ソコロヴァ, I・N
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ロシア音楽の源流をたどれば、国民楽派であろうとモスクワやペテルブルク派であろうと、グリンカの「カマリンスカヤ」と「イワン・スサーニン」に行き着く。ロシアの音楽家たちの大多数が認めるところです。まだイタリア・オペラの影響も随所に見られる作品ですが、CD1トラック5「ご機嫌よう、一族の人々よ」などの哀愁に満ちた朗吟的歌唱を聞くと、極めてロシア的でもあるというのも肯けるでしょう。それゆえ、ソ連時代にも「皇帝に捧げし命」という社会主義思想に抵触する主題にもかかわらず、オリジナルのローゼン男爵の台本からゴロデツキーの手によってテキストを変更してまでも、演奏され続けたのでした。このCDにはソ連時代の録音を中心に、オリジナル・ローゼン男爵版の一部抜粋を収録しています。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111078-80 |