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ブラウン, ジュリア(1965-)

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    オウサム・オルガン - ベスト・ラヴド・クラシカル・オルガン・ミュージック(素敵なオルガン)

    モーツァルトが「楽器の王様」と呼んだパイプオルガン。大聖堂や教会で、何千本ものパイプが輝く巨大な楽器から生み出される迫力ある音色を聴けば、彼が称賛した理由も理解できるでしょう。このアルバムでは、オルガンと言えば誰もが思い浮かべる、バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」を冒頭に置き、ロマン派や近現代の作品をバランス良く配置することで、オルガンのさまざまな響きを楽しむことができます。最後には、同じく良く知られているヴィドールの「トッカータ」が置かれています。(2020/02/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578179

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    シャイデマン:オルガン曲集 3 (ブラウン)

    北ドイツのオルガン音楽一派を代表する一人シャイデマンの才能を再発見するシリーズの第3作です。コラールによるオルガン曲やハスラーやラッススのモテットの興味深い編曲に混じってここで聴く数曲の「プレアンブルム」(前奏曲という意味)が、シャイデマンならではの業績で、指回りが敏速で機知に富んだ演奏をしたと伝えられる彼らしい即興的な音楽です。ブラジル出身で、ナクソスではお馴染みのリュプザムに学び、アメリカ合衆国オレゴン州を拠点に活躍する若手女流奏者による演奏で、20世紀後半製作のオルガンのサウンドをお届けします。(2001/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554548

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    シャイデマン:オルガン曲集 4 (ブラウン)

    少年期にオランダの巨匠スウェーリンクに師事、別れに際して師が弟子にカノンを贈ったほどの才能を伸ばし、ドイツ鍵盤音楽史にその名を残したシャイデマンの業績を辿るシリーズ、第4集は彼が残した8つの旋法によるマニフィカトのうち2つがメインになります。手の込んだ、鮮やかな対位法の技術が見事です。スウェーリンク譲りのコラールのアレンジも重要な仕事で、当盤でも6曲を収録。ルネッサンス期最大の巨星ラッススのモテットの編曲、フレスコバルディの影響下にある「カンツォーナ」、性格的前奏曲である「プレアンブルム」と、多彩なプログラミングをお楽しみください。(2004/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555876

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    シャイデマン:オルガン曲集 5 (ブラウン)

    オランダの巨匠スウェーリンクに学び、北ドイツで活躍したシャイデマンのオルガン音楽の特徴を、あえて俗な言葉で形容するならば「癒し系」といってよいかもしれません。バッハ以降のオルガン音楽では、ときに顕著となる、壮麗さへの志向はあまりなく、むしろ力の抜けた訥々とした進行が目立ち、アラベスク風の細やかな動きを豊かに含む旋律線と、その対置の見事が前面に出た、素朴な対位法の美しさが最大の魅力です。心を静かにしてじっと耳を傾ければ、古いドイツの教会や町並みの様子が思い浮かぶような、素敵なオルガンの響きに癒されてみるのはいかがでしょうか?(2004/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557054

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    シャイデマン:オルガン作品集 6 (ブラウン)

    ハンザ同盟の一員として、裕福な有力都市の一つとして繁栄し、神聖ローマ皇帝から自由都市の特権を与えられ、自治権を獲得維持していたハンブルク。17世紀、そのハンブルクで活躍した鍵盤音楽の大家シャイデマン(1595頃-1663)のオルガン作品集第6集です。当時は全ヨーロッパから音楽家たちがハンブルクに集まっていましたが、シャイデマンはその中でも傑出した存在であり、そのせいか、彼の作品は他の作曲家たちのものよりも格段に多く譜面が残されていることでも知られています。また、この頃はオルガンの性能が高められ、それに伴い演奏技術も高いものを求められていたこともあり、ここで聴かれる作品も、複雑な対位法を駆使した大規模なものとなっており、単なる「J.S.バッハの先駆者」としての存在だけではない、全くもって稀有な才能と崇めずにはいられません。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573118

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    シャイデマン:オルガン作品集 7 (ブラウン)

    シャイデマン(1595頃-1663)のオルガン作品集第7集です。北ドイツのオルガン音楽の発展に寄与し、多くの後継者を生み出した偉大な作曲家であり、また長らくハンブルクの聖カタリーナ教会のオルガニストを務めたことで知られています。ここのオルガンは北ドイツでも最も美しい楽器の一つで、1630年にオルガン作者ゴットフリート・フリッチェの手によって拡張され、56のストップと4段の鍵盤を持つ大規模な楽器となり、それに伴い、シャイデマンも楽器の特性を探究すべく、より精緻で規模の大きな作品を書くようになるのです。彼の現存する作品のほとんどはルター派の典礼のために特別に書かれたもので、聖歌隊がいない場合は、モテットの部分も奏することになりますが、彼はそれらを洗練された書法で作曲し、置き換えることに成功したのでした。(2013/11/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573119

