ランジェル, アンドルー
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2018年にアイヴズのピアノ・ソナタ第2番(コンコード・ソナタ)を中心に収録した『20世紀前半のピアノ音楽 第1集』(STNS-30100)をリリースし、好評を博したアンドルー・ランジェル。この第2集で彼は、ウェーベルン、ベルクといった新ウィーン楽派の作品をはじめ、スクリャービン、プロコフィエフの近代ロシア作品、他、シベリウス、モンポウ、ラヴェルまで多彩な作品を選び演奏。それぞれの曲が持つ特徴を際立たせるとともに、抒情的な側面も強調したメリハリのある音楽を聴かせます。アルバムの締めくくりとして最後に置かれたビル・エヴァンスの「Turn Out the stars」は、ラヴェルの影響が感じられる洒落た小品です。(2021/12/17 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30195 |
ショパンの全作品の中でも彼の“祖国愛”が最も強く表出されているのが、このポーランドの民族舞曲から生まれたマズルカ集です。作品番号があるものが49曲(うち1曲は未完)、番号なしが9曲、ショパンのほぼ生涯を通じて書かれたこれらの作品は、斬新な転調や和声など、彼の作品の中でもとりわけ実験的な要素が高いものです。演奏する際は「3拍子の2拍目、もしくは3拍目を強調する」と言う独特な奏法が必要で、同じ3拍子でもウィンナ・ワルツとは全く違う雰囲気が醸しだされます。アメリカのピアニスト、ランジェルはバッハ、ベートーヴェン作品の演奏で知られる人。1990年代に手の故障で一時活動を中断していましたが、その7年後に復帰。リハビリの間に心酔したというショパンの作品には、強い思い入れを持っており、このマズルカ全曲でも、メロディラインの歌わせ方や、緊迫したリズムの強調と言った彼ならではの表現を追及した個性的な演奏を聴くことができます。(2017/01/25 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30071 |
バッハとベートーヴェン作品における解釈で名を馳せるアンドリュー・ランジェルが、20世紀前半に作曲されたピアノ曲の中から、実験的な作風で知られるアイヴズの「ピアノ・ソナタ第2番」を中心に、ニールセン、シェーンベルク、エネスクの作品を選曲し、1枚のアルバムにまとめたもの。ランジェルは2008年にアイヴズのピアノ・ソナタ第1番をBridge Records(BCD9295)に録音、その際にもニールセンの組曲「明けの明星」を組み合わせており、今回のアルバムは事実上の続編になります。(2020/12/25 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30100 |
バッハ、ベートーヴェン作品の優れた解釈で知られるアンドリュー・ランジェルの新しいバッハ・アルバム。これは2018年にリリースされた「ベートーヴェンの花束」(STNS30080)の続編となる1枚で、数多いバッハ作品の中から、ランジェルがとりわけお気に入りの曲を集め、愛情たっぷりに演奏したものです。中でも最後に置かれたシンフォニア全曲が圧巻の仕上がり。まさに「溶け合って響く」というタイトル通り、短い主題が効率よく展開されていく様子が、ランジェルの手によって次々と紐解かれていきます。(2020/03/06 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30126 |
Steinway & Sonsレーベルの看板ピアニスト、ランジェルが弾くバッハ(1685-1750)の超名曲。音色、技巧とともに本当に安心して聴くことのできる名演です。驚くほどレパートリーの広いランジェルですが、これまでにもバッハ作品をいくつか録音しており、このレーベルからも「フーガの技法」(STN30012)が出ていて、こちらも卓越した技巧と音楽性が高く評価されています。このゴルトベルク、とにかく安定した技巧が特徴。各々の変奏がこれほどまでに深く掘りこまれた演奏はなかなかありません。もちろんピアノの美しい響きも余すことなく捉えられていて、ため息のでるような美音は一聴の価値ありです。(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30024 |
ベートーヴェンやJ.S.バッハの演奏で定評のあるアメリカの名ピアニスト、アンドリュー・ランジェルがバッハの膨大な作品の中から子供たちが興味を持ってくれそうな、かつ“ランジェル自身の中の子供心”(ジャケットの風変りな絵は、ピアノを始める前の9歳のランジェルが描いたもの)を目覚めさせる曲を選んだ1枚。どれも短めな曲ばかりで、結果的に子供だけでなく、お父様、お母様、学生や教師、そしてもちろん音楽評論家も含めた全ての人に楽しんで頂けるアルバムになりました。(2019/12/13 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30111 |
1948年シカゴ生まれのピアニスト、アンドリュー・ランジェルはジュリアード音楽院でピアノの博士号を取得し、ベートーヴェンのソナタ全集やバッハ(1685-1750)の「ゴルトベルク変奏曲」などの独創的な演奏で注目されました。しかし、1991年に手の負傷により一度は演奏活動を中断するも、7年間のリハビリを経て復帰。その期間にリリースした2枚のアンソロジーアルバムが高い賞賛を得たことでも知られています。レパートリーは古典派からロマン派、近現代と幅広く、どの曲も洞察力の高い解釈で聴かせますが、このバッハはとりわけ彼が得意としているもので、各々のフーガの楽譜の奥に記された内的世界を見事に表出している名演です。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30012 |
バルトーク、コダーイ、ヤナーチェク。この3人の名前からは連想されるのは「民謡」でしょう。彼らは古来より受け継がれてきた民族音楽を基に、芸術的な再構成を行い昇華させることで独自の音楽を創り上げました。これは聴き手の耳にも、極めて新鮮な驚きを残すものです。ここで演奏しているのはレーベルでおなじみのアンドリュー・ランジェル。彼はこれらの素朴さと荒々しさを備えた音楽に、バッハやベートーヴェンのような神々しさを与えることで、独自の解釈を施すことに成功しています。(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30018 |
ベートーヴェンのピアノ曲には、本当に有名ないくつかの作品と、ほとんど演奏されることのない小品があり、これらは演奏会でも、録音でも一緒にされることはまずありません。このアンドリュー・ランジェルが演奏する2枚組は、有名曲と知られざる曲をバランス良く配し、次から次へと聴かせる「ベートーヴェン作品のプレゼンテーション」的な仕上がりになっています。作品の中でも、変奏曲が聴きもの。一つの動機を徹底的に発展させるベートーヴェンの持ち味が良く生かされています。(2018/09/21 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30080 |
名手ランジェルによるベートーヴェンの最後の5つのソナタ集。曲によって全く違う表情を見せる彼のピアノが見事です。ハンマークラヴィーアでは華やかな響きを極めつつ、第31番ではまるで晩秋の澄み切った空を思わせるかのような、ウエットな響きを紡ぎだすランジェルの演奏を聴くと、従来のスタインウェイの音色に抱いているイメージが変わってしまうかもしれません。「ディアベリのワルツによる変奏曲」はランジェルが得意としている曲で、このある意味“粘着系”とも言える徹底的な主題の展開を、彼は見事に追跡かつ解析することに成功しています。6つのバガテルも聴きものです。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30007 |