ハーレム四重奏団
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アメリカの現代作曲家ピストンは、ハーヴァードで学んだ後、パリでナディア・ブーランジェに師事しました。彼の作品は基本的に新古典派の様式によるもので、代表的なバレエ音楽「不思議な笛吹き」や、8曲の交響曲などが比較的知られています。この弦楽四重奏曲は彼の円熟した作風が楽しめるもので、力強さが横溢する第1番、音と音が激しく交錯する第3番、そして意外にも穏当な響きが戻ったかのような第5番と、多彩な音が詰まっています。新古典派から十二音へと移行した人ですが、シェーンベルクのような切れ味ではなく、大地を踏みしめるようなしっかりとした音楽性を感じさせる作品群です。(2010/11/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559630 |