張恵園(チャン・ハーウォン)(1939-)
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当時ハンガリー(現在はスロヴァキア)の都市ボジョニに生まれ、音楽家であった父より音楽の手ほどきをうけたフンメル少年。8歳の時に父に従ってウィーンに移り、モーツァルトの家に2年間住み込みピアノを学んだことで知られます。その後はヨーロッパを演奏旅行し、神童の名を欲しいままにしたものの、ウィーンで作曲を学びながらベートーヴェンとも親交を結びました。生前の彼は演奏家としても作曲家としても素晴らしい活躍をしたのですが、その作品は現在不当なまでに忘れられてしまっています。シューベルト、メンデルスゾーン、ショパンなどに多大なる影響を与え、数多くの弟子を育てた彼の作品、もっと愛されてもよいのではないでしょうか。ここには2曲のピアノ協奏曲を収録、第2番は恐らくウィーンで作曲されたもので、1816年に初演され1821年に出版されたもの。第3番は1819年に書かれやはり1821年に出版されています。すでに古典派の粋を脱し、ロマン派の潮流を感じさせる大作は、確かにショパンを予見させるものです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550837 |
ちょっとマイナーな曲ですが、何はともあれスークの弦楽セレナードをお試し下さい。何と素朴で雄大、そしてロマンティックな歌なのでしょうか。静かに始まり、次第に高まり熱く切なく歌われ、消えるように終わっていく・・・。あたかもボヘミアの風景が目の前に広がってくるかのようです。またブラームスの作品の中でも、とりわけ晦渋なイメージを持たれがちな最晩年のピアノ小品、インテルメッツォ(間奏曲)も、こうして他のジャンルの曲に混ぜて1曲だけ抜きだして聴いていみると、実は親しみやすい、しみじみとした心の歌なのだと感得させられます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556616 |
シシリアーノの形式によった名曲は数多くありますが、この盤に収められた2曲、バッハのヴァイオリン・ソナタ(の弦楽合奏編曲)と、ジュリアーニのギター協奏曲の緩徐楽章2題は、ちょっとハズカしいような哀愁感を漂わせ、泣かせてくれます。前者ではチェンバロのアルペジオがいい味を出していますし、後者は演歌ギターのような歌い口と、これぞ隠し味といった感のあるティンパニがたまりません。またボッケリーニのメヌエットや、ロッシーニの弦楽のためのソナタ第3番の第3楽章に聞く、朝の目覚めのような爽やかさもとても気持ちのいいものです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556620 |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550950 |