パニス, ヤン
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この曲を作曲した頃のシュトックハウゼンは、それ以前の不確定性を持った音楽を離れ、記譜法へと回帰していました。とは言っても、もちろん楽譜に書かれたことをそのまま演奏すれば、彼の意図した曲になるわけではなく、様々な要素が必要で、常に緊張感に満ちたものであることは間違いないのですが。「マントラ」は1970年に大阪万博で来日したシュトックハウゼンが、「何か」を得て作曲したとされていますが、それは常人には理解不能。彼のいうマントラは13のフォルメル(短い音楽的素材)からなり、ピアノの音は、変調機で歪められ、電子音と呼応します。そして様々な変遷を経て、果ては大宇宙へと拡散する?のだとか。ま、何も言わずに聴いてみてください。録音も優秀です。(2010/11/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572398 |