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クロスリー=マーサー, エドウィン(1982-)

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  • ラモー: 優雅なインドの国々

    【フランス古楽界が今最も注目する新世代指揮者、独特な版でのラモー重要作!】最も若い世代からシーンを瞠目させるグループが続々登場するフランス古楽界ですが、大規模なプロジェクトを続々成功させ専門家たちの注目を急速に集めつつある1996年生まれの俊才ヴァランタン・トゥルネが率いるラ・シャペル・アルモニークはまさにその最注目株といっても過言ではないでしょう。各地の音楽祭から次々と招かれ、バッハの『マニフィカト』初稿版(CVS009/日本語解説・訳詞付NYCX-10097)でCDデビューしたのが2019年。そのときのパートナーでもあったヴェルサイユ宮殿主宰のレーベルから、まさに彼らの自家薬籠中のレパートリーとも言うべきフランス18世紀作品の、それも名曲中の名曲の注目新録音が登場します。齢50を過ぎて歌劇作曲家としてデビューしたばかりのラモーに大きな名声をもたらし、18世紀の間も幾度となく再演された傑作『優雅なインドの国々』(「インド」とは18世紀フランスの人々にとっての「異国」あるいは「異教徒の世界」という意味で、南米やトルコ、アフリカ大陸などが舞台になりながら実際のインドは出てきません)……ラモー晩年の1761年に再演された時の「インカとペルー」の幕から始まる異版が使われているのも特徴のひとつです。フランス語話者たちならではの音楽の造形への親和性が活きる、その丁寧な解釈から立ち上る香気と豊かな活気はまさに今の彼らならではのもの。細部まで聴き深め甲斐のある充実の演奏に仕上がっています。(2021/03/26 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS031

  • 詳細

    レーヴェ:受難オラトリオ(ウーレ・ロマンティーク器楽&ヴォーカルアンサンブル/レイネマン)

    もしバッハの受難曲がロマン派風味で味付けされたらどうなるか?その想像を音にしてくれたのが、レーヴェ作曲「受難オラトリオ」です。レーヴェと言えば小規模な歌曲(バラード)とくるのが一般的ですが、このような大曲も残していたのです。19世紀前半と言えば、メンデルスゾーンがバッハ「マタイ受難曲」を蘇演した時代背景があり、その後レーヴェ自身も「マタイ」や「ヨハネ」を指揮した記録が残っています。そうした時代を紐解く上で実に興味深い作品であり、そして特に第3部で劇的に受難の物語を描くあたりはロマン派でなければ書けなかったもので、聴き逃せません。フランスの音楽祭における拍手入りライヴ録音。(2006/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557635-36