シュルテ, ロルフ
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ピューリッツァー賞の最年少受賞作曲家でもあり、大御所クラスといってもよいウォーリネンの、三重奏曲ばかりを集めるという趣向の一枚です。いずれの曲も、分かりやすいメロディーなどがあるわけではないのですが、激しく劇的な表現を指向し、高い音密度が奏者のヴィルトゥオジテを存分に引き出すので、実は大変に聴きやすい作風といえましょう。各曲の編成も、古典、ロマン派以来の伝統のピアノ三重奏、ホルン三重奏計4曲、斬新な編成の2曲と多彩で、それぞれの面白さが様々に追求されています。すぐれたピアニストである作曲者自身を含む演奏陣(作曲者設立の団体)も、当然ながら大熱演です。Koch Internationalの再発売盤。音源をリマスタリングしています。(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559264 |
NAXOSの人気シリーズである、ロバート・クラフトのシェーンベルク作品集です。今回は合唱作品を中心に室内楽曲を含む興味深いアルバムとなっています。弦楽三重奏曲は、アメリカに亡命した後の1946年に、ハーバード大学から作品の委嘱を受け作曲されたもの。作曲の動機は彼の持病である喘息の発作を起こした時のエピソードが基になっていて、十二音で書かれていながらも、時としてユーモラスな場面も持ち合わせています。2つの合唱作品はモーゼとアロンの無機質な世界に共通する素晴らしい音楽。7つの楽器による「組曲」も緊張感溢れる豊かな作品です。(2010/05/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557529 |
シェーンベルクの第3番と第4番の弦楽四重奏曲は、すでに無調の世界へと足を踏み入れていますが、第3番の形式はまだ古典的なものを踏襲しています。せわしなく動き回る第1楽章の音形は確かに不安を煽りますが、第2楽章の瞑想的な雰囲気で気分はとりあえず落ち着くことでしょう。落ち着きのない第3楽章、そして、こちらも判別は難しくとも、ロンドと銘打たれている以上、何度も繰り返される同じメロディ、と、なぜか忘れられない印象を残す曲です。第4番は更に熟成した音楽で、伝統と新奇がうまく調和するとこうなる。という見本のような曲です。(2010/11/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557533 |
ストラヴィンスキーをマニアックに究めたいという方にお薦めする一枚。スペシャリスト、クラフトの指揮だから演奏も安心です。特徴は編曲版を多く収録したこと。「パストラール」はヴァイオリンと木管四重奏版、「兵士の物語」は7人で演奏する版、「きつね」は英語版、「ロシア風スケルツォ」はオリジナルのジャズバンド版(特にお薦め!)、「ヴォルガの舟歌」の管弦楽版など、珍しいヴァージョンが並ぶのは、極めて貴重です!この他、日本人なら聴き逃せない「日本の3つの抒情詩」などの魅力的な歌曲、さらに無伴奏クラリネット作品を収録。MusicMastersとKoch Internationalレーベルの再発売盤です。(2007/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557505 |