シャプラン, フランソワ
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大バッハの最初の妻の次男、カール・フィリップ・エマニュエルの鍵盤楽器ソナタ集です。チェンバロやオルガンによる演奏を想定した曲を現代のピアノで演奏することは、一つの冒険になるわけですが、シャプランのロマンティックな演奏が現代人の耳をも喜ばせてくれます。収録曲中の5つの長調のソナタは、全て中間楽章が短調で、そのポエジーが特に現代のピアノにぴったり、自分でもちょっと弾いてみたくなります。晩年作の16~19は楽器の進歩が著しい時期の曲なので、ピアノとの相性は更にバッチリ。レパートリーの新しい発見がある一枚です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553640 |
まずはプーランクのピアノ作品の中でも、独奏曲よりも本領を発揮しているとの呼び声もある2台、あるいは(1台)4手のための作品をお楽しみください。「仮面舞踏会」や「シテール島への船出」はまさにゴキゲンそのもの! 屈託のない明るさが彼一流の機知の中にふりまかれていて、楽しいことこの上ありません。一方ソナタには、より重厚で壮大なシンフォニックな世界が展開されており、ズシりとした聴き応えがあります。巻末は一転してピアノ抜きの管楽器のみのソナタが収録されていますが、どちらかといえば辛口の味わいとでもいいましょうか(特に木管系の2曲)、少ない音が巧みに寄り合わされ、なかなかにシリアスな仕上がりとなっています。(2000/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553613 |