタログ番号 | :BAC150 |
(2018/06/27 発売)
レーベル名 | :Bel Air Classiques |
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カタログ番号 | :BAC450 |
1867年にパリで生まれ、アルザス出身の両親のもとで育ったシャルル・ケクラン。病気のため工科大学での学業を中断した後、音楽に専念することを決意し、パリ音楽院でジュール・マスネやガブリエル・フォーレに師事しました。作曲家として活躍する一方、ラヴェルやフローラン・シュミットとともに音楽協会を設立し、同時代の音楽の振興に貢献しました。また、教師として数多くの作曲家を育て上げただけでなく、ステレオスコープ写真家としての顔を持ち、作家としてはガブリエル・フォーレの伝記を執筆するなど、多彩な活動を展開したことで知られています。彼は4曲の交響曲を残しており、このアルバムに収録された交響曲第1番は、弦楽四重奏曲第2番を管弦楽曲へと発展させたもので、1937年のハルフェン賞を受賞しています。ほかにも、1933年の「セヴン・スターズ・シンフォニー」(CAPRICCIO C5449)、1936年の「The Symphony of Hymns」、そして第二次世界大戦中に作曲された交響曲第2番が存在します。ケクランの作品は、当時のフランス音楽の流れを汲みつつも、独自の視点と形式を持つものと言えるでしょう。また、交響詩「はるかに」は、もともと1896年にコールアングレとピアノのために作曲、その後、管弦楽曲へと編曲されました。彼は歌劇にはあまり関心を示さなかったものの、声楽作品には関心を寄せ、約100曲の歌曲を作曲し、その多くをオーケストラ伴奏へと編曲しています。アルバムに収録された「3つの歌曲」も「ハチドリ」以外は作曲者自身の編曲となっており、パトリシア・プティボンが美しく輝かしい歌声で歌い上げています。ケクランの交響曲を録音するにあたっては、スコアの発掘、編集、演奏可能な素材への整理が必要とされ、アリアーヌ・マティアクはこの作業に1年半を費やしました。さらに、作品を学ぶ意欲のあるオーケストラを見つけ、録音の機会を確保することも課題だったと語っています。ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団は、マティアクの期待に応え、見事な演奏を披露しています。(2025/05/02 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5533 |