ステッフェンセン, シェルド・ライベッカー
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バッハと同じ年にドイツで生まれるも、20代後半からイギリスに渡り、この地で生涯を終えたヘンデル。そのせいか、彼は母国語であるドイツ語を作品に用いることはほとんどありませんでした。この「9つのアリア」は珍しくドイツ語の歌詞によるものです。ハンブルクの詩人ブロッケスは当時広く愛好されていた人で(他にもテレマンなどがこの詩人のテキストを用いている)、自然の美しさから神を見出し、その存在に祈りを捧げるという内容がヘンデルの心を捉えたに違いありません。ソプラノ、ヴァイオリンと通奏低音という小さな編成ですが、まるでオペラのアリアのようにドラマティックで技巧的。声の美しさを存分に堪能できる作品です。グローリアは、1707年、彼がイタリアに滞在していた頃に書かれた作品で、ずっと行方不明になっていましたが、2001年に発見されてからというものの、ローマ・カトリック教会の重要なレパートリーとなったものです。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572587 |