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チャドウィック, ロデリック

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    青い海~メシアン、ゴートン、シマノフスキのピアノ作品集(チャドウィック)

    メシアンやシュトックハウゼンのエキスパートであるピアニスト、チャドウィック。このアルバムでは幼少時より鳥の歌声に尋常ならぬ興味を示したというメシアンの「鳥のカタログ」から3曲と、チャドウィックとも親交があるイギリスの作曲家ゴートンのモダンな作品「オンディーヌ」、難曲として知られるシマノフスキの「ピアノ・ソナタ第3番」を表現力豊かに演奏。曲間とアルバムの最後にはヴァイオリニスト、スケアヴェズとレヴィの鳥の歌を思わせる即興演奏が置かれており、印象派から近現代に連なる音楽で、光、色彩、山々や海辺などへの旅のイメージを想起させます。(2020/10/09 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25209

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    コーツ:弦楽四重奏曲第9番/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/抒情組曲(クロイツェル四重奏団/チャドウィック)

    交響曲の作曲家として良く知られるアメリカの女性作曲家、グロリア・コーツ。彼女の作風はとにかく個性的で、至るところに出現する上昇するグリッサンド(音を滑らすように移動する)と、時々挟みこまれる親しげなメロディが、まるで悪夢のように耳を掠めるのです。もちろんここに収録されている弦楽四重奏曲も例外ではなく、低弦で繰り返される分散和音を彩る、鳥のさえずりのようなヴァイオリンの音色は一度聴いたら忘れることはないでしょう。対する「ヴァイオリン・ソナタ」は幾分古典的な佇まいを見せる禁欲的な曲。弦の限界に挑むかのような孤高の響きがたまりません。エミリー・ディキンソンの詩の一節をタイトルにした「ピアノ三重奏曲」は、タイトル通り抒情的な曲。とはいえ、美しい響きの中に、さりげなく四分音を紛れ込ませてくるところが彼女流。調子の狂ったような弦楽器の響きをご堪能ください。体が拒否しても脳が陶酔するという「二日酔い」のような気分になれること請け合いです。(2010/11/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559666

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    コーツ:ピアノ五重奏曲/交響曲第10番(クロイツェル四重奏団/チャドウィック/カルアーツ管/アレン)

    アメリカ現代音楽界の重鎮の一人、グロリア・コーツ。9歳から倍音やクラスターを駆使して実験的な作品を作ってきたという彼女、アレクサンドル・チェレプニンとオットー・ルーニングの指導を受けて更なる研鑽を積み、コロンビア大学を卒業後は作曲家として本格的な活動を始めました。歌手、女優、画家としても才能を発揮し、アルバムのジャケットを飾る絵も彼女の作品「 Parallel Univers」です。収録曲の「ピアノ五重奏曲」はエミリー・ディキンソンの詩に根差しており、四分音の微妙な響きを効果的に使いながら、煌めくような光が表現されています。交響曲第10番はバイエルン州のエルディングで発見された「ケルトの古代遺跡」をモティーフにした作品。高速道路建設のため、存続が危うくなった遺跡についての音楽は、冒頭から吹きすさぶ風が描写され、揺れ動く音を打楽器のアクセントが絶妙に彩ります。交響曲を指揮したスーザン・アレンは元々優れたハープ奏者。この演奏が指揮者デビューとなりましたが、残念なことに病を得て、演奏後1年ほどでこの世を去ってしまいました。このアルバムは彼女への追悼でもあります。(2018/06/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559848

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    ゴドフスキー:ヴァイオリンとピアノのための作品集 - 12の印象/告白/詩的なワルツ(ラシドヴァ/チャドウィック)

    ゴドフスキー(1870-1938)の音楽と言えば、あの複雑怪奇で豪華絢爛なピアノ・トランスプリクションを思い浮かべる人も多いことでしょう。確かに彼は「ピアニストの中のピアニスト」と呼ばれるほどに、ピアノに精通していた人です。もちろんその作品はピアノ曲が中心ですが、その中に、まるで宝石のようなヴァイオリンのための曲があるのをご存知でしょうか?それは、かのクライスラーとその妻に捧げられたという「12の印象」です。ほとんどが3分程度の長さ(例外的に第6曲が6分越え)の12の小品からなるこの曲集。そのほとんどが三拍子の甘く切ない雰囲気を持ったウィーン風。この郷愁に満ちた調べを書いた人が、あの「誰にも演奏できそうもない」ような超絶技巧のピアノ曲を書いた人とは思えないでしょう。また「懐かしいウィーン」も彼の一つの代表作です。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573058

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    シマク:ヴァイオリンとピアノのためのソロ&二重奏曲集(シェパード・スケアヴェズ/ヒューストン/チャドウィック)

