Klinda, Ferdinand
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当盤に収録されているのは、レスピーギの若き日の興味深いオーケストラ作品です。クライマックスにオルガンを投入する「交響的変奏曲」、欲張りに色々な要素を詰め込んだ「前奏曲、コラールとフーガ」(フランクの有名な同名曲とは大分雰囲気が違いますが)あたりでは、20代になったばかりの若者らしい、企画先行的な未熟さも感じないことはありません。ところが「ブルレスカ」、「謝肉祭序曲」と20代後半から30代の作となってくると、華やか、かつ細密なオーケストレーションが、自然体で展開されるようになってきて、確かに「ローマ三部作」の作曲者の作品だということを、感じさせてくれるようになっていると申せましょう。*Marco Polo 8.223348の再発売盤(2005/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557820 |