オルフェオ・ブラス・アンサンブル
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テレマンの作品の数多くは宮廷のために作曲されていますが、ハンブルクの音楽監督に就任してからは、裕福な市民や、都市を守る軍事職人たちのためにもユニークな作品を書きました。このアルバムに収録されている作品は、都市に駐屯する守備隊のために書かれたもので、テレマンは彼等のアンサンブルに精通しており、およそ20曲の「管楽器アンサンブル」が残されています。基本的に2本のオーボエと2台のホルン、そしてファゴットというクィンテットという小ぶりな編成です。室内アンサンブルの基本とも言える緻密な音楽を、オーボエ奏者でもあるカリン・ファン・へールデンが指揮するオルフェオ管楽アンサンブルが生き生きと演奏しています。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555085-2 |
知られざるテレマン作品の発掘に力を入れるcpoレーベル。今作は第1作(555085)に続く管楽のための序曲集第2集です。軍楽のための音楽や、狩猟時の音楽、そして食卓の音楽などのハルモニームジークの分野でも活躍したテレマンは、この分野に数多くの作品を残しています。なかでも「アルスター序曲」と題された管弦楽曲の吹奏楽ヴァージョンは、弦楽パート抜きでも素晴らしいサウンドを生み出すことに成功しています。アルスターとはハンブルクにある人造湖の名前で、13世紀に水車を回すためにアルスター川をせき止めて作られました。テレマンのこの曲は、川が流れていた当時ののどかな風景を魅力的な音で表現したもの。サラバンドでは優雅な白鳥の姿が、またカラスとカエルの鳴き交わしやニンフたちの舞いなど様々な情景が描かれています。鄙びた響きが魅力的なオルフェオ管楽アンサンブルの演奏です。(2021/10/29 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555212-2 |
チェコ出身で、生前はオペラ作曲家として名を馳せたミスリヴェチェクですが、実は多くの管弦楽曲や器楽曲も書いています。ここで聴ける管楽アンサンブル集は、まるで言葉のないオペラのようで、弾むリズムと劇的な楽想を持っています。若きモーツァルトが多大な影響を受けたと言われるだけあって、そのメロディの閃きにも聴きどころがたっぷりです。また各々の楽器に要求される技術も大層なもので、当時の奏者たちがいかに高度な技を持っていたかを想像するのも楽しいことです。ドイツ、オーストリアで活躍するオルフェオ・ブラス・アンサンブルは極めて親密な響きで、この作曲家の真価を伝えます。(2010/03/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777377-2 |