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ランデ, ウラディーミル

Search results:10 件 見つかりました。

  • ティアンワ・ヤン サンクトペテルブルクでのコンサート・ライヴ

    (2014/05/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:2.110283

  • エルダー・ネボルシン ~サンクトペテルブルクでのコンサート・ライヴ

    (2014/05/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:2.110284

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    ヴァインベルク:管弦楽のための組曲/交響曲第17番(シベリア国立響/ランデ)

    1982年から84年にかけて作曲されたヴァインベルク(1919-1996)の交響曲第17番は「戦争三部作」と呼ばれるシリーズの第1作目にあたります。タイトルはロシアの女性詩人アンナ・アフマー卜ヴァの詩から採られており、スコアには彼女の詩が掲載されていますが、作曲者は具体的な説明をしていません。【わが祖国、あなたは力と自由を取り戻した/しかし、人々の記憶の宝庫には/焼けてしまった戦争の年月が常に残っている】戦争によって親兄弟全てを失ったヴァインベルクの静かな悲しみと怒りが、どの楽章にも強く滲み出た、説明不要の力作です。かたや「組曲」は、スターリンの支配が終わろうとする1950年頃に書かれた作品ですが、この当時のヴァインベルクは映画音楽やサーカスの音楽で身を立てており、この曲もそんな中の一つだと推測されます。1951年に出版されましたが、正式な演奏の記録は見当たらず、恐らくこの録音も世界初だと思われます。ショスタコーヴィチの《ジャズ組曲》を思わせる軽妙な旋律は、錯綜した時代をそのまま表現しています。(2016/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573565

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    ヴァインベルク:交響曲第12番「D. ショスタコーヴィチの思い出に」/「黄金の鍵」組曲第4番(サンクトペテルブルク響/ランデ)

    NAXOSの大好評シリーズ、ヴァインベルク(1919-1996)の作品集です。今作は「ショスタコーヴィチの思い出に」と題された交響曲第12番と、シニカルなバレエ組曲「黄金の鍵」の2つの作品を収録しています。すでに知られている通り、ヴァインベルクとショスタコーヴィチは親友であり、その作品にもショスタコーヴィチの影響は強く顕れています。この第12番を作曲した当時のヴァインベルクは、過去14年間にいくつかの交響曲を書いたものの、それらは合唱付きであったり、室内オーケストラのためであったりと、フルオーケストラのための曲は書いていませんでした。この作品で再び大編成の純管弦楽のための作品に着手したのは、やはり何といっても1975年のショスタコーヴィチの死が引き金になったことは間違いありません。曲想も先人の作品に良く似たもので、曲全体に重苦しい雰囲気が横溢し、全ての楽器が親友の死を悼むかのように鳴り響きます。かたや、楽しげなバレエ音楽ですが、こちらもショスタコーヴィチの潮流を汲む風刺的な作品。様々な作品のコラージュなど意味ありげな音楽です。(2014/02/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573085

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    ヴァインベルク:交響曲第13番/セレナード(シベリア国立響/ランデ)

    ワルシャワで生まれ、ナチスを逃れミンスクに亡命したヴァインベルク。家族の大部分を戦争で失い、自身も反ユダヤキャンペーンで逮捕されるなど苦難の人生を送ったことで知られています。彼の死後残された、20曲の交響曲、7曲のオペラ、室内楽、ピアノ曲、映画音楽などの数多くの作品は20世紀中にはほとんど無視されていましたが、21世紀になってようやく演奏、録音の機会が増えており、とりわけ晩年の平和への祈りが込められた懐古的な作品は高い人気を獲得しています。彼の母の思い出のために作曲された「交響曲第13番」は単一楽章で書かれたシンプルで控えめな作品。全曲はヴィオラの悲痛な主題で始まり、様々な楽器を交えながら激しいクライマックスに到達した後は少しずつ減衰していくという大きな弧を描いています。1952年に作曲されたセレナードは「ジダーノフ批判」を受けていた時期に書かれ、アレクサンドル・ガウクに捧げられた作品。曲の終わりは堂々たる讃美歌で締めくくられます。どちらも世界初録音です。(2018/09/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573879

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    ヴァインベルク:交響曲第18番/トランペット協奏曲第1番(バリオ/サンクトペテルブルク室内合唱団/サンクトペテルブルク響/ランデ)

    ヴァインベルク(1919-1996)の晩年の最も重要なプロジェクトの中に「第二次世界大戦を振り返る」というものがあります。これで生まれたのがは、交響曲第17番「記憶」と、この第18番、そして第19番「輝かしき五月」という3つの交響曲です。この第18番も、タイトル通りの反戦意識に彩られたもので、ソ連の詩人、セルゲイ・オルロフとアレクサンドル・トアルドフスキーの詩、そして民謡に由来するテキストが用いられた、声楽付きの一種のオラトリオとなっています。各々の詩は強い悲しみと怒りを孕み、全ての人に大いなる問題を突きつけます。ただ、いつものように、ここでも決してヴァインベルクは聴き手を冷たく突き放すことはなく、どこか希望が持てる音楽となっているところに救いがあるのかもしれません。トランペット協奏曲はもっと早い時期に書かれたもので、初演は名手ティモフェイ・ドクシチェルと、キリル・コンドラシンが指揮するモスクワ・フィルによって1968年1月6日に行われました。この当時心酔していたショスタコーヴィチの影響が強く感じられる冷笑やグロテスクなパッセージが至るところに散りばめられた興味深い作品で、ヴァインベルク入門としても、オススメできる逸品です。(2014/06/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573190

