アイヒホルン, アレクシア
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1879年、ドイツ上流階級の家庭に生まれ、フランクフルトで音楽を学んだヨハンナ・ゼンフターの作品集。若い頃から作曲に勤しんでいた彼女、初期の頃にはシューマンやショパンのような性格的小品を得意としていましたが、1908年から1910年頃までマックス・レーガーに師事したことで、作風が変化。師の作風を受け継ぐ重厚な作品を次々と発表、生涯で9曲の交響曲を含む130曲を越える作品を残しました。すぐれたヴァイオリニストであったゼンフターは、とりわけヴァイオリン作品に力を入れており、彼女自身のコンサートでしばしば自作も披露していたようです。各々の作品の作曲年代の正確なところはわかりませんが、ヴァイオリン・ソナタは1910年代に書かれ、組曲は1930年代から40年代に書かれたと考えられています。古典的な様式を用いながら、独創的な響きを取り入れたユニークな曲で構成された2つの組曲からは、彼女の非凡な才能が感じられます。(2019/02/22 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0101 |
フリードリヒ・ヘルマン(1828-1907)の作品は、現代ではヴァイオリンとヴィオラを学ぶ人たちの必須アイテムです。彼はメンデルスゾーンが設立したライプツィヒのコンセルヴァトワールで学び、1848年にはここの教授に任命されました。多くの作品を書いていますが、曲よりもヴァイオリン奏法について書いた著作の方が知られているのは何とももったいない話です。冒頭の民謡「かわいいアウグスティン」のメロディを使った3台のヴァイオリンによるブルレスケでの魔法のような音は、一度聴いたら忘れられない感動です。一方、ヨハン・ポール・アイヒホルン(1787-1861)の作品は、全て世界初録音。ここで素晴らしいヴァイオリンを演奏しているアレクシアとフリーデマンの係累にあたるとか・・・。(2011/01/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572066 |