ブルンナー, ヴォルフガング(1958-)
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2006年、15歳の時にアウグスブルクで開催された『レオポルト・モーツァルト国際コンクール』で第1位を受賞した後、ソリスト、室内楽奏者として活躍するヴァイオリニスト、レーナ・ノイダウアー。今作では1743年製のロレンツォ・グァダニーニにガット弦を張り、美しく典雅な音色でシューベルトのヴァイオリン作品を演奏しています。1816年に書かれた3作は、アントン・ディアベリが出版時に「ソナチネ」と名付けたため、現在でもしばしばこの名前で呼ばれます。美しい旋律にあふれた短くシンプルな作品です。しかし、そのわずか1年後に作曲されたイ長調のソナタは、構造も複雑になっており、演奏時間も20分を超える長さを持つ意欲作です。ここで伴奏を務めるブルンナーは、製作年代の違う2台のフォルテピアノを駆使し、作品の持ち味を最大に生かしています。(2022/02/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555153-2 |
ポーランドの宮廷楽長に任命された20代の若きテレマン(1681-1767)は、領主であったプロムニッツ伯爵の好みに合わせフランス風の作風を研究しつつ、この地の民俗音楽にも強く魅了されたと自伝に記しています。同時に様々な楽器の音色にも注目し、当時存在した特殊な楽器のための作品を幾つか残しています。このアルバムでは、クラリネットの原型となったシャリュモーと、長い歴史を持つ弦楽器サルテリオのための作品を中心に収録、あまり耳にする機会のない珍しい音色を楽しむことができます。もちろん録音には楽器の調整から音響バランスまで細心の注意が払われたそうで、エキゾチックで繊細な音色が存分に記録されています。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555031-2 |
17世紀から19世紀初頭の作品を得意とする指揮者ヴォルフガング・ブルンナーと、1991年に彼が設立したザルツブルク・ホーフムジーク。彼らは、以前にも管楽のための協奏曲集や、歌劇《夢》《自然の真実》など、ミヒャエル・ハイドンの知られざる作品を録音しており、このアルバムでもジングシュピール《落穂拾い》と1765年のカンタータ『Ninfe in belli』の2作を紹介しています。《落穂拾い》は1778年にオーストリアのクレムスミュンスター修道院劇場のために書かれたジングシュピール。落ちていたトウモロコシの種を拾い、盗人と非難された貧しいエミーリエが救われるまでの物語です。モニカ・マウフをはじめとした歌手たちの、美しいアンサンブルをお楽しみください。かたや『Ninfe in belli』は、1765年1月19日に、バイエルン公妃ヨーゼファがランバッハ修道院に滞在した際の機会カンタータ。後にミヒャエル・ハイドンの妻となるソプラノ歌手マリア・マグダレーナ・リップがソロを歌ったと推測される華やかな作品です。ザルツブルク・モーツァルテウムとウィーン国立音楽大学で学んだ若手ソプラノ、マリア・ラドゥルナーが見事な歌唱を聴かせます。(2023/12/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555343-2 |
ヨーゼフ・ハイドンの弟、ミヒャエルのジングシュピール《自然の真実》。初演以来ほぼ2世紀に渡って演奏されることのなかった作品です。この録音は2015年、ザルツブルクで開催された「ハイドン週間」で、ザルツブルク・モーツァルテウム大学とミヒャエル・ハイドン協会の共同制作によって蘇演された舞台を収録したものです。ザルツブルク大学は、もともと戒律の厳しいベネディクト派系列の学校でしたが、学年の終りに学生たちと宮廷楽団によって上演される喜劇は、市民たちにも開放され、普段厳しい生活を送る学生たちも、この時ばかりは羽目を外し、聴衆を沸かせたといいます。ベネディクト会の修道士ライヒスジーゲルはこの上演のために、真の芸術を求める師匠と彼を助ける「自然」、4人の知識たちとの楽しい掛け合いを台本に仕上げ、ミヒャエル・ハイドンは楽しい曲を付けました。言葉遊びもふんだんに使われた凝った作りを持つ秘曲です。(2018/09/05 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555032-2 |
ヨーゼフ・ハイドンの5歳下の弟で才能ある作曲家ミヒャエル(1737-1806)。彼の作品は当時のウィーンの音楽を知る上で大切なレパートリーであり、また教育者としても優れた彼の元からは、ウェーバーやディアベリが育つなど、音楽史的にも大変重要な人であったことは間違いありません。この協奏曲集は第1集(777781)に続くもので、美しいハーモニーと、巧みな独奏楽器の使い方には感嘆せざるを得ません。最後に収録されているロマンスは、モーツァルトのメロディを転用したものですが、これは何といっても伴奏部分の違いが聞き所でしょう。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777538-2 |
1768年、C.P.E.バッハは、それまで寵愛を受けていたフリードリヒ大王の元を離れ、テレマンの後任楽長としてハンブルクに向かいました。その地で彼は一層宗教音楽に関心を持ち、到着してすぐにオラトリオ「荒野のイスラエル人」を完成させました。これは、彼の芸術性を示す一種の名刺代わりともなるため、主題は中立的なものを選び、持ちうる限りの表現を駆使しての、極めて劇的な作品を創り上げたのです。最初の音から迫力満点であり、また深い精神性も持ち合わせています。極限の状況で生きる人々と彼らを導くモーゼの物語は、当時の人々を熱狂させ、新たな神への感謝の気持ちも芽生えさせたことは間違いありません。 ( 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777560-2 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2012.02.08 |