ヴァイトハース, アンチェ
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(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Christopher Nupen Film |
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カタログ番号 | :A13CND |
ドイツの女性ヴァイオリニスト、アンティエ・ヴァイトハース。ベルリン、ハンス・アイスラー音楽大学で学び、ハノーファー国際コンクールで優勝、ドイツを中心にヨーロッパ各地のオーケストラと共演し、そのカリスマ性と知的な演奏が高く評価されています。このアルバムでは、シューマンの晩年の名作であるヴァイオリン協奏曲と、室内楽でも度々共演を行うマキシミリアン・ホルヌングとのブラームスの二重協奏曲を披露しています。どちらの作品も、ヴァイオリンの名手ヨーゼフ・ヨアヒムのために書かれていますが、シューマン作品はヨアヒムに演奏されることはなく、譜面もしまい込まれてしまうなど現代では考えられないほどの扱いを受けました。しかし1937年に初演されてからは、数々の名演奏家たちがこの曲を取り上げ、多くの録音も発表されています。ブラームスの協奏曲も初演は失敗しましたが、現在では作品の真価が見直され、やはり数多くの名演が生まれています。今回、伴奏を務めるのはベテラン、アンドルー・マンゼ。もともと優れたヴァイオリニストであるマンゼらしく、独奏楽器の響きを強調しながら、作品のポイントを心得た演奏を聴かせます。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555172-2 |
名ヴァイオリニスト、ヴァイトハースが演奏するハチャトゥリアンのヴァイオリンとオーケストラのための曲を収録した1枚。1940年に作曲されたヴァイオリン協奏曲は、民謡の旋律を多用した華やかな作品。ハチャトゥリアンの全作品の中でもとりわけ人気が高く、ランパル編曲によるフルート版も良く演奏される名曲です。かたや1962年に書かれた「ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ」は、1960年代当時のハチャトゥリアンが模索していた実験的な作品で、後に同じ形式でチェロ、ピアノのためのラプソディが書かれています。アルメニア民謡に由来する旋律、音階が多用された神秘的なハーモニーを持ち、演奏者にも高度な技術を要求する華麗、かつ個性的な作品です。ライスキンが指揮するライン州立フィルハーモニー管弦楽団のバックで民族色たっぷりの色彩豊かな音楽を満喫できます。(2019/11/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555093-2 |
シャロン・カムのORFEOレーベルにおける3枚目のアルバムは、ヒンデミットの作品集です。リヒャルト・シュトラウスの次世代として名を馳せたドイツの作曲家ヒンデミットは、さまざまな楽器を弾きこなすことで知られ、クラリネットの演奏にも秀でていました。ここでカムは協奏曲と四重奏曲、ソナタの3曲を演奏。異なる編成による作品を見事に歌い上げています。四重奏曲はヒンデミットがスイスへ移住した1938年の作品。まず第2楽章が作曲され、チューリヒでの歌劇《画家マティス》の初演が終わった後、残りの楽章が作曲されました。4つの楽器の旋律が複雑に絡み合う技巧的な音楽です。その翌年には遊び心にあふれた旋律を持つクラリネット・ソナタが作曲されています。1947年作曲の協奏曲は名手ベニー・グッドマンに捧げられた、新古典派の形式を持つ軽妙な作品。厚みのあるオーケストラの伴奏も魅力的です。(2021/11/05 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C210041 |
ブルッフ(1838-1920)と言えば、誰もがあの素晴らしい「ヴァイオリン協奏曲 第1番」を思い浮かべることでしょう。美しい旋律に溢れたあの協奏曲は、ロマン派のヴァイオリン協奏曲の中でも屈指の人気を誇っています。また、彼は生涯「歌と旋律」を愛し、その創造の源にも、ヨーロッパの様々な国に伝わる民族音楽があったことで知られています。たとえば、このアルバムに収録された「スコットランド幻想曲」や良く知られる「コル・ニドライ」にはそんな郷愁を誘うメロディがうまく引用されているのです。さてcpoレーベルでは、そんなブルッフのヴァイオリンのための作品全集のリリースを目論んでいます。名ヴァイオリニスト、ヴァイトハースを演奏者に迎え、「ヴァイオリン協奏曲 第1番」だけではない、ブルッフのヴァイオリン作品の隠された遺産を掘り起こすことで、この作曲家に新たな光を当てることになるでしょう。まずは、あまり耳にする機会のない第2番の協奏曲から聴いてみてください。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777833-2 |
ヴァイトハースによるブルッフ(1838-1920)のヴァイオリンと管弦楽のための全集の第2集です。第1集(777833)では第2番の協奏曲と「スコットランド幻想曲」で情熱的な演奏を披露したヴァイトハースですが、今回は最も知られる「ヴァイオリン協奏曲第1番」がメインとなります。もちろんこの曲は聴きものなのですが、なんと言ってもオススメなのが、「思い出に」と題されたアダージョです。ほとんど知られていない作品ではありますが、この痛切な美しさは他に類をみません。セレナードも胸に迫る名曲です。(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777846-2 |
ブルッフ(1838-1920)のヴァイオリン協奏曲といえば、だれもが美しい《第1番》を思い浮かべることでしょう。逆に言えば、第2番、第3番はほとんど耳にする機会がありません。そんなブルッフの全ての「ヴァイオリンと管弦楽のための」作品を録音するというこのcpoのプロジェクトは、名手ヴァイトハースのヴァイオリンと指揮者ボイマーの共演で既に第2集までがリリース済み。今回のヴァイオリン協奏曲第3番を含む第3集で完結となります。協奏曲第2番は、当時親交を結んでいたサラサーテに献呈されていましたが、この第3番はブルッフが尊敬していたヨーゼフ・ヨアヒムの助言が取り入れられ、献呈もまたヨアヒムにされています。まるでブラームスの作品のような、管弦楽による充実した前奏や、ゆったりと美しい第2楽章、超絶技巧を駆使した第3楽章と、堅固な構成を持つ大作です。ロマンス Op.42は当初第2協奏曲として構想された作品ですが、結局これは断念、独立した曲として発表されました。晩年に書かれた《小協奏曲》は、全編緊張感に満ちた聴き所たっぷりの小品です。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777847-2 |
スイス出身のユダヤ人作曲家・音楽教師ブロッホの作品集です。主にアメリカで活躍し1924年にはニューヨークの市民権も獲得、「アーネスト・ブラック」としてアメリカにおけるもっとも重要な作曲家の一人となりました。彼は、後期ロマン派に特有の厚い響きを生涯手放すことはなく、どの曲も穏やかで幅広い表現に終始しています。ここに収録された4つの作品は、全てユダヤ教の伝統と文化を反映したもので、ユダヤ人の矜持と望郷の念が随所に感じられる美しい作品です。エルツェ、ツィンマーマン、ヴァイトハースの3人のソリストの渾身の演奏です。(2009/05/27 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5001 |