コラール, クロディーヌ
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カラス、サザーランドの両女史の出現以降、コロラトゥーラは胸声を使った強靭なものが主流となりました。しかしそれ以前の歌手たちは頭声をおもに使い、繊細で軽やかな歌唱をしていたのでした。少し口にこもった響きの、しかし絹糸のような柔軟さと美しさを持つ歌声は、迫力においてこそ今日の発声法に劣るものの、その至芸は驚嘆すべきものがあります。タイトル・ロールを務めるロバンは、その歌唱法を伝える最後の世代に当たる名ソプラノで、ラクメを当たり役として名をはせました。彼女の自在に飛び回る「ソプラノ・レッジェーロ」の歌声は、ガリ=クルチ、ポンス、ファラーといった往年の名歌手たちを知る聴き手には、魅力的に響くことでしょう。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111235-36 |
フランス国営視聴覚協会に保存されているオペレッタの選りすぐりの作品のうち、フランス語で歌われているものの選集です。オペレッタのなかでも「レハールの『ラ・ボエーム』」とも言われる「ルクセンブルク伯爵」は、メロディーの美しさとストーリーのロマンティックさという点で、レハールの作品中、最上位の一つとされています。人生の切なさや儚さ、ペーソス、希望を歌い上げる芸達者な面々~ことにダシャーリのコケティッシュで魅惑的な声は、オペレッタのヒロインにうってつけ。その声の演技力をもって八面六臂の役を担っているのも聞き逃せません。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111010 |