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    ヴァインベルク:交響曲第19番/交響詩「平和の旗印」(サンクトペテルブルク響/ランデ)

    近現代の作曲家としては珍しく、ワインベルク(1919-1996)は生涯に26曲の交響曲(番号なし、室内交響曲も含む)を残すほど、この形式に愛着を持っていました。この第19番の「輝かしき5月」は、その前に書かれた第17番と第18番とともに「戦争三部作」と言われ、歴史の暗黒部を経て平和を願う彼の思想が反映されたものとして評価されています。これらはロシアの女性詩人アンナ・アフマートヴァの詩「勝利」に基づく作品ですが、純粋に喜びの心情を歌い上げているわけではなく、心の底には重苦しい不安を抱えている点では、ショスタコーヴィチのシニカルな作品にも似ていると言えるでしょう。重苦しい第1楽章、思いがけないほどに美しい第2楽章、一見平和のうちに終わるかに見える終楽章、とその喜びの感情は、まるでガラス細工のような脆さを孕んでいます。「表向きの顔」とも言える「平和のバナー」もまた然り。(2012/12/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572752

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    ヴァインベルク:交響曲第6番/モルダヴィアの主題による狂詩曲(グリンカ・コラール・カレッジ少年合唱団/サンクトペテルブク響/ランデ)

    ポーランドに生まれ、ショスタコーヴィチの友人としても知られる20世紀の最大の作曲家の一人、ワインベルクの2つの作品です。1949年、彼が30歳の時に作曲した「モルダヴィアの主題によるラプソディ」は物憂い風情を湛えた前半部と、興奮の坩堝と化した後半部のコントラストが見事です。民謡を多用したこの「親しみやすい」作品は、当時の社会情勢の求めで書いた曲であり、必ずしも彼の本意が表出されているとはいえませんが、人々の賞賛を集めたことは間違いありません。1949年11月30日にアレクサンドル・ガウク指揮、モスクワ放送交響楽団によって初演されました。交響曲第6番は、児童合唱を用いる描写的な音楽で、初演を聴いたショスタコーヴィチが大絶賛したと言います。確かにショスタコの一連の作品を上回るほどの凶暴性を持つスケルツォはロシア好きでなくとも、一聴の価値ありです。(2012/05/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572779

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    エイクマン:ヴァイオリン協奏曲「Lines in Motion」/アニアの歌/サクソフォン協奏曲(ウェザビー/T. サリヴァン/ランデ)

    アメリカの作曲家ジェームズ・エイクマン(1959-)の音楽は、何十年にも渡って高い栄誉を受けています。彼の音楽は、どれも感情に訴えかける力が大きく、また多くのイメージを喚起させます。また「豊かに響き渡り、魅力的で、悲しげで、美しく、刺激的。そして創意に富んでいて、新しい。」と様々なメディアで大絶賛を受けてもいます。ここで聴ける3つの作品は、ジャズやポップスの影響も感じられるエレガントで柔軟な作風が魅力です。天に向かって伸びていくような、美しくゆったりとしたメロディラインを持つヴァイオリン協奏曲、元ポーランドの王族であり、ヴァイオリニストの妻となったアニア讃える弦楽のための音楽、そして透明感を湛えながらも、アルバン・ベルクの管弦楽法を模倣しているというサキソフォン協奏曲。どれもが作曲家の過去の経験と密接に結び付いた音楽なのです。(2011/10/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559720

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    トティチウス:「ムード・インディゴ」による変奏曲と終曲/ピアノ協奏曲第1番/ネイティブ・アメリカンの詩による4つの歌(バルトリ/クラリンゲン/サンクトペテルブルク響/ランデ)

    幼少期からピアノとヴァイオリンを学び、高校に入って作曲を始めたというロティチウス。バッハやバルトークの影響を受け、交響曲やバレエ、数多くの室内楽作品を発表したものの、当時のアヴァンギャルドな響きに不満を抱き、ジャズ、ポピュラー音楽に目を向けます。その後、ブレヒトの歌に興味を持ち、ミニマル音楽の要素を取り入れることで、自身の作品に独創性を与えることに成功、この「ムード・インディゴ」はデューク・エリントンの名曲を変奏曲に作り変えたもので、ゴキゲンなムードに満たされています。(2017/08/25 発売)

    レーベル名:Navona
    カタログ番号:NV5913