ノートン, レスリー
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この作曲家の名前、聞き覚えあるな?と思った方、それはかなりのマニアです。そうです。この人は以前、全世界で大ヒットを飛ばしたP.D.Q.バッハ(バッハの21番目の息子???)の生みの親というか、伝記作者。平たく言えば、「シックリー教授」が自作を発表する時に用いた偽名なのですが、そのジャンルを越えた「冗談音楽」はお堅いクラシック音楽界に旋風を巻き起こしたことは間違いありません。このアルバムに収録された曲は、冗談音楽ではなく、きちんとした室内楽ですが、それでも、「カッツキルの1年」ではバロック時代に回帰した音楽が聴けますし、自作からの引用も盛り込まれています。ドリーム・ダンスでの人を食った表情もいい感じです。(2011/10/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559687 |
このアルバムに収録された3曲の「管楽器のための協奏曲」は、どれも21世紀になってから作曲されたにもかかわらず、3楽章の伝統的な形式を持っています。また作品自体も過去の作曲家たちの伝統を継承しており、ティケリの「クラリネット協奏曲」はそのままガーシュウィン、コープランド、バーンスタインへのオマージュにもなっている興味深い作品です。主旋律に「ホワイトスケール」と呼ばれるピアノの7つの白鍵のみを用いたワーナールの「ホルン協奏曲」は、黒鍵を一切使用しないという制約から生まれる不思議な緊張感に満たされていながらも、どこかのどかで牧歌的な雰囲気を醸しています。イラン出身のランジバランの「フルート協奏曲」はイランのリズム、メロディ、楽器の要素が取り入れられたエキゾチックな作品。フィラディルフィア管弦楽団の首席奏者ジェフリー・カナーの依頼によって書かれた、息の長い神秘的なフルートの音色が印象的な作品です。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559818 |