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グスタフソン, ヨハネス(1975-)

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    エリアッソン:ヴァイオリンとピアノと弦楽オーケストラのための二重協奏曲/弦楽のためのシンフォニア(ヴァリン/ペンティネン/スウェーデン放送響/グスタフソン)

    (2008/12/10 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777334-2

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    エリーアソン:クオ・ヴァディス(ヴェイヌイス/スウェーデン放送合唱団/スウェーデン放送響/グスタフソン)

    「ペッタションの後継者」と言われるスウェーデンの現代作曲家エリアソン(1947-)の大規模な作品です。幼い頃から音楽に親しみ、9 歳でトランペットを手にして、10 歳でジャズ・バンドを組んだという早熟の天才でした。この作品のタイトル「クオ・ヴァディス」は、ラテン語で「どこへ行くのか?」の意味。ペトロが最後の晩餐でイエスに投げかけた言葉です。1998 年にマンフレッド・ホーネックが彼にレクイエムの作曲を依嘱するも、エリアソンはレクイエムではなく、この曲を書いたということです。自分自身があまりにも小さなキリスト教徒であったから。という理由で・・・。彼の作品は「無駄な音符が一つもない」と言われるほどに精緻で禁欲的なものですが、このような大規模な作品ですと、また印象が変わることでしょう。(2011/08/10 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777495-2

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    エングルンド/クラミ:ヴァイオリン協奏曲集(シュミット/オウル響/グスタフソン)

    シベリウスの次世代を担う2人の作曲家、エングルンドとクラミのヴァイオリン協奏曲集。この2曲はともに20世紀フィンランドを代表する名協奏曲として知られ、第二次世界大戦中に作曲されたクラミの作品は、1944年にストックホルムで初演されています。彼の作品にはフランス音楽~ラヴェルや六人組からの影響も指摘されていますが、この協奏曲ではクラミ自身の作風が確立されており、更に晩年に改訂されたこの版は伴奏部分がよりシンフォニックになっています。また2016年に生誕100年を迎えるエングルンドは、20世紀後半のフィンランドを代表する作曲家の一人。大戦後しばらくは、ショスタコーヴィチやプロコフィエフとの親和性を感じさせる作風でしたが、晩年になるとこの協奏曲も含め、抒情的な作風を好むようになります。作品は初演こそ成功しましたが、その後はあまり演奏されることがありませんでした。これら2つの作品を演奏するのは、名手ベンヤミン・シュミット。OEHMSレーベルへの一連の録音や、ONDINEレーベルへのリゲティ、ショスタコーヴィチ、レーガー作品の録音で高く評価されています。(2016/10/21 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1278-2

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    タッローディ:チェロ協奏曲「高原地方」/きりん座/ゼフュロス(コラーニ/ヴェステロース・シンフォニエッタ/カルネイロ/グスタフソン/シュテーア)

    (2020/01/17 発売)

    レーベル名:dB Productions
    カタログ番号:dBCD166

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    ヌールマン:交響曲第3番/演奏会用序曲/シェイクスピアの「アントニーとクレオパトラ」への序曲(オウル響/グスタフソン)

    スウェーデンの作曲家・指揮者ルードヴィグ・ヌールマン。10代から20代始めにライプツィヒ音楽院に留学、イグナーツ・モシェレスらに師事するとともに、ロベルト・シューマンから大きな影響を受けました。その後、ストックホルムに戻り、ストックホルム王立音楽院にて教鞭を執りながら、指揮者としても活躍しています。作曲家としては4曲の交響曲をはじめ、管弦楽曲からカンタータ、歌曲まで幅広いジャンルの作品を書き上げ、「スウェーデンのブラームス」の異名をとりました。このアルバムに収録された交響曲第3番は、後世の作曲家ヴィルヘルム・ステンハンマルに「美しさに満ちた作品。私にとってはブラームスのどの交響曲よりも大切だ」と言わしめたほどの出来栄えを誇っています。他には3曲の序曲を収録。1856年に作曲された「演奏会用序曲 変ホ長調」は、ゆったりとした序奏にソナタ形式のアレグロが続く、伝統的な形式の作品です。「葬送行進曲」はスウェーデン王立歌劇場で彼の同僚として働いていたアウグスト・セーデルマンを偲んで書かれた曲。43歳の若さで亡くなった友人への心からの悲しみの表明です。ヨハネス・グスタフソン指揮オウル交響楽団による演奏で。(2022/08/19 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1391-2

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    ノルダル:管弦楽作品集(アイスランド響/グスタフソン)

    日本では、いくつかの美しい合唱作品で知られる現代アイスランドの作曲家ヨウン・ノルダル(1926-)。2016年は彼の90回目の誕生日を記念して、北欧一体で数多くの演奏会も予定されています。1940年代から50年代にかけて、戦後のヨーロッパで音楽を学んだ彼は、ダルムシュタットの夏のコースにも参加するなど、常に最新の音楽動向を踏まえた創造的な作品を追求し、ユニークな作品を次々と発表しています。このアルバムには、そんなノルダルの1966年から1982年までの作品を収録。指揮者グスタフソンとアイスランド交響楽団は、この演奏がONDINEレーベルへのデビュー作品となります。(2016/08/26 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1282-2

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    ノルディン:二重協奏曲/フレームズ・イン・トランジット(オーケルベリ/トリオ・トレスパッシング/ヴェステロース・シンフォニエッタ/グスタフソン)

    (2020/01/17 発売)

    レーベル名:dB Productions
    カタログ番号:dBCD159

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    ホーネマン:管弦楽作品集(グスタフソン)

    デンマークの知られざる作曲家クリスチャン・ホーネマンの作品集です。芸術家の一族に生まれ、幼い頃から一流の芸術に触れながら育ってきた人で、画家であった祖父は、フリードリヒ・クーラウの親友であり、若きベートーヴェンのミニチュア肖像画を描いたことでも知られています。現在、ホーネマンの作曲家としての知名度はほとんど無きに等しいもので、これまでにほんの少しの録音のみが存在しますが、実はそのどれもが素晴らしいものでした。今回はSACDハイブリッドの高音質で、この知られざる作曲家の本質に迫ります。北欧の自然と一体となったような、美しく抒情的な音楽「グレ組曲」、勇壮な「ムーサの戦い」と「英雄的序曲」、悲劇のための音楽「カラヌス」。どれも劇的で色彩豊かです。(2012/04/11 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:6.220564