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    W.F. バッハ:オルガン作品集(ブラウン)

    J.S.バッハの長男として生まれ、その音楽的才能を嘱望されながらも結局大輪の花を咲かすことなく生涯を閉じてしまったヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1780)。ヴァイマールに生まれ、ライプツィヒで教育を受け、1746年にハレの教会でオルガニストとして活躍しますが、就任の際の父のコネがあまりに強かったためか、父バッハの死後は、いろいろとうまく行かなくなってしまい、1746年に退任してからは、亡くなるまで放浪の日々を続けベルリンで死去しました。しかし、その自由を求める性格は音楽に反映されていて、ここで聴けるオルガン作品も、到底古典派の作品とは思えぬほどロマンティックで、柔軟な作風と形式を有しています。(2011/04/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570571

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    W.F. バッハ:鍵盤作品集 5 - ソナタ集 Fk. 6a, 7-8, 200-201, 204 (ブラウン)

    大バッハと最初の妻マリア・バルバラとの間の第二子、および長男として生まれたヴィルヘルム・フリーデマン(1710-1784)。彼へかかる期待の大きさは想像を絶するものであったようで、父バッハは自らの持つ技術の全てを彼に注ぎ込みました。その甲斐あってか、23歳の時にはドレスデンの聖ソフィア教会、そして1746年にはハレの貴婦人教会のオルガニストに就任します。彼は、もともと才能に恵まれていたことは確かですが、あまりにも溺愛され、また期待されすぎた反動か、独立心に欠け、猜疑心が強いなど人間的魅力が乏しく、最終的にはあまり恵まれた人生を送ることはできなかったと伝えられます。そんなヴィルヘルム・フリーデマンの作品は、どれを聴いても、確かにこの時代の枠には入りきることのない、不思議な味わいをもっています。冒頭のソナタの第1楽章での自由な和声の進行は、まるでシューベルトを思わせるロマンティックなもの。明らかに時代を先取りしていますが、当時、これを受け入れるまでには時代は進歩していなかったと思われます。彼の作品は、その成立過程や成立年代がわかっていないものが多く(これも彼自身の怠惰な性格が災いしているのですが)実際に聞いてみて、初期の作品か後期の作品かを判断するほかなく歴史上の位置づけも困難だと言われています。しかし、ここに溢れる表現力豊かな音楽は、確かに天才の息遣いを感じさせるものばかりです。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573177

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    W.F. バッハ:チェンバロ・ソナタ集 Fk. 1b, 3, 202/2台のチェンバロのための協奏曲 Fk. 10 (ブラウン)

    J.S.バッハ(1710-1784)の長男であり「最も才能に恵まれた」とされるヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ。しかし、ありあまる才能に溺れてしまい、努力を怠ったため、晩年は寂しくこの世を去ったという人としても知られています。そんな彼のこと、出版された作品は数が少ないのですが、どれも、感情の迸りが素晴らしい幻想的な作品として、愛好する人が多いのです。残された作品を見てみると、初期の作品は父の影響が強く感じられますが、少しずつ自由度が高くなり、彼の初の出版作品である「ニ長調」のソナタは、あまりにも複雑過ぎて、アマチュア愛好家たちの手には到底負えない難曲となってしまったためか、それ以降のソナタは敬遠されてしまったとも言われています。同時代からは背を向けられてしまった彼の作品ですが、今の私たちにとっては素晴らしい贈り物であることは間違いありません。(2013/05/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573027

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    W.F. バッハ:ピアノ・ソナタ Fk. 2, 4, 5, 9/組曲 Fk. 24 (ブラウン)

    華麗な即興演奏で知られたヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(J.S.バッハの長男)は、素晴らしい才能に恵まれていたにも拘らず、それを存分に発揮することなく生涯を終えたことでも知られています。彼は多くの曲を書きましたが、曲に署名をすることもなく、また出版された曲もほんのわずかであったため、なかなか彼の本質を知ることができません。その上、どんな楽器を想定して書かれたのかもわからないため、逆にクラヴィーアでも、チェンバロでも、オルガンでも演奏できるという曖昧さ(柔軟さともいう)も持っていたりと、一筋縄でいかない作曲家です。風変わりなコントラストと大胆な音の動きに満たされた音楽は、驚くほど魅力的です。録音 2011年6月6-7日 オレゴン エピスコパル・チャーチ・オブ・ザ・リスレクション(2012/09/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572814