ヴァイヒェルト, マティアス(1955-)
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このアルバムにはキリスト教の典礼暦の中でも、もっとも大きな祝いの一つである「昇天日」のための3つのカンタータが収録されています。基本的に復活祭から40日後の木曜日とされています。1724年に初演された第37番のカンタータは短いながらも充実した曲で、器楽パートにはルターのコラールから引用された部分もあり、声楽パート以上に聴き応えのあるものです。テキスト自体は昇天よりも、洗礼を受けることについての考察と喜びであり、神を信じる本質が喜ばしく語られます。第43番は1726年に初演。短いながらも2部構成、11曲からなる重厚なカンタータです。トランペット、ティンパニ、オーボエの活躍が見事です。第128番は力強く晴れやかなコラール合唱で始まる美しいカンタータ。聖トーマス教会合唱団の少年たちによるアルトとソプラノのソロ・パートはいつものように清冽な感動をもたらします。(2013/10/23 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP4041 |
聖トーマス合唱団によるバッハ(1685-1750)のカンタータ集の第9集です。今作は「マリアの祝日用のカンタータ集」で、最も有名な「心と口と行いと命もて」("主よ、人の望みの喜びよ"のコラールで知られる)も含まれた素晴らしいアルバムとなっています。BWV125は1725年2月初演のカンタータ。暗めの曲調が心に染み入る作品で、BWV82と同じく、心満たされて死にゆくシメオン老人と、キリストの到来を讃えた心に染み入る音楽です。BWV1のカンタータは1725年に初演された名作で、こちらはソプラノによる美しいアリアが聴きものの明るいカンタータです。最後のBWV147は1723年初演。最初ヴァイマールで1716年に作曲したBWV147aを大幅に改作したもので、ヴァイマール版ではコラールも違うものが使われていたと言います。曲は2部にわかれ、それぞれの最終曲に「主よ、人の望みの喜びよ」のコラールが置かれています。(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP4039 |
聖トーマス教会合唱団による、創立800周年記念のバッハ・カンタータ・シリーズの第7集にあたる「精霊降臨祭のカンタータ」集です。J.S.バッハ(1685-1750)も第15代目の音楽監督(カントール)を務めた由緒ある団体で、その純粋で鄙びた響きは、2012年の来日公演でも多くの聴衆の心をつかみました。このアルバムでは1714年5月20日に初演されたBWV172、1725年5月20日初演のBWV74、1727年6月1日(1746/47初演の説もあり)初演のBWV34の3曲が演奏されています。キリスト教において、最も大切な祝日のための作品であり、彼らも実に心を込めて演奏しています。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP4026 |
聖トーマス合唱団によるバッハ(1685-1750)のカンタータ集。こちらは「三位一体」の日のための作品集です。「三位一体」とはキリスト教で父(神)と子(キリスト)と精霊は、一つの神が三つの姿となって現れたものである。という考え方であり、転じて3つのものが緊密に結びつくことを意味するものです。これは絵画や詩、音楽で主題として取り上げられることも多く、キリスト教の中でも大切な考え方です。この「三位一体の主日」は1334年に、時の教皇ヨハネ22世が「精霊降臨の1週間後」の日曜日に定め、現在に至っています。バッハのこの2つの作品のうち、BWV75は1723年5月30日に初演された曲で、ライプツィヒ着任後に最初に演奏したカンタータとしても知られています。他のカンタータに比べ、とりわけ規模が大きく、バッハ自身の自己紹介もかねた素晴らしい作品と言えるでしょう。BWV194はやはり三位一体の日のためのカンタータですが、その半年前のシュテルムタール教会のオルガン奉献式で初演され、その後に改めて三位一体の日に再演されたというものです。少年たちの清冽な声が魅力的な演奏です。(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP4036 |