ケルテス, ジェルジ
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ヴィヴァルディの協奏曲といえば、「四季」のような、弦楽合奏をバックとしたヴァイオリンの独演というイメージからすれば、当盤は意外な内容のものといえるかもしれません。チェンバロの通奏低音パートこそありますが、その他の登場楽器はすべて独奏として(バックとしての役割も兼ねながら)、華やかに活躍するといった、協奏曲と室内楽曲の中間体ともいうべき形態となっています。収録曲全曲に登場するリコーダーと各種管弦楽器が繰り広げる、絶妙な音色の対比を駆使した名人芸は千変万化で、ワンパターンのヴィヴァルディといったネガティヴなイメージを吹き飛ばす、爽快な作品たちといえましょう。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557215 |
ピアノ三重奏曲というと、ピアノ・ヴァイオリン・チェロという、それぞれ独奏楽器としても大いに活躍することの多い3者が、あたかも競り合うかのように名人芸の火花を散らす曲も多いですが、ベルワルドの場合は華やかながらも、どちらかといえばおっとり、お坊ちゃまムードで優しく柔和な曲想が目立ちます。のんびりと上質で朗らかな美しい音楽に浸りたい、という向きの方にはまさに最適といえましょう。この巻では未完成に終わったり、遺作出版された曲を集めていますが、楽曲同士に共通する素材が登場するのを聴くことができるのが、ほのぼの気分の裏に隠された作曲者の拘りと苦闘の跡を感じさせるようで、大変興味深く感じられます。*8.223430の再発売品(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555002 |