    アルバニア出身の作曲家トーマス・シマク。音楽大学で作曲を学び、その後、アルバニア近郊の音楽を研究しながら作曲活動を行っています。「土地の民謡と古謡に触れることは、その後の創作活動に多大な影響を与える」と語る彼ですが、自身の作品に民謡を直接的に取り入れることはあまりせず、そのエッセンスのみを取り込み、ユニークな作品を作ることで知られています。このアルバムにはそれぞれに趣向を凝らした室内楽作品を収録、彼の作品としては珍しくアルバニア民謡を正攻法で取り入れた「わが美しきモレア」でも、短いメロディラインが拡張され、豊かな質感を纏いながら展開されていくという個性的な味わいを持っています。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.579035

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    ディキンスン:器楽と室内楽作品集(スケアヴェズ/チャドウィック/クロイツェル四重奏団)

    数十年に渡り、英国の音楽界の重鎮として君臨するピーター・ディキンスン。作品によってスタイルを変貌させることで知られ、オルガン曲ではまるでバロック期の作品のようなスタイルを用いてみたり、「ヨハネの黙示録のためのミサ曲」では鳴り響く不協和音の中から悲痛な叫びが聞こえてくるといったリアリティのある作品を書いています。このアルバムでも、例えば、ヴァイオリンが激しく自在に動き回る「ヴァイオリン・ソナタ」と繊細で抒情的な「エア」の雰囲気の違いの大きさに驚くことでしょう。このアルバムは、作曲家と演奏者が緊密に協力した上で録音されました。(2020/02/07 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0538

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    ハリソン:ギャラリー/…ballare una passcaglia di ombre…/ヒドゥン・セレモニーズ I (スケアヴェズ/チャドウィック/マシューズ/トランダフィロフスキ)

    (2015/09/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0304

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    フリッツェ:スペインの瞑想曲と舞曲集(スケアヴェズ/チャドウィック)

    アメリカの作曲家、グレゴリー・フリッツェが、ヴァイオリニスト、ピーター・シェパード・スケアヴェズのために作曲、編曲した17曲の「スペインの瞑想曲と舞曲」。エイキサイティングな曲と静かな曲が混在する各々の曲名は、長年にわたりフリッツェに大きなインスピレーションを与えてきたというスペインの町や地域から採られており、情熱的なヴァイオリンの旋律とダイナミックなピアノの伴奏は、聴き手にスリリングな体験をもたらします。(2023/05/19 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25239

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    ブル/モーツァルト/グノー/グリーグ:ヴァイオリン作品集(スケアヴェズ)

    17世紀イタリアのヴァイオリン製作者ニコロ・アマティは、祖父アンドレア、父ジローラモの技を受け継ぎ、クレモナをヴァイオリンの一大生産地にした業績は知られています。またストラディバリ、グァルネリも彼の弟子であり、その優雅なスタイルを持つ楽器は現代でも愛されています。ニコロ・アマティが1647年に制作した楽器はノルウェーの作曲家、ヴァイオリニスト、オーレ・ブルが「私の真珠」と呼び、愛奏していた楽器で、100年以上公式の場から姿を消していた幻の銘器です。ブルは公式なコンサートだけでなく、私的なコンサートでもこの楽器を用い、自作を演奏して、ヨーロッパだけでなく、アメリカ全土でも彼の名前を高めたのです。このアルバムでは、そんなブルが実際に演奏していた愛器による“サロン・コンサート”を再現しており、美しい音色が100年前以上前の雰囲気を余すことなく伝えています。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:Athene
    カタログ番号:ATH23205

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    ヘンツェ:ヴァイオリンとヴィオラのための作品集(シェパード・スケアヴェズ/チャドウィック)

    ドイツの現代作曲家ヘンツェのヴァイオリン作品集。12歳で作曲を始めたヘンツェは21歳の時に発表した「交響曲第1番」で認められ、当時のドイツにおける“もっとも才能のある若手”の一人に列挙されます。その後は作風を変化させながら、晩年はオペラの作曲を熱心に行い、2012年に亡くなるまで賞賛を集めていました。このアルバムに収録されたソナタは、ヘンツェの活動の初期の時代から、20世紀の終わりまでの長い期間に渡って書かれており、なかでも1946年の「ヴァイオリン・ソナタ」は第二次世界大戦直後の困難な状況の中で書かれた“創造的な作品”として知られています。無伴奏ヴァイオリン・ソナタは詩人アンジェロ・ポリツィアーニの作品に基づく三部構成になっており、演劇を愛したヘンツェらしく、どの楽章も描写的です。「ソナチネ」は子供たちのためのオペラ「ポリチーノ」の旋律を用いたユーモラスな作品で、ヴァイオリンは祖母の声を表現しています。ヴィオラ・ソナタは、バレエ音楽「オルフェウス」から派生し、また2つの小品は、彼の友人への思い出に寄せて書かれています。(2018/06/